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[ビジネス本] カテゴリの記事

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  自立・昭和的価値観・逃げ切り

  自立は大事である。しかし、実際年金や医療制度といった福利厚生を受けないで自立できる人は どのくらいいるのだろうか？多分殆どいないのではあるまいか？3年で辞めた若者はどこへ行ったのか？から、ここ数十年で日本人の精神が江戸時代に先祖返りしてしまっている話を紹介本当の自立ってのは、難しい紹介したい言葉174　昭和的価値観のネックは、最後まで乗り切れればよいものの、乗って二〇年くらい経つうち、悲しいほど適応力の無い人間に落ち着いてしまうという点にある。団塊あたりの人たちと話すと、「いかにして逃げ切るか」というテーマを抱く人が実に多い事実に驚く。人生とは本来、逃げ切るためのものではないはずだ。では二一世紀、どのような生き方が求められるのだろうか。一言でいうなら、自助の精神。つまり、組織やレールに頼らずに、自分の力でなんとかしろということになる。と書くと、とてつもなくハードルが高いと思われるかもしれないが、実はこの国は、そういった変化を既に一度経験している。明治三年に出版された『西国立志編』（Ｓ・スマイルズの『自助論』の和訳）は、「天は自ら助くるものを助く」というあまりにも有名な一節と共に、他力本願でない自助努力の必要性を日本人に説き、当事としては異例のミリオンセラーとなった。江戸幕府が崩壊した翌々年、まだ日本中に藩や殿様がひしめきあっていた頃の話だ。二六〇年余り続いた江戸時代のおかけで、人は生まれで人生があらかた決まってしまい、その中でこぢんまりとまとまってしまう習性が骨の髄まで染み付いていた。ある日突然その縛りがなくなり、「これからは自由だ！」と言われたものの、刀と禄を取り上げられた士族は怒り、平民は平民のまま一生を終えることに疑問を抱かない。それでいて、困った時は「お上はいったい何をやっているんだ」の精神だ。そんな江戸期の惰眠に活を入れたのがこの本で、自分で目的地を見つけ、歩いていくことの重要性を、何百という事例をあげてひたすら説いている。我々の先祖は喝采と共にこれを受け入れ、見事に消化していったのだ。少なくとも当時の日本には「侍の権利を奪うなＩ」と叫ぶ自称労働者政党も、貧民を引っ張り出してきては「ほらこのとおり、明潜維新のおかげで格差は拡大している！」とやってしまう痛いメディアもいなかった。そうやって長い鎖国の眠りから醒め、近代国家への道をひた走った日本だが、何時の間にやら先祖がえりしていたらしい。個人的には、チョンマゲを落とされて困惑する明治人と、「やりたいことが無いんですが」と嘆く大学四年生は、同じ人種だと思っている。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと今問題の年金問題も医療制度崩壊も、若者の将来の不安も本当の意味で自立していたら、全然無問題（もーまんたい）だ。お上に解決を願う人も、ミスを棚上げにする政府もどちらも自立できていない国、それが日本実際まだまだだが、本当に自立した人間を目指したいモノだ精神的にも、経済的にも、肉体的にも━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年10月04日

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  知的立国を目指す日本の現実

  法科大学院での弁護士合格率が予想以上に低く問題になっていますが、大学院修了生の就職難も相当なモノのです3年で辞めた若者はどこへ行ったのか？から、知的立国を目指す日本の現実を紹介したいと思います。無為無策の典型みたいな話で、お上に頼ってはいかんという話になります紹介したい言葉084頁　知的立国を目指す日本の現実　「アメリカ時代、机にかじりついて勉強していた他国の留学生たちが、自国の企業でそれなりのポストについて活躍している姿を想像すると……』のままじゃ、日本は本当にダメになりますよ」　彼はこの問題が、企業内だけではなく、社会全体にまで深く影を落としていることに気づいている。年齢で序列を決めるやり方だから、専門性なんて重視されない。院卒より学卒だし、大学で勉強なんかしなくても大企業に入れちゃう。四年間無駄に過ごしてしまうことは、社会にとっても大きすぎる損失ですよ。倉庫で眠っている間に句を過ぎてしまった在庫みたいなものだもの」　特に、学士と修士の間には明確な線が引かれている。一定の専門性が要求される一部の技術職を除けば、修士以上への進学は非常なリスクを伴うのだ。特に人文系で進学しようものなら、民間への就職は著しく困難となる。年齢で処遇を決める日本企業にとっては、彼らが身につけた専門性など無用の長物であり、まして年齢が高い分コスト高なためだ。以前お会いしたある著名な社会学者は、院進学を希望する教え子に、きまって以下のように伝えるという。　「君の実家が自営業なら、院に進んでより深い知識を学んでもいい。でもそうでなければ、諦めて就職しなさい」　これが、世界二位の経済大国にして、知的立国を目指す小国日本の現実なのだ。年功序列制度とは、アカデミズム殺しという顔も隠し特っている。そういう意味では、九〇年代に知的立国をうたい、企業内（もちろん官公庁も）のこの構造的問題には一切メスを入れることなく、ただいたずらに博士課程の人員を増やした文部科学者の罪は重い。彼らは最初から余剰博士を作りたかったか、あるいはよほどの阿呆ぞろいなのだろう。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと法科大学院について：志望者は、なぜわざわざ今後競争が激しくなる世界に行ったのかという疑問がある。自分の立場ならその時期に人気薄になったであろう資格業の勉強をするやるべきこと：文化系大学院に進みたいって言う人が身近にでたら　「君の実家が自営業なら、院に進んでより深い知識を学んでもいい。でもそうでなければ、諦めて就職しなさい」　「君の実家が自営業なら、院に進んでより深い知識を学んでもいい。でもそうでなければ、諦めて就職しなさい」と二回言う。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年10月02日

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  少子化はなぜ深刻化したのか

  ＡＥＲＡとかで結婚や少子化について、いろんな角度から特集されてますが、結局の所「金銭的な面で将来が不安」だから結婚できないってのが本音だと、少子社会日本では総括されておりまする。紹介したい言葉126頁　第６章　少子化はなぜ深刻化したのか一章に詳しく述べたように、未婚率の上昇、特に、二〇〇五年時点で三〇代前半層（一九七〇年代前半生まれ）の未婚率の増大が著しい。そして、ここ一〇年の間に、既婚夫婦の子ども数の低下も始まり、合計特殊出生率の低下が加速した。つまり、結婚しない人が更に増え三〇代に達し、結婚しても子どもを産まない人、子ども数を絞る夫婦が増えたということである。そして、この超少子化傾向は、一九九五年頃から出産適齢期に入った一九七〇年生まれ以降、つまり、団塊ジュニア世代以降に顕著となる。この少子化傾向の深刻化は、経済状況が大きく質的に変化した中で起きたものである。一九九二年にバブル経済がはじけ、一九九〇年代後半に入ると、若者をめぐる経済状況が悪化した。一九九〇年頃までは、「男性一人の収入では豊かな結婚生活を期待できない」から結婚を先延ばしにする人が増えたという認識でもかまわなかった。しかし、近年は、結婚後の豊かな生活を期待するどころではない。「男性一人の収入では人並みに暮らしていくことさえもできない」状況が出現したのである。そして、この若者の経済状況の悪化によって、若者の「希望」が削がれ、その結果、「結婚や子育てに希望がもてない」若者が大量に発生する社会となった。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと大量票である高齢化層を満足させつつ、結婚適齢期世代を結婚に促せる政策を提示できたら、次の選挙は勝てるかと。もっとも絶対に誰かがババ引くはずで、そんなん浮かばないけど次回は、将来に不安があると結婚をどう扱ってしまうのか紹介です━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月16日

