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2014.03.19
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カテゴリ:弱虫ペダル
弱虫ペダル 第23話「トップスプリンター!!」


「アイツ、全身、スプリントマシンだ!」

今回はなんたって「アブ!アブ!」回(笑)
トレンド入りおめでとう♪


あらすじはコチラ



前回の主役は完全に御堂筋君でしたが、今回は間違いなく泉田でしたね。
準主役は・・・坂道母?(笑)




インハイの前夜

「僕、明日から3日間 試合でいないからねっ!」
「最近のアニメは試合まであるの?」


以前、ちゃんと説明した筈なのに、自分の息子が今何をしているのか全く把握していない母。
試合だと言ってるのに、ハイキング並みの想像しかしていない(^^ゞ
でも、最後の一言は・・・坂道の思いと一緒で。

「髪の赤い子と目の細い子も一緒に行くの?

それは安心ね


母の言葉に大きく頷き、そして今、インハイのスタート地点にいる。みんなと。
そしていよいよ、インハイの一日目の幕が切って落とされた。



列が動き出した。
それに伴い、みんなの息遣いや緊張が伝わってくる。
それを感じ取った途端、ウォーミングアップしてあった筈の身体が思うように動かなくなってしまう。
そんな坂道の背を押して話しかけてくれたのは鳴子。

「流れに乗れよ、小野田君」

しかし、走り出すとそれだけではない。空気が坂道を押し、そして引っ張るのだ。これが、本格的な公式レース。


「慌てるなよ、小野田」

でも、もう1人坂道の隣で話しかけてくれる今泉。
今はまだ本格的に始まったのではなくパレードみたいなものなのだと。
いきなり全開では怪我人が出るからという事でそう決まっているらしい。
本スタートは2km先。
一日目はほぼ平坦。
坂道のようなクライマーにとっては我慢のコースになる。


goal2

「でも、きばろうや小野田君。
なんとか踏ん張ってきばって生き残って
わいはな、こうやって3人で肩組んで3日間トップでゴールしたら最高に気持ちエエんやろなと思ぉとるんや」


それを聞いていた今泉は

「珍しいな。俺も頭数に入ってるのか」と返す。

つい、素直に言っちゃった(腐っ)鳴子・・・顔を赤らめるなよぉ(〃∇〃) てれっ☆

まぁ、やっぱり御堂筋君の一件を見てたらそう言う気になるよね。

「おまえ泣き顔見んのはゴールしてからでイイと思ってな」

だが、鳴子の言葉に「甘い」と言い切った今泉。
ここでまた喧嘩か?と思われたが

「そういう絵は悪くない!」

2人の言葉に力がわいてくる。

「行こう!生き残ろう!そしてゴールへ3人で」



リラックスして走っているところへ、前からワザと下がってきた者が。
山岳だった。
みんな、箱学という事で何も言わないが横目でチラリと見る。

「やぁ、坂道君!
勝負だよ。絶対山に来て そしてもう一度本当の勝負をしよう」


「うん」という坂道の答えに再び前へと戻っていく山岳。


しかしさぁ、あの箱学の唯一の1年生と坂道が知り合いだという事をもっとみんな驚こうよー!!
注目してるくせにどーして誰も騒がないの?(笑)



そしていよいよ、本スタート地点にさしかかった。

「もう逃げ出す事は許されない。戦うしかない!」

rival


先導する車からフラッグを持った男性が・・・旗を振る!

すると、今までとは比べ物にならない速さで走り出す。
それでも付いていけるのは合宿の賜物か?

「ちょっと行ってくるわ」

と、ここで鳴子は田所と共にグイと前に出る。
出たのは2人だけではない。各校のスプリンター。

「さぁ、始まるっショ」

まっすぐなコースガンガン飛ばすスプリンターは花形。
まっすぐな分嘘が付けない。ズバリ勝ち負けは力の差

「ド頭、相手をねじ伏せ先頭を取る事は、力の差を見せつける事になる」

その事実は相手へのプレッシャーとなりアドバンテージを取れる事になりレースの主導権を握れる。

いよいよ何校かのスプリンター達が飛び出していく。
しかし、田所はまだ飛び出すなと指示を出す。待ちきれない様子の鳴子。
田所は前に行った選手が後ろを振り返り千切ったと思うその時まで待てと言う。



