晩酌ワイン
2003 ロッソ・デル・サレント“ネロ”アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ1997年がファーストビンテージの『ネロ』は、『黒』の意味。ペッツオ・カーサ畑とグラッシチェリ畑の合計3haに植えられ、コルドン仕立てでヘクタールあたり4,500本の株密度。葡萄品種はネグロアマーロ:70%、カベルネ・ソーヴィニョン:30%との記載ですが、マルヴァージア・ネーラが10%(その場合はカベルネが20%)との情報もある。主となる『ネグロ・アマーロ』は、ここプーリアとシチリアで活躍している葡萄品種。元来はギリシャ原産。暖かく乾燥した土地を好むこの品種は長熟型の赤ワインを産むそうです。すごいパワフルで凝縮感があり、タンニンも強い。が、どんどん開き子羊の脂身に併せてもそのしつこさを旨味と甘味に変えてくれる。濃厚なルビー色、樽もあるが果実の香りを強く感じる。プラムのジャムや甘みのあるスパイスのニュアンスでアフターも長く楽しめる。