テーマ:洋楽(3357)
カテゴリ:Books
昨日は運動会(最近は小洒落て”Sports Festival"というらしい)があった。今年で三年目、毎年昔の知り合いと会うが、これ以外の機会では会わないのが考えると不思議。三年連続で好天に恵まれており、これはきっと学校に天気予報に詳しい人がいてこの日は必ず大丈夫だという日を選んでいるのではないかと密かに疑っている。
近所の図書館はあまり広く無いのだ、蔵書は市内全部を網羅しており、オンラインのデータベースで探せば人気のある本以外はすぐに取り寄せてくれる。興味のありそうなキーワードで探すのがGoogleで遊んでいるような気になって面白い。 音楽関係で、三冊借りた。一冊目が岩本晃市郎著「空想音楽図鑑」、ピーターバラカン著「ロックの英詞を読む」、荻原健太著「ロック・ギタリスト伝説」。 「空想音楽図鑑」は、岩本氏がビートルズの「リボルバー」と「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の2作品が生まれた時代のブリティッシュロックの解説書。装丁は綺麗だが、内容的にはそれほど目新しいものを感じないし、誤植などの誤りも多いようだ。オタクっぽい読者が間違いを丁寧にも手書きで修正しているのが印象的だった(公共のモノに手を付けるたあ、とんでもない奴だが)。 「ロックの英詩を読む」は著者が「自分で選曲しなかった」と説明している通り、選曲があくまでも音楽素人用で面白くない。ただ著者の説明から歌詞の解釈はかなり感覚的なものであり、受け手によって色々な取り方ができることを改めて認識した。文化背景が判らない日本人にはとてもわからない感覚というのもある。 最近発売された「ロック・ギタリスト伝説」は、とても最近発売されたとは思えないような内容だが、購買層を完全に50歳前後に絞った企画なのだろう。流石に著者はギタリストだけあって、解説は丁寧。 さて、個人的にここに挙がられている以外のギタリストを選ぶとしたらどうなるか。Mick RonsonとCarlos Alomor(共にDavid Bowie筋)、Chris Spedding、Neil Hubbard(Bryan Ferry筋)、Sonny Landreth(John Hiatt筋)、石田長生、Lowel George。GuitaristとしてのSteve Winwood。Mick Taylor。 ハードロック系でMark Bolan、Peter Frampton、Robert Welch(Paris時代のBob Welch)、Joe Perry、Mick Ralphs、Ollie Halsall、John Squire。FunkでLeo Nocentelli。アコースティックのDon Ross。ジャズ系Tuck Andreth。最近若手三大ギタリストと呼ばれている内の二人、Derek TrucksとJohn Fulcianteも合格、といったところですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 24, 2009 01:41:09 PM
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