右腕ギプス生活も2週間が過ぎ、息子はずいぶん慣れてきた様子。
右利きなので不便なのは確かですが
「あれとって」「これやって」など けっこう上手く人を使います。
学校では積極的に手伝ってくれる子もいるとか。
服の脱ぎ着やお風呂は私が手伝っているけど トイレは大丈夫。
1週間は私がランドセルを持って 娘と一緒に集団登校についていっていたけど 1人でも背負えるし もう大丈夫。
というか 手が固まっていることなんかお構いなしに 走り回ったり、危ないところにわざと登ったり ・・ 困ったもんです。
保健の先生には 過去、右手を骨折した1週間後に左手も折って両手を吊っていた子がいた とか 片足ギプスで松葉杖をついていたら さらにこけて車イス生活になった子の話などで 脅かされました。 体のバランスがとれていないから 骨折していると普段より危険なんだそうです。
私も学校の先生方も言い聞かせていますが 聞きゃあしない。
お医者さんにも「じっとしていないと骨が変な形に固まっちゃうよ」って言われました。
でも やたら汚れたギプスを見れば 普段おとなしく三角巾で吊っていないのが丸分かりです。
走るわ 腕を振り回すわ あげく固い腕を武器にケンカはするわ どうしたもんでしょう。
授業では気が向いたときだけ左手で みみずののたくったような字を書いています。
書くだけで褒められるし、宿題は半分免除されるし、マラソン大会は参加しなくて済むし、本人にとっては けっこう「渡りに船」のようです。
そのためか 1年生に「いいなー 自分も骨折したい」とほざくおバカさんが続出。
「痛いよー。不便だよー」と脅しつつ説明すると「やっぱり折らなくていいや」なんて言ってました。
人に面倒かけてもらえるのがうらやましいんでしょうね。 こどもだなぁ。