カテゴリ:日々の暮らし
パレスチナのガザ地区の死者が2万人を超えたという。
しかも、その内5千人以上が子供で、行方不明者はさらに数千人におよぶという。 つまりネタニアフとイスラエル軍は、毎日、毎日、200~300人のパレスチナ人を殺し続けていることになる。 ためらいも反省も後悔も全く示されないことから、もはや狂人と狂気の軍隊と言ってよいだろう。 よく知られているように、かつてヒトラーによるジェノサイドの被害者はユダヤ人だった。 しかし、現在パレスチナで行われているジェノサイドの加害者は、ユダヤ人だ。 さて、パレスチナには、ヨルダン川西岸地区というもう一つの暫定自治区がある。 こちらはハマスという政治結社が支配している訳でもないため、あまり報道もされていない。 ガザ地区と違って、パレスチナ人が平和に暮らしていると思っている人もいるだろう。 しかし、ヨルダン川西岸地区でも10月8日以降に250人以上のパレスチナ人が殺されている。 ヨルダン川西岸地区もイスラエルの占領地であり、イスラエル人の入植地が年々拡大されているため、入植者を守るという名目でイスラエル軍や自警団が日常的に闊歩している。 驚いたことに、10月8日以前も、毎月10~30人のパレスチナ人が理不尽に殺されていたのがヨルダン川西岸地区の日常であった。 そして、ヨルダン川西岸地区では毎日2人以上の子供がささいな事で強制的に連行され、虐待を受け拘束されているという。 その事実を初めて知ったイスラエル人監督が作った映画が「Two kids a Day」だ。 この作品は世界の教養教育番組や作品を評価する「日本賞」の第50回グランプリをとっており、12月23日(土)の夜にEテレで放映される。 イスラエル人が知らなかったヨルダン川西岸地区の悲惨な状況を、イスラエル人にも知って欲しいと思ったイスラエル人がいる事は、一筋の光明かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/12/22 07:50:27 PM
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