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  結婚できない男

  結婚できない男でしたっけ？阿部寛が40代で優雅な独り身男性の生活をコミカルに描いたのは？あれは、本当は「結婚しない男」だったわけですが、現在は本当の意味で「結婚できない男」が増えてるみたいです。いや、正確には選んでもらえない男かも、本日紹介するのは少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ 、複合的理由で日本の少子化が進んでいる事がよくわかり、アマゾンのレビューも良い評価多い良書ですまずは少子化の理由はひとつではないという点で著者の説得力のある書き出しを紹介です紹介したい言葉8頁　少子社会日本の幕開け経済学的分析、社会学的調査が山のように行われ、出生率に与える統計的に有意な差異を見いだそうとする学術研究も盛んだ。確かに、そこでは、「△△があると、出生率が○・○××ポイント上がる」などの分析結果が示される。その研究結果自体は正しいが、えてして、木を見て森を見ずになりがちである。少子化は、様々な要因がからまって起こるものである。それを、単一の要因に帰することはできない。結婚しない原因、子どもをもたない原因は、個々人の事情によって異なっている。仕事をしたいからという人もいるだろうし、子どもが嫌いという人もいるだろう。ただ、そういう人がいるからといって、それが日本社会で進行している少子化の主因になるわけではない。また、統計や調査分析でいくら細かい分析をしても、すべての変数を長期間にわたってフォローできるわけではない。変数間の関係も複雑で、ある条件の時に作用するがある条件の下では作用しないといった関係を大量に処理するのは、難しい。つまり、統計調査の分析を積み上げて少子化の原因を導くのは、今の段階では、無理なのだ。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと丁寧に理由を探る大切さ、世の中はいろんな事が「風が吹けば桶屋が儲かる」なのだから━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月10日

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  先を見通す力をコントロールする

  将来は見通せないけど、いくつかのパターンは予想できるはずで、そのどの場合に転んでも大丈夫なように準備しておく必要があるのだよと 金持ち父さんの予言で父さんは言ったらしい今回紹介する例では、「船」についてですがサブプライムでの「不動産」「商品」とかも、同じ流れを辿ったような、これから辿るような…？紹介したい言葉297頁　コントロ－ルその4　先を見通す力をコントロールする私がこれから話すプロセスは、フラー博士が「短命化」と呼んだ原理だ。複雑で頭を滑乱させる説明は飛ばすとして、わかりやすい例としてタイタニック号の話を使って説明する。タイタニック号建造より何世紀も前の原始時代、丸太にしがみついて流れを下るうち船の可能性に気が付いた人類は、それからまもなく丸太を削ったカヌーを作り、次に、板と骨組構造を使ったもっと軽いボートを作り始めた。この木製の船はどんどん大型化し、次に、南北戦争で戦った世界初の鋼鉄艦モニトル号とメリマック号が登場する。鋼鉄を使った造船技術が導入されるとすぐに、船は海の巨人へと成長し世界中に乗客や貨物や兵器を運ぶようになった。事業家たちは船に投資し始め、どんどん大きな船を求めた。そして、それはタイタニック号の悲劇が起きるまで続いた。タイタニック号が沈んでまもなく、船の黄金時代は終わる。これが、フラーが未来を予測するために使った原理の一つ、短命化を非常に単純化した例だ。簡単に言えは、短命化とは、小さく始まってだんだん成長し、あまりに大きくなり過ぎてまた小さくなり突然姿を消すか目に見えなくなる過程のことを指す。例えば、無線による通信は目に見えなくなった例だ。成長の終わりは、タイタニック号や巨大飛行船ヒンデンブルグ号の例に見られるように、大惨事によって明らかになることもある。フラーは、要するにテクノロジーが巨大化しすぎるのだとよく言っていた。タイタニック号をはじめとする大型船舶の場合、大きくなり過ぎてコントロールできなくなっていたのに、船を操縦する人間は沈まないと信じていた。そして、新しいテクノロジーが登場した。飛行機だ。当時初期段階にあった飛行機は、小さく始まってどんどん大きくなっていった。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと今巨大になっているモノは小さくなるのではないか？見えなくなってしまうのではないか？と考えてみる。飛行機は100年くらいの間に、車みたいに小さくなって個人の乗り物になるやもしれないとかじゃあ翻って金融で、今小さく始まって大きくなりそうなのはどこなのか？個人的には、まだ市場が開設されてない国（キューバとか）が面白いと思うのですがどうでしょう？　まずは投資方法から調べなくてはいけないですけどね━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月09日

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  資産は負債

  ここ一年間の金融資産の変動幅って30％と50％とかってざらにありますよねこれって資産の価値が簡単に半分になるって事で、そうなったらすでに資産じゃないわけですよ 金持ち父さんの予言でその辺をうまく説明して他ので紹介ですちなみに2003年3月ってのは米国の（ＩＴが銘柄によっては9割以上値下がりした）ＩＴバブル崩壊のことだと思います。紹介したい言葉●資産は負債金持ち父さんが息子のマイクと私に教えてくれたことの中で、もう一つとても大事なことがある。それは、すべての資産が負債になり得るということだ。金持ち父さんはこう言った。「すべての資産は一瞬にして負債に変わる可能性を持っている。だから資産を買う時には注意しなければいけないし、買ったあとはもっと注意しなければいけない」二〇〇〇年三月以前に大勢の人が買ったのは、技術的には確かに資産と呼べるものだったかもしれない。だが、その同じ「資産」が、二〇〇〇年三月を過ぎるとあっと言う間に負債に変わった。今、これほどたくさんの人が引退後の生活に不安を感じているのは、退職勘定に資産を持っているという認識から、本当は負債を買っていたのだという事実への急激な変化のせいにほかならない　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと本当は負債を買っていないか注意する　→　今ってキャッシュで持ってる方が安全なんじゃね？とか思った　　　→　みんなそう思ってたら買いかもしれんです━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月07日

