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カテゴリ:デキるビジネスマン!
昨年からの経済危機で、いろいろなことが迷走して
いますね。 自分の過去のブログを読み返していたら、『アメリカ で住宅が売れていて、とても景気がいい』とか 『トヨタ車が北米で絶好調、GMを抜いて世界一か?』 とか、『商品に世界中からマネーが流れ込んで商品市況 が活況だ』とか、世の中うまく進んでいたような気が していました。 ところが、それと並行して、いろいろな格差の問題 や心の問題なども取り上げられ、漠然と「何かがおかしい」 とも感じていました。 ここにきて、これまでの流れを検証するレポートや本が たくさん出てきていて、僕もこの「何かがおかしい」と いうことを考えてみたくて、いくつか本を買って読んで います。 まず読んでみたのが、高杉良の 市場原理主義が世界を滅ぼす!です。 この本の中で高杉さんが主張しているのは、 ・小泉-竹中政権によってアメリカ型の資本主義や 拝金主義が深く日本社会に入り込み、人心が荒廃 してしまった。 ・デフレの中で資産査定の厳格化を通じて不良債権 の処理を進めた政策が、多くの中小企業を潰して しまった。 というようなことです。 振り返れば、僕も半ば無批判的に小泉さんや竹中 さんを見ていましたが、今回の高杉さんの視点で 振り返ることで、確かに考えさせられる部分が多かっ たです。 もう少し他の本を読んでみようと思いますが、 「市場原理主義」というのが、この時期を検証する キーワードのようです。 ただ漠然と不安な思いで過ごすのでなく、検証を 踏まえながら自分の生活も考えてみたいなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月14日 11時57分25秒
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