麻痺
横浜はいい天気だ。世の中は帰省シーズンなので、眼下の環状2号線も心なしかクルマが少ないように見える。脱衣カゴへのオシッコも2日で終わったようだし、ネコ達もこれといった悪さをしていないようだ。しかしスマトラ沖地震の津波被害は全然想像がつかない。国連発表の“死者8万人以上”とは、どの様なものだろうか。被害総額10兆円以上といわれた阪神淡路でも、死者は約6,400人だ。だんだん神経が麻痺していきそうだ。非常に不謹慎なことだが、既に殺人事件については麻痺しかけている。毎日のように殺人事件が報道されていると、1人殺されただけでは“ふ~ん、怖いなぁ”くらいになってしまう。地震などの災害についても、何十人単位の死亡では“たいしたことなかったな”という感じになってしまうのだろうか。“慣れる”ということは、決して良いことばかりではない。