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  アメリカは第二のアルゼンチンになるか？

  昨日発表の失業率が悪化していた米国ですが、もしかするとまだまだ悪化するかもしれません 金持ち父さんの予言によると、アメリカは少し長い目で見るとアルゼンチンや韓国のように一回破綻するかもしれないのです。日本も５年、１０年だと危ないかもしれないと思った文章です紹介したい言葉● アメリカは第二のアルゼンチンになるか？アメリカ人の多くは自分の国が日本と比べられるのをひどくいやがる。アメリカの多くの経済学者は、いま日本で起こっていることはアメリカでは起こらないと言っている。私もその意見にはほぼ賛成だ。将来アメリカに何が起こるか、どこかと比べるとしたら、アルゼンチンの方が適切だろうと思う。アルゼンチンはほんの数年前までは豊かな工業国で、すはらしい生活水準を誇っていた。お金のたくさんある国で、ヨーロッパ人が好んで行く場所でもあり、多くの点で南アメリカというよりむしろヨーロッパ的なところがあったところが、その後ほんの数年の間に、とても豊かだったこの国は、貧しく、多額の借金と弱い通貨を抱えた破産国になってしまった。お金がこの国から出て行くと同時に、金持ちたちも出て行った。今のアルゼンチンは税金が高く、通貨は価値を失い、汚職がはびこっている。今、これらの問題が解決されなければ、本格的な無政府状態になってしまうかもしれない。アルゼンチンと同じようなことが、今から二十年後、三十年後のアメリカに起こり得るだろうか？　たいていのアメリカ人はそんなことはないと思っている。嘆かわしいことに、自分の問題を政府が解決してくれることを期待するようになってしまったアメリカ人が多すぎる。比較的年齢の高いアメリカ人たちは、問題を解決する代わりに、もっと政府を大きくして税金を上げるような政治家を選ぶのではないだろうか？私はそれが心配だ。これまでに議会を通過した法律の中で最も人々に歓迎された社会保障がまだ生きている現段階では、それに依存している人たち（近い将来、選挙民の大きな部分を占めるようになる人たち）は、若い労働者に自分たちの面倒を見てもらうシステムにまた投票をするのではないだろうか？もしそうなれは、税金は急上昇する。ローマ帝国が経済的に崩壊するには何百年という年月がかかったが、今日のお金の移動速度を考えたら、偉大なるアメリカ帝国の崩壊はあっと言う間かもしれない。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことアメリカを日本に置き換えてもほとんど一致するので怖すぎる…ドル・日本円で資産持ちたくない　→　やっぱり金？　ドル資産は少なめにしてユーロと金の方向を要検討アルゼンチンの破綻状況について簡単に調べてみた所以下の資料が、下の方の通貨価値の激減は一見の価値ありですhttp://www.boj.or.jp/type/pub/nichiginq/out037.htm他にわかりやすいまとめがあったら教えてください━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月06日

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  無意識の仮定、立てたことに気付いてもいない仮定が大きな損をさせる

  前回の続きで無意識の仮定が如何に危ういかという話を「金持ち父さんの予言から紹介です紹介したい言葉私はビジネスと投資の世界で、自分が何かを仮定している、つまり当然と決め付けているのに、そのことを知らないために損をする、それもかなりの痛手をこうむる人がたくさんいることに気が付いた。つまり、無意識のうちに立てた仮定、立てたことに本人が気付いてもいない仮定が彼らに大きな損をさせる。たとえば、弁護士の友人からこんな話を聞いたことがある。ある夫婦は、問題がないと仮定して、二人の長年の夢だった土地を買い、そのためにすべてを失った。土地を手に入れてから十五年後、定年を迎える三年前になって、その土地がかつて有毒廃棄物のゴミ捨て場だったこと、そして前の持ち主はもうずっと以前に姿を消していることがわかった。夫婦は連邦政府から告訴され、敷地の洗浄を命じられた。それにかかる費用は莫大だった。当然二人は裁判で争った。そして、いくつかの点では勝訴し譲歩も認められたが、裁判の費用を払うのに全財産を投げ出さなければならなかった。弁護士の友人はこう言った。「この夫婦はあとになってこんなふうに言っていたよ。『林に覆われたこの美しい土地を見た時、私たちはここはこれまでどんな用途にも使われたことがなく、使うのは私たちが初めてだと、当然のように思い込んでしまったんです』」と　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分の行動が無意識の仮定の上に行われていないかを常に意識する　→　今の環境がいちばんよい　とか　～製が何よりも自分に合ってるとか　　→　常に確認作業を怠らないうーん、深い…次回はアメリカの不況が長引くという金持ち父さんの予想についてです━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月04日

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  あなたの仮定と思い込み

  物事を意志決定するに当たって、当然何らかの仮定が前段階にあって、その予想によって行動を起こすのが普通だけど、往々にして、その仮定が危なかったりする話を「金持ち父さんの予言」から紹介です紹介したい言葉お金に関するあなたの仮定と思い込みプロの交渉人は、どんな交渉においても一番重要なキーワードの一つが「仮定する、思い込む（assume）」という言葉であることを知っている。私がビジネスの世界に足を踏み入れたばかりで、本物のお金をめぐって実際に交渉を始めた頃、金持ち父さんは私にいつも、相手が何を仮定しているか理解すると同時に、自分の仮定にも注意するように言った。金持ち父さんにとって、「仮定、思い込み（assumption）」という言葉はないがしろにできない言葉だった。金持ち父さんはよく、「ass（まぬけ野郎）-u（おまえ）-me（私）」と区切って発音して、この言葉を強調した。こんなふうに区切ると、今日のビジネスの世界にかなり一般的にあてはまる警告の言葉になる。この言葉の意味をまだ知らない人は、まわりの人に聞いてみるといい。そばに必ずだれか、それが何を意味するかよく知っている人がいるはずだ。たくさんの特許を持ち、最も大きな業績を残したアメリカ国民の一人と言われるバックミンスター・フラー博士は、「仮定する」という言葉について次のように語っている。「自分がすでに仮定していても、そのことを知らないでいるとその仮定に疑問を持つことはできない」博士の教えを受けた人間の一人として、私がこの言葉の深い意味を理解し始めるまでにはしはらく時間がかかった。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことその仮定で大損をしたエピソードを日経平均は30分に300円も暴落しないと仮定　→　実際して、損切りが間に合わず大損　めたらやたらに指し値待ちしない、または幅を持った指し値待ちをする明日はこの仮定のせいで、具体的にどんな損をしがちなのかを紹介します今日も良い一日を！━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月03日