一方、幹たちは通司の車に乗り込み、給水ポイントに先回りする事に。

「最初のリザルトで1位を取れば精神的アドバンテージを取る事が出来る事になる」

このチームには追い付けないと思わせる事で全体をコントロール出来るようになるのだ。
その為に今激走しているスプリンターが各校いる。

「各スプリンターにとっては、チームの為でもあり自分の為でもある。称号よ」

自分の一番有利なポジションを取る
トップゴールを狙う
欲しいものは誰より早く、そして負けない最強最速の称号。


金沢三崎の柴田が後ろを振り返った。
インパクトを与える意味もあり、ここまで飛び出さなかった二台はいよいよと飛び出していく。

「おらっ!行くぞ、赤頭っ!」

ここからしかもトップスプリンターが2人という総北にみんなビックリ。
しかし、悠然としている者が1人。

「胸が張り裂けそうですよ、楽しみ過ぎてね」

泉田だ。
十分ハンデを与えると。

「僕がコントロールしてみせますよ」


ところが、この2人
作戦も何も無い。協力するどころか自分が前に出たくて同じチーム同士なのにやり合っている。


ハチャメチャな田所と鳴子。これを作戦と思い込んだ柴田は一歩抜きん出る。
その速さに、追い付けないと思い始める選手が出てくる。
しかし、この2人には全く関係がなかった。
ってか、こんな場面で尚自分が前へ出ようとする。

振り切った!そう実感した柴田。だが、後ろを振り返ろうとした次の瞬間、田所と鳴子は柴田の横を走っていた。
言い争いしながらアッサリと柴田を抜いていく。

「なんでそんなに走れるんだー!!」

だが、その次の瞬間、柴田は真後ろに物凄い光景を見る。



到底仲良くなど走っていないだろう・・・金城はそんな2人をわかっていて同時に行かせた。
もし、1人1人だったらスプリンター集団に追い付くのが限度だっただろう。
だが、今現在千切ってトップを走っている

「競争しているからだ!」

敵だろうと同じチームだろうと絶対前を走らせたくないと言う思い。それが今の速度を維持させているのだ。

「スプリンターとはそういう生き物なのさ」


金城の想像通りだった2人だが、そこに1人混ざってきた者がいた。

箱学の泉田

「楽しそうですね。その遊び、僕も混ぜて貰ってイイですか?
どうも、はじめまして。2年の泉田塔一郎といいます。僕、神奈川の最速屋とも言われています」


いともアッサリと各校のスプリンターを抜いてきた泉田。
誰も知らない中、柴田だけは知っていた。

「アイツ、全身、スプリントマシンだ!」


突然、見せつけるようにジッパーを下げ上半身の肉体を晒す泉田。
それを見た田所と鳴子は一斉にスピードを上げる。
だが、泉田は左腿の筋肉をパンと叩いたかと思うと、一瞬にして間を詰めてきた。
その反応の速さに口だけではないと感じる鳴子。

最初の計測ポイントまであと3km
鳴子はここで一気に引き離しにかかろうとする。そしてそれに乗ろうとする泉田。
しかし、田所はそんな鳴子を止める。


「ビビっときた時が飛び出す時やろ!」

なんで止めたのか?泉田は楽しそうに。鳴子は悔しそうに問う。
しかし、それには答えず、どうしてジャージの前が開きっ放しなのかと、実力と成績の差を指摘する。

「調整をしてたんです」

全てはこの夏のインハイに照準を合わせて。

休み中に十分に栄養を取り、春先から徐々に絞り出し肉体のピークをこの大会に合わせる。
だから、途中の大会では大した成績はあげられていなかった。
よく考え組み立てられた肉体。

楽しいですよぉと言いながら漕ぐその姿は、ナルシスト以上の不気味さを感じる。

それにしても、泉田の筋肉を強調しているシーン、そのまま身体が化け物みたいに変形していくんじゃないかと思っちゃいましたよ(^^ゞ

「僕自身が筋肉になるんですよ!」

そう言った途端、泉田が本気モードでいきなり全開で走り出す。
マズイ!と2人が感じた時には間を開けられ。
必死に追いかけるのに追い付けない。

「アブ!アブ!アブ!

必死にペダルを回す2人に言い忘れた事があったと振り返る泉田。

「しめますよ、ジッパー。本気の時はね。
でも今回は、しめなくても行けそうだ」






Cパート

1年トリオに手品を披露してくれる金城。
感心され拍手を贈られてドヤ顔(笑)

kinjou11

「第二幕の開演だ。頼んだぞ、今泉」

って!こ、これはいかがなものなのかな?(汗)

magic




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Last updated  2014.06.18 17:04:39
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