Walk on the Wild Side

昨日は天気が良く、また体調も良かったので、午後から久しぶりに庭の芝生の手入れをした。昨年植えた芝生はトヨタのTM9という手間があまりかからない品種なのだが、昨年秋の手入れがあまりに不十分だったからかサッチ（古い芝の残り）が溜まってしまっていたので、それをまずかき集め、根切りと空気を土に入れるためスパイキングで芝に穴を開けていく。そして最後は空いた穴に目土を入れ平らにし、肥料を撒いていく。特にサッチ集めが一番背中に堪える。しかし仕事の後のビールの味は格別（特に久しぶりのキリン・ハートランドビールだったのでこの上無かった）。



さて3週間以上かかったが、Robert B Parkerの警察署長Jesse Stoneシリーズ、第三作目2002年の”Death in Paradise"を読破。ソフトボールの試合を終えたJesseの仲間がフィールド横の池でTeenagerの女性死体を発見。やっとのことで身元を見つけたが両親はそんな子は知らない、と言う。どうもBillyは勘当されており、その後Shelterにいるところまでは突き止める。BillyのほかにもShelterで消息を絶った女性が残した電話番号は何と因縁のGino Fishのオフィスだった。

本作では、一作目と異なり何度もソフトボールの試合の様子を通じてJesseが愛する野球へのこだわり、プロとしての意地が描写されている。またJennに紹介された禁酒カウンセリングを通じてJesseが酒から離れられない理由を分析していくのが特徴的だ。Jesseは結局すべて自分のせいに抱え込んでいく孤高の人だった。

一作目は女性弁護士、今回はBillyの通っていた学校の女性校長Lillyがお相手で、Jennとも会いながら、その仲を隠そうともせず、Lillyとの仲が続く。少しづつキャラクターが固まっていくようだ。

そういえば有料放送では本シリーズのTV番組もやっているようだ（Jesse役はTom Selleck）。一度見てみたいが、ちょっとイメージが違うのが怖いかもしれない。