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  金持ち父さんの予言

  本日は金持ち父さんシリーズから「金持ち父さんの予言」を紹介したいと思います2004年出版の本書では、2008～2016年までの間にアメリカに不況が起こると予言しています。予言の肝は団塊ジュニアの引退と401Kによる構造的大惨事についてで、サブプライム破綻とリンクするその内容には説得力があります。紹介したい言葉25　第一章　法律が変われは未来も変わる「教科書を読んだだけでは泳げるようにならない」とよく言われるが、私はこれにこう付け加えたい。「教科書を読んだり、ビジネス・スクールに行っただけではビジネスは学べない」あの時の私たちには、教科書通りの限られた知識と、実社会でのごくわずかなビジネス体験しかなかった。まだ若かった私たちは、単純だが厳しい、ビジネスについての教えを学びつつあった。その教えは、最前線での経験からのみ得られる教えだ。成功がビジネスに死を招くこともあるという教えのほかに、私が当時学びつつあった教えは次のようなものだった。1．友達は必ずしもよきビジネスパートナーになれるとは限らない。2．会社は利益を出しながらも経済的に大きな問題を抱える可能性がある。3．ほんのちょっとしたこと、例えば糸が足りないといったことがビジネス全体を止める場合がある。4．人はいつもきちんと請求書を払うわけではない。人があなたに払ってくれなければ、あなたも常に請求書の支払ができるとは限らない。支払わなければ、相手はあなたに好意を持たない。5．特許や商標はビジネスを成功させるための大事な要因だ。6．忠誠心は薄れることがある。7．正確な財務記録、会計報告は不可欠だ。8．強力な経営チームと、弁護士や会計士といった専門家を集めた強力なコンサルタントチームが必要だ。9．ビジネスを築くにはたくさんのお金がかかる。10．ビジネスを殺すのはお金の不足ではなく、経験の不足と、人間としての一貫性の不足だ。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと上記の10個が、痛いほどわかる年になってきたので、それらについてしっかりと考える　→　特に８、コンサルタントチームが必要について　　→　某Ｄセミナーはそれの糸口となるかもちょこっと私信：長い付き合いのある尊敬する友人と飲んだら、彼の人生が波瀾万丈すぎて、良くも悪くも自分が凪いでいると思いました。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年09月01日

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  チキンラーメンの次にインスタントライスで日清が大失敗したって知ってる？

  インスタントライス（カップライス）という食品がありました、日本中から期待されたこの食品、発売直後は馬鹿売れしましたが、リピーターが殆どなく、大量の在庫を抱えて投げ売られ、ひっそりと消えていったのです。この食品を作ったのがチキンラーメンを作った日清食品なのです。チキンラーメンの成功に酔いしれた安藤氏の痛恨の失敗作でした。「 苦境からの脱出―激変の時代を生きる」から、当時の安藤氏の語録を紹介したいと思います。紹介したい言葉122頁　語録54　計画には失敗のない完ぺきさが求められる。しかし、完ぺきと思えるほど吟味しても人知を超える障害かある。196頁　語録88　渦中にある者は、禍のもとか何であるか知らない。事態か悪化しても過度に悲観することはないが、順調でも有頂天になるのは危うい。氷上を歩く気分がちょうどよい。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと絶頂の時こそ、その幸せが逆に災いを招きかねない事を忘れない。→　「禍福はあざなえる縄のごとし 」 ということをここ数日感じてます。なにがどうなるかは本当にわからないなあと━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月29日

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  語録63　仕事を戯れ化せよ。

  「 苦境からの脱出―激変の時代を生きる」から安藤氏の仕事に対する姿勢を紹介したいと思います。仕事を戯れ化するとは、プライベートと仕事を分けない形なのではないかと思った次第です紹介したい言葉第六章　快進撃始まる140頁　語録63　仕事を戯れ化せよ。○仕事を遊びと、心得るのは、戯れ化することではない多忙な業務にもかかわらず、少しも苦にしなかったのは、私が仕事を戯れ化する術を知っていたからだと思う。仕事は苦にするから疲れるのである。自分の好きな仕事であれば、どんなに忙しくても苦痛はない。自分が選んだ仕事、道に対する、やろうという気力、やらなければならないという使命感が、快い緊張感を与えてくれる。計画性を持って取り組み、一つ一つ達成していくとき、なんともいえない喜びを覚える。仕事を成し遂げた満足感は、登山家が未登峰を征服したとき、また詩人や画家が作品を完成したときの気分に似ているかもしれない。目的意識、計画性があるからこそ、仕事を戯れ化できるともいえる。ここで間違ってもらっては困るのは、戯れ化するのと、仕事を遊びと心得るのとは、まったく違うということである。会社は仕事をするところであり、遊ぶ場所ではない。そこをはき違えると、人生の実りを収穫する機会を失ってしまうかもしれない。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと仕事が趣味といえるような形に、計画性を持って取り組み、一つ一つ達成の方向で　→　仕事関係のセミナーに一つ申し込み（一日5万！、清水の舞台から飛び降りた気持ちです）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月28日

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  食の様式を変えることは、自分たちの伝統、文化を捨てることを意味する。

  日本人の食文化はここ半世紀で劇的に変わったと言われています。主食がお米からパンやパスタにお酒も焼酎・日本酒からビールやカクテルにといった風にこれって伝統・文化を捨てる事に等しいのだと気づいた文章と、最近のゆとりちゃんが増えてきた理由の一つと思われる文章を「 苦境からの脱出―激変の時代を生きる」から紹介ですあまりメディアでは紹介されませんが、米国の余った食料の押し付け先として、日本に小麦が大量に輸入され、給食にパンがよく出るようになったことなどは、日本人として知るべき事だと思います紹介したい言葉語録５　幼いころから役目、分担をはっきり与えることは、自立心を植えつけるうえでよいことである。甘やかせて、受験勉強ばかり押しつけたのでは、人間を鍛えられない。80頁　語録35　食が文化の原点とすれば、食の様式を変えることは、自分たちの伝統、文化を捨てることを意味する。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこともう少し日本の食文化・伝統を大事にする食生活に　→　なるべく昼も米を食う(笑)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月27日

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  チキンラーメン発明者、安藤百福氏の著書

  日本人どころが世界中が知っている日清チキンラーメンは今年50周年だそうです。今回は、その発明者である安藤百福氏の著書「 苦境からの脱出―激変の時代を生きる」を紹介したいと思いますチキンラーメンの祖の率直な経営論、16年前の本ですが今でも充分に読み応えがあり、お薦めです。紹介したい言葉序章　有限の世界に無限の夢10頁　語録1　無限に発展しうるとする願望は、人間の思い違いいま時代が激変しているのは、この一世紀以上に渡って世界をけん引してきた思想、理念が力を失い、破綻してきているからではないか。ソ連邦の崩壊は、人間の欲望までを計画的に管理できると考えた西欧的合理主義が行きついた当然の結果と思えるし、アメリカの掲げた自由主義経済に疲れがみえるのも、無限のフロンティアを前提としたシステムの限界であろう。日本でもバブルがはじけ、経済は混乱して先行きに不安の影がさしている。これも、株や土地の価格が限りなく上昇する、経済は天井知らずに発展すると過信したゆえであった。○シナリオに誤りがあった　では構造的変化の中身は何か、と考えを進めていくと、「この世は無限に発展しうる」と信じてきたシナリオの誤りに思い当たる。政治家も学者も、限りある地球の上にいながら、果てしないフロンティアを求めてきたのである。相反する思想は認めないと論破し、敵視し、果ては戦争にまで訴える、強者の論理が幅をきかせてきた。弱者にも弱者の正義があることを無視し、だいたい負けるとか撤退するなどとは最初から頭の中にないのだ。たしかに、最初から負けることを計算して勝負に臨むこともあるまいが…。それも、これも自分の考えを無限に広げることができるとする、過信からきている、と私は思うのである。物質は有限だし、人間もまた限られた時間を生かされている。無限と考えること自体人間の思い違いであり、勘違いではないのか。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことソ連崩壊と日本のバブルの部分をアメリカの専制と世界経済バブルの崩壊に置き換えれば、最近書かれたといっても全然違和感がなく、どれだけ人がこの20年間弱変わっていないのかよくわかった。やらなくてはいけないことは、20年前にもやらなくてはいけないことで、20年後もやらなくてはいけないことなんだろう━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月26日

