テイスティングワイン会 ボルドー編
ここ最近のボルドーの値上がりを横目で見つつ、それでもボルドーの地域・村による品種または同一品種でもテロワールによる違いを感じてみようと思い久しぶりにワイン会を行った。但し、高すぎるボルドーには手を出さず会費一人1万円、10人限定でフレンチ5品+持込料+シャンパン1本+ワイン10本は出すという縛りで行ってみた。最初 お店がセレクトしてくれたシャンパーニュ(名前忘れた…) 美味しかったんです!1)04エール・ド・リューセック…ソーテルヌ。リューセックの辛口白。薄いがサッパリして意外と好評。2)99シャトー・ラ・ポワン…ポムロール。ポワントではない。全く無名ながら充分ポムロールのテロワールを感じ気楽に飲める。(00カノン・ド・ブレム…カノン・フロンサック。大ブショ! が、別の意味で勉強になったとウケた)3)01シャトー・コルバン…サンテミリオン。ポムロールの後だと動物的。アフターにリコリスを強く感じる。4)99シャトー・セネジャック…オー・メドック。ブレムの予備。アフターが短いもののタンニンはこなれ飲み良い。5)04ロゼ・ド・カロン…メドック? カロンセギュールのロゼ。口当たり良く好評。6)99パヴィヨン・ルージュ…マルゴー。あっさり飲めてスイスイ。値段の割りに印象希薄。よく言えばマルゴーの優しさか。7)01アミラル・ド・ベイシュベル…サン・ジュリアン。当たり外れの大きいベイシュベルだが当たりを引いた!!果実味もありながら旨味も出ている。アフターの長さは言うまい。8)01ル・バアン・デュ・オー・ブリオン…ぺサック・レオニャン。思ったよりまだ硬い。果実味もまだ開いておらずタンニンが印象的。ポワラーつけると良かったか?9)01デュアール・ミロン・ロートシルト…ポイヤック。狙い通りタンニンがそろそろこなれておりエレガント?とまでは言えないが「これぞポイヤック」を感じさせてくれた。10)01ラ・ダムド・モンローズ…サン・テステフ。案の定まだ硬い。01でセカンドでも硬い。しかし、酸の出方などは特徴を出してくれていたと思う。今回、2001年やセカンドが多くなったのは「値段」と「飲み頃」のバランスを考えたため。特別飛びぬけたものは正直なかったが、みなそこそこ飲むことができたし参加された方も喜んでくれたようだ。(その証拠にシェフ用に取っておいた底もいつの間にか飲まれどの瓶もほとんどなくなっていた…シェフごめんなさい)