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  知識や経験の豊富な人ほど嵌るトラップ

  嵌りやすいトラップっていくつかありますよね、３年目の浮気とか（違う）「心のブレーキ」の外し方で自分が今まで逸してきてしまったチャンスがたくさんあったと気づかせてくれた文章を今日は紹介したいと思います。紹介したい言葉120頁　すでに自分が知っている何かに置き換えて、「要するにひとことで言えばこういうことでしょう」と総括してしまったとたんに、その人は新しい学びに触れる機会を逸してしまいます。せっかく時間を使って誰かの話を聞きにいっても、せいぜいご自分がすでに知っていることを確認するという程度の収穫しか期待できません。つまり、新しいことは何ひとつ学べなかったということです。知識や経験の豊富な人ほど、そのトラップにはまってしまいます。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分が知っているものに置き換えないで素直に聞く癖をつける　→　話の途中で腰を折らない（かなり自分はやりがちなので）最近の私信　とある経営者の方と話したのですが、とりあえず否定から入るスタンスにちょっと疲れました社員の方がうつになったりしてるらしいのですがさもありなん。とか思ったり━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月25日

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  気分が高揚したら、その場で"行動”に変えるコツ

  行動は大事だってわかるけど、実際どう行動したらいいのかって意外と理解されてないと思うのですよもとい自分自身が理解してないから言うのですけどね「心のブレーキ」の外し方に、発想は複線的に考える視野があってとてもよいと思ったので今回取り上げてみました紹介したい言葉349頁　気分が高揚したら、その場で"行動”に変える。たとえば…・ 感謝の気持ちを、小さなプレゼントで表現してみる・ 「これって、いいアイデアたな」　と思ったら、すぐに七通りの活用例を考える・ 「これって、いい言葉たな」と思ったら、すぐに会話の中で使ってみる・ 本や映画に感動したら、七人の知り合いに薦めてみる・ 「あの人はどうしているかな」と懐かしく思い出したら、すぐに電話してみる。・ 失敗して反省したら、同じ失敗をしないための方法を七つ考える・ 欲しいけど、高額で手が届かない…。まずはハンフレットたけても入手する抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことなにかを思ったらそれに関して、七通り考える癖をつけることこれは今までの自分にはない発想でツボでしたその他私信みたいなモノちょっと間が開いてしまいました、少し時間がとれるようになったのでインプットがてらたくさん本を読んでます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月24日

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  消え行く感情を定着させる唯一の方法

  感情を維持するための仕組みづくりとはどうすることなのかを 「心のブレーキ」の外し方から前々回の続きです紹介したい言葉38　消え行く感情を定着させる唯一の方法は、その感情を”行動”に変えることなのです。気分が高揚したら、それをその場で、行動に変えること。モチベーションを燃やし続けることのできる人は、何かの本を読んで、「これはすばらしい考え方だ」と恩ったら、本を閉じると同時に、すぐにそれを実践してみる。その場で行動に転換することが習慣となっていて、ぐずぐずしていることのほうが心地悪いのです。モチベーションが続かない人、本を読むのが気晴らし以上のものにならない人は、本を読んで刺激を受けても、「期待よりもいい本だったな。この著者はなかなかいいことを言う」と思っただけで、それだけで終わってしまう。せいぜい「ここに書かれていたことを、またそのうちやってみよう」と思う。あなたもご存知のとおり、“そのうち“というのは、まず訪れない。訪れるはずもないでのうちを待っているうちに、せっかく高揚した気持ちも冷めてしまうのです。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと実はこれを読んでブログを再開しましたあと、とある高額セミナーに支払いもしました、ん十万円…結局やらなきゃーとかやせなきゃーって言ってる間はやらないっすよねこの本は本当に良い本なのでお薦めです━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月20日

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  逃げ知恵　戦略的脱出の技術

  心理学によると、人は自分に都合の悪いことが起こる可能性は実際の可能性よりずっと小さく感じ、逆に良いことはずっと大きく感じる性質があるようです。その逆の考え方をしたらよいのだなと思わせてくれたのが、本日紹介する逃げ知恵　戦略的脱出の技術ですこの本の著者は新版 28歳からのリアルで有名になった人生戦略会議で、相変わらず新しい視点を提供してくれます会社・組織、男と女、お金・犯罪、命の危険、ストレス、ニッポン６つの分野について正しい逃げとはなにか？何を捨て何を守るべきか考えるきっかけとなる一冊です特に今日紹介する部分は、そのまま株式投資にもあてはまるメッセージです紹介したい言葉152頁　軍事経験が豊富な作家．柘植久慶氏は、すべてのサバイバルに通じる心得として以下のような言葉を挙げている。「平常時には自分だけが何かが起きるという考え方を持ち、そしていざ災害が発生した時には、自分は絶対に大丈夫と信じて行動すればよい」準備は繊細に悲観的に、行動は大胆に楽観的に。この考えは危険から逃れる時に大きな糧となるだろう。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分のしようと思うことに対して、常に最悪の状況を考えた上で判断する。私信：しばらく旅行にいってました。たまには違う環境に身をおくのもいいものですね━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月18日

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  「心のブレーキ」の外し方～仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー～

  本を読んで、影響を受け「明日から～を頑張ろう」「～を目指そう」なんて思ったけど、結局何一つ変わってないとかってありませんか？本日紹介する「心のブレーキ」の外し方にはなぜ出来ないのか？の理由が載ってます紹介したい言葉36頁　まず、感情というのは、放っておいたら消えるものなんだということをはっきりと理解してください。なぜこのことをはっきりと理解する必要があるのかというと、そう理解したときにはじめて、放っておいたら消えてしまう感情を、どうやって定着させたらいいのだろう？という疑問が、“あなた自身の”切実なる問題として生まれてくるからです。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと感情の持続はそもそも難しいと知る　→　維持するための仕組みづくりを考える　　→　明日その方法を紹介━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月13日

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  可能性で仕事を考える

  まぐれを延々と紹介してきましたが、それも今日で終わりです最後は仕事選びとそこに内包する可能性についてをいくつかピックアップ紹介したい言葉・どんなに成功する可能性が高くても、失敗したときに失うものが大きすぎれば可能性の高さなんて関係ない・仕事について検討するなら、その仕事で成功した人の例ではなく、その仕事を選んだ人の平均を考えなければいけない・市場（と人生）は、勝った負けたの単純な世界ではない。負けたときの損失の大きさと勝ったときの収益の大きさは、まったく違っていることがある　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと平均で考えるという価値観とその逆に最大どのくらい失うかという両方の視点が仕事に限らず、何事も必要だ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月12日

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  やんなきゃ行けない事なんてだいたいわかってる

  やんなきゃ行けない事なんてだいたいわかってる痩せたかったら、摂取したカロリーより多く消費するお金を貯めたかったら、収入より支出を減らす恋人がほしかったら、求められるよう自分を改造するでもできないことが殆どだここで必要なのは、高度な戦略じゃないってことがまぐれに書いてあるので紹介紹介したい言葉280頁　話していて一番イライラするのは、どう行動すべきかを説教する連中だ。どう行動すべきかなんてみんな知っている。問題なのはどうやって実行するかで、何をすべきかではない。やれ毎日歯を磨けだの、リンゴを食えだの、三日坊主にならずにジムに通い続けろだの、言い古された言葉を投げつけてくる血の巡りが悪い連中にはうんざりだ。市場で言えば、パフォーマンスのノイズの部分は無視しろというのがそれだ。そうするためには作戦が必要だけれど、その前にまず、私たちは単なる動物で、必要なのは説教ではなく、もっと下等なレベルの作戦なのだと認めなければいけない。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと下等なレベルでの作戦をつくる　→　ディーリング：非合理的な判断をしないよう、損があらかじめ決めておいた限度に達しないかぎり、自分でパフォーマンスが見られないようにしておく　→　中長期：一定レベル25％以上損失は強制損切り結局従えるルール作りですね…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月11日

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  パスカルの賭け　どっちに転んでも良いようにするには？

  原油が急降下で、その資金が株式市場に向かったのか、金曜のＮＹは堅調だったようです次はクレジット業界が危険だって噂を信じてポジション縮小した自分涙目っす…。もっともこれは仕方ないことで、まぐれから考えれば、利益は逃したけど損失はないですから「自分か間違っていた場合に払うことになる代償は、間違いなく限定されているようにする」という考えを今日は紹介、これはキモです紹介したい言葉パスカルの賭け哲学者のパスカルは、人間にとって最適な戦略は神の存在を信じることだと言った。神が存在するなら信じる者は款われる。神が存在しなくても信じる者はなんにも失わない。同じように、私たちは知性の非対称を受け入れる必要がある。統計学や計量経済学が使える状況というのも確かにある。でも、私はそういうのに頼った人生を送りたくない。だから私も、パスカルと同じように、こう言おう。統計学が何かの役に立つときは私も統計学を使う。それが危険なときは使わない。積極的な賭けをするのには統計学と帰納法を使うけれど、リスクやエクスポージャーを管理するのには使わない。驚いたことに、私が知っている中で、生き残っているトレーダーは全員そういうやり方をしているようだ。彼らはなんらかの観察結果（それには過去の歴史も含まれる）からつくったアイディアにもとづいて取引を行う。しかし、ポパー主義の科学者と同じように、自分か間違っていた場合に払うことになる代償は、間違いなく限定されているようにする（さらに確率は過去のデータにもとづいて決めない）。カルロスやジョンと違って、彼らは取引戦略を実行する前に、どうなったら自分の仮説が間違っていたことになるかをはっきりさせている。また、間違いを認めることができる（カルロスもジョンも、賭けをするときもリスクを測るときも過去の歴史にもとづいていたのを思い出してほしい）。間違っていたことがわかったら取引を手仕舞うのだ。そういうやり方をストップロスという。あらかじめ決めた、ここまできたら脱出するという場所であり、黒い白鳥に対する予防だ。これを実践している人はほとんど見ない。　　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと中長期目論見で買った株の大やられをどうすっか、真面目に考える…（涙）　→　損切りして、優待投資研究かな？他最近の私信：骨髄バンクの提供者になりました。　一週間程度会社休んで、人を一人救えるなら良いかなと。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月09日

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  「こんなことはこれまでまったくなかった」なんて言ったりするけれどさ

  2000年から始まった？投資ブームも色々ありましたがシステムトレードが最近は流行っているみたいですねシステムトレード系の最近出た本とか読むと検証期間が2000年以降とか、ここ5年って本が結構あります。で、その手法が有名になってくると追随者はだいたい手ひどい目に遭いますで常套句のように「こんなことはこれまでまったくなかった」っていうのですが、そんなことはねーよって話をまぐれから紹介紹介したい言葉140　過去の情報から将来を予測するということについて、私たちは安易すぎることもあるし厳格すぎることもある。私は懐疑派だから、将来を予測する指標として過去の時系列データは使えないと考えている。私にはデータだけではまったく足りないのだ。稀な事象があるというのが主な理由だけれど、それ以外にもたくさんある。一見、私がここで言っていることは、前に書いたことと矛盾しているように思えるかもしれない。私は歴史に学ばない人が多すぎると書いた。でも、問題なのは、私たちが最近の短い歴史からあまりに多くのことを汲み取ろうとすることなのだ。たとえば、「こんなことはこれまでまったくなかった」なんて言ったりするけれど、そういうときの「これまで」とは、歴史一般のことではない（ある分野で一度も起きていないことでも、他の分野ではそのうち起きるケースは多い）。つまり、歴史の教えるところでは、これまで起きたことのないことでも起きるときには起きるのだ。歴史を見れば、狭い意味での時系列データからわからないことがたくさんわかる。見るものが幅広ければ幅広いほど、いいことが学べる。言い換えると、なんとなく過去の事実を見るだけの安易な実証主義は避けるべきだと歴史が教えてくれるのだ。　　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと100年単位で色んな世界の価格の動きを見てみる　→　米国では、インデックス指数が9割減ってのがありました　　→　日本もアメリカも歴史から観れば高値から9割暴落もあり得るってことを理解━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月07日

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  金融市場ではまったくの偶然で大儲けできることがある

  たまたま成功するなんてあり得ないと思いますか？努力したから成功するとか思ってますか？まぐれを読んでからというもの、成功のうち半分くらいはたまたまなんじゃないかと思うようになりましたそしてそれは自分自身についてもそうなんじゃないかと別に成功しているとは思ってませんが、金融市場に４年ちょっと生き残っていられているのも、実はたまたまなんじゃないかとこれに気づいちゃってから、実は今後がすごく怖くなってますその恐ろしい文章を今日は紹介です紹介したい言葉この本に出てくる間違いをそれぞれ全部犯すようなトレーダーが、どうして成功したりするんだろう？偶然の単純な原理のおかげだ。生存バイアスが形となって現れるケースの一つである。トレーダーが成功しているのを見ると、その人がうまいからだと思いがちだ。たぶん私たちは因果関係をさかさまに考えてしまっているのだろう。本当は、私たちはトレーダーが儲けているのを見たから、その人はうまいのだと感じるのである。でも、金融市場ではまったくの偶然で大儲けできることがあるのだ。カルロスもジョンも市場のサイクルに乗って儲かったクチだ。彼らがそうやって儲けられたのは、単に相場がよかったからだけではない。成功したのは、ここで書いたエピソードの時期に起きた上昇相場のありように、とても適応したやり方を彼らが身につけていたからだ。つまり、彼らは下げを買うタイプだった。振り返ってみると、一九九二年から九八年の夏にかけて、彼ら二人が専門にしていた市場は、そういうのが一番うまくいくやり方だったのだ。歴史上のこの特定の時期には、そういうやり方をする連中がたくさんいて業界を席巻していた。彼らはいい成績を上げ、ひょっとすると本当は彼らよりもうまいトレーダーたちを駆逐してしまった。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと１０年単位でどんな相場でもやられない、市場から撤退しないような考え方、マーケットとの付き合い方の追求が必要だと理解　→　守備力重視（損切り）でいく━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月06日

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  まぐれに書いてあった自分のよくやるミス

  まぐれを読むとああ、これって自分のことだ…って思う耳が痛い内容がわんさかあります今日はその内容を紹介、俗に言う恥部ってヤツです（苦笑紹介したい言葉120　市場に巣食う、たまたまなのにその気になる連中の特徴２１．自分のポジションと結婚する。下手なトレーダーはポジションよりも先に奥さんと離婚するということわざがある。いったん抱いた考えに忠節を尽くすのは、トレーダーにとっても科学者にとっても、誰にとってもよくないことだ。２．シナリオを変える。損をしているときは「長期的には」などと言いつつ投資家になる。直近の運の向き方でトレーダーになったり投資家になったりする。トレーダーと投資家の違いは、賭けの結果が出るまでの時間の長さと掛け金の大きさだ。「長期的」な投資家だからといって、別にそれが悪いわけではない。ただ、短期のトレーディングとまぜこぜにしてしまってはいけない。損をすると、長期投資家になる人がとても多い。自己否定するのがいやで、ポジションを手放すのを先延ばしにしてしまう。３．損をしたらどうするかというゲーム・プランを事前にちゃんと決めていない。ただただそんな可能性があるのに気づいていない。市場が急激に下がれば買い増しするけれど、あらかじめそうしようと決めていたわけではないのだ。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと・自分のポジション、銘柄に固執しない　→　損切りとオーバーナイトをルール通りに行う・損をしたらどうするかというゲームプランを来月までに決める　→　今の仕事で稼げなくなった時の撤退ラインとその次の仕事について検討する━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月04日

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  一見厳密そうな分析にもとづいた取引ほど、実はいい加減なものだったり

  ここ数年間の資産運用の世界での有名になった手法って、一見有効そうでだいたい一回以上酷い目に遭ってるなと まぐれを読んで思いましたデイトレード、バリュー投資、成長株投資、ＦＸ投資etcなんかですけど一見厳密そうな分析にもとづいた取引ほど、昔から運の要素も強かったのかもしれないと思った次第です紹介したい言葉120　市場に巣食う、たまたまなのにその気になる連中の特徴を概観する一九八〇年代の初め、アメリカドルは割高だった（つまり外国通貨は割安だった）。経済に関する自分の直観にもとづいて外貨を買ったトレーダーは全滅した。でも、その後同じことをやった連中はお金持ちになった（第一陣の連中は破産した）。結局、でたらめに動いているだけだ！同じように、一九八〇年代に日本株を空売りした連中は同じ道をたどり、九〇年代の暴落で損を取り返せるまで生き残った人はほとんどいなかった。二〇世紀の終わりにかけて「マクロ」・トレーダーと呼ばれた一派がいた。たとえば，長い間スターの座についていた「伝説の」（というか、むしろ運のいい）投資家ジュリアン・ロバートソンが二〇〇〇年に運用をやめてしまったとき、マクロ・トレーダーの一派は彼と一緒にハエみたいにバタバタ落ちた。生存バイアスを考えるとさらに深いことがわかるけれど、とりあえず、彼らがやっていた一見厳密そうな経済分析にもとづいた取引ほど、実はいい加減なものはなかったのだ。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと結局投資も思った以上に運の要素が強いと改めて実感もちろん10年スパンだったら別ですけどその辺をよく考えて資産運用しないとなと思う毎日です━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月03日

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  個人的なことでは合理的、他方偶然の物事になると非合理な態度をとる

  合理的に生きるってのは大事だけど、それだけじゃ疲れちゃうじゃん？だけどここ最近みんな合理的に生きようとして疲れてる気がするんだけど、それって本当に大事な時だけでいいんじゃないのってあたりの話をまぐれを読んで考えました紹介したい言葉102頁　私たち人間には、もともと、罪のない愉しみが必要なのだ。いつもはとても難しい手法を駆使して現実から逃げている経済学者も、私たち人間の内側でカチカチやっているのは、計算担当の会計士の部分とはかぎらないことにやっと気づき始めている。日々の生活の細かいところでは、私たちはべつに合理的であったり科学的であったりする必要はない。そういうのは、生き延びられるかどうかがかかっているときだけでいい。でも、現代の日常では、そのまったく逆のほうへ誘われているような気がする。つまり、一方で私たちは宗教やごく個人的なことではものすごく合理的で科学的になり、他方では偶然に左右されるような物事になると非合理極まりない態度をとる。　　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと合理的であったり科学的であったりしようとしすぎて、今すごっく頭が疲れはてているのだけど、多分これを上手く捌ければいいんじゃないのかなと9月までにしっかりと決めなくてはいけないことがわかってきた気がします━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年08月01日

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  セロトニン増加　→　「リーダーシップ」能力向上なんだとさ

  セロトニン、一般に神経伝達物質って呼ばれているこいつが人を魅力的に見せたり、そうじゃなくしたりしてる。　って信じますか？ まぐれによると、運・実力に関係なく成功すると、自信が顔に表れて魅力的に見えるようになるらしい誰かが魅力的に見えても、それが本物なのかは時間を経てみないとわからないんだってことが今日の学びです紹介したい言葉第1章　そんなに金持ちなら頭が悪はどうしてだ?34頁　運がいいだけのバカは、自分は運がいいだけのバカだなんてぜんぜん思ってもみない。定義によって、彼らは自分たちがそういう部類の人間だと知らないのだ。自分たちはそれだけ稼いで当然だという態度に出る。成功が続くおかげでセロトニン（だか似たような物質だか）が大量に分泌され、市場に勝てると自分自身でも思い込む（私たちのホルモン系は、私たちが成功したのがたまたまかどうかなんて知らない）。それが態度に出る。儲けているトレーダーは胸を張って肩で風を切って歩き、損をしているトレーダーよりもずっとたくさん喋る傾向がある。科学者たちの発見によると、私たち人間の行動の大部分を制御しているのは神経伝達物質であるセロトニンだ。セロトニンは正のフィードバック、つまり好循環を呼ぶけれど、偶然外部からショックが加わると、逆にも働いて悪循環を起こすこともある。サルにセロトニンを大量に投与すると、序列が上がり、それでまた血液中のセロトニンが増加する。好循環が途切れ、悪循環が始まるまでそれが続く（悪循環が続く間は序列が下がっていき、さらにセロトニンを減らして序列を下げるような行動を呼ぶ）。同じように、ある人がいい業績（確定的にもたらされたものだろうが、レイディ・フオルトゥナの使いがもたらしたものだろうが）を上げると、その人のセロトニンが増加して、一般に「リーダーシップ」能力と呼ばれるものが向上する。「ノリノリ」の状態だ。落ち着いて自信を持って自分の考えを語るなんていうように、立ち居振る舞いがほんのちょっと変わっただけで、信頼できる人に見えるようになる。まるで、本当にたくさん稼いで当然な人のように思えるのだ。いつかまた偶然が頭をもだけ、一発ショックでキリモミ降下を起こすまで、業績の一部は偶然のたまものだなんて思いもしない。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分は運がいいだけのバカだって最近気がつくこれを実力にすべく、本日とある決意を実行、必要なのは適切な試練なのだー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月31日

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  必要なのはずるがしこいごまかしで、仰々しく道徳的なお説教ではない。

  世の中は善意にあふれていると思う人がいる、俗に言う性善説とかいうヤツだキリスト教は博愛主義だし、資本主義は自由の旗印だでもアメリカの貧富の差はとんでもないし、日本では一日100人以上が自殺してる。 まぐれを読むとわかるのは、人間は道徳的なんかじゃないし、簡単なんかじゃない、当たり前だけど清濁があわさってるって事だなんらかの仕組みを作って、50億人以上が平等になることを望むなら、必要なのはずるがしこいごまかしで、それは複雑じゃなきゃいけないはず。「食料を送る」「お金を送る」っていう単純なやり方じゃ結局殆どなにもかわっていない事がその証左じゃないかってことを考えさせられた文章を今日は紹介紹介したい言葉12頁　たぶん、私たちの人間らしい部分をなくしてしまおうなんて無理だ。私たちに必要なのはずるがしこいごまかしで、仰々しく道徳的なお説教ではない。私は実証主義者（より正確には懐疑的実証主義者）だから、この星で手に入らないようなことを説く連中をバカにしている。連中がうまくいきもしないやり方をいまだに深く考えもせずに振りかざしているのは理解できない。ああいう説教をするということは、物事を認識するための私たちの道具が、感情の持つ機械を押さえ込み、私たちの行動をうまく制御できると仮定していることになる。そんな考えは完全に間違っていると現代行動科学が示しているのを後に説明する。私の同業者のボブ・イェーガー（私と逆に、哲学の教授からトレーダーに転身した人だ）が二つの派閥をもっとうまく表現している。世の中には、簡単ではっきりした答えがあると考える人たちと、単純化すれば必ずどこかに重大な歪みが出ると考える人たちがいる（彼のヒーローはウィトゲンシュタイン、敵役はデカルトだ）。彼の区別に私は大喜びした。「まぐれにだまされる」という問題、つまり、物事はあらかじめ決まっていると勘違いする原因は、物事の多面性を過小評価することにも関係していると私は思う。「ＫＩＳＳ（バカみたいに単純に）」なんて信じているかもしれないけれど、危ないのは単純化そのものなのだ。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと物事を単純化しないで、つねにシンプルだけど複数の視点から考え続ける癖をつける　→　30代の生き方を何個か考えてみることにする━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月30日

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  2008年前半最高の本　まぐれ

  本日紹介するのは、2008年前半に読んだ本で一番面白かったまぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかです2007年全米で100万部以上売れたビジネス書の待望の翻訳という煽り文句に偽りなしで、ここ数年間の投資家の栄枯盛衰はなぜ起こったのか、そしてこれからも起こるであろう理由がこの本にはありますそして、ここ数年間の私の成績もまぐれでしかないことが赤裸々です（爆）読んでいる人も多いと思いますが、まだ読んでいない人のために紹介したいと思いますまずはしびれるプロローグから！紹介したい言葉5　プロローグこれは、運ではないもの（つまり能力）のように見え、運ではないものと受け取られているが、実際は運であるもの、そしてもっと一般的に、たまたまではないもの（つまり決まっていること）のように見え、たまたまではないものと受け取られているが実際はたまたまであるものに関する本である。そういうものは運がいいだけのバカという姿で現れる。つまり、分不相応に幸運なおかげで成功したけれど、自分の成功は、何か他の、だいたいはとても具体的な原因のおかげだと言う人たちだ。そういう誤解はまったく思ってもみないような分野、たとえば科学にまで顔を出す。ビジネスの世界ほどには目立たないし、はっきりもしていないけれど。政治の世界ではもう風土病のようなもので、一国の大統領が、「私が」創出した雇用、「私の」景気回復、「前任者の」インフレなどと公言したりする。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分の現在の状況はまぐれなので、これからどうするべきかをよく考える　→　運用成績の詳細な分析やまぐれの余地が少ない仕事への転職の検討など━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月29日

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  身につけた経済学の知識を正しく使うための人格のほうが大事

  格差社会とか、負け犬とか、経済的状況が即勝ち負けに直結してしまった理由ってなんでなんでしょうね？個人的には資本主義って突き詰めるとそうなるだけで、資本社会主義だった日本が小泉改革あたりから資本側へ舵切ったのが理由だと思ってます一言で言えば、資本主義には人格がないっていうことその辺を「パチンコ屋に学ぶ経済学」から紹介です紹介したい言葉202頁　経済活動に使える知識を得ることも大事ですが、それ以上、身につけた経済学の知識を正しく使うための人格のほうが大事だということです。パチンコ屋は経済について学ぶのに最良の学校です。楽しめて学べるのであれば一石二鳥です。さらに、「知識を身につけて、さて、どう使うか」ということをぼんやりと、あるいは、じっくりと考えることもできます。一石三鳥です。パチンコ屋は、私たちに楽しみと知識と、「考えるための時間」を与えてくれているわけです。アルベルト・アインシュタイン（1879～1955）は、こんな言葉を遺しています。「私たちは知性を神格化しないよう十分に注意しなければならない。知性は強力な筋肉を持っているが、人格は持っていない」さて、経済学の知識を人や社会のために使える人は、どんな道徳を持つ人なのでしょうか。今日はこれから、そんなことを考えつつ打ってみるのもいいかもしれません。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと経済的思考と人格についての価値観の視点の提供が良かったこれからの経済活動はここに焦点を持ったいものを行いたいと現在、とあるセミナーに参加試験を受けてます━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月26日

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  かせぐことと尊敬されること

  ホリエモンの実刑判決はそれ以上の虚偽報告を行った日興が上場廃止にならなかったとかで納得いかないのですがそれはそれとして、彼がなんでああなっちゃたのかっていう理由の一端じゃないかと思った文章を「パチンコ屋に学ぶ経済学」から紹介します要は彼は、尊敬される稼ぎ方をしなかった、もといできなかったそこに集約されるのではないでしょうか？紹介したい言葉かせぐことと尊敬されることとはイコールではありません。昨今は日本でも、各企業のエリートとよばれる人たちがアメリカに渡り、ビジネススクールでMBAを取得するという流れができあがりつつあります。こうした授業では、新古典派経済学、ミクロ経済学、マネジメント学といったことを学びますから、利益を出す方法は身につけることができるでしょう。しかし、道徳は学べません。「コストがかかるから、排水は垂れ流してよし」と考える人からも学ぶものはありません。汚染がひどい中国の川や大気は、ニュースをみるだけで人の気分を悪くするからです。そこでふと日本の過去を振り返ってみます。日本はこれまで、国土はアメリカの25分の1、人口は中国の10分の1であるにもかかわらず、世界中の国々や人々から「一緒に仕事をしたい」と思われてきました。その結果、世界第二位の経済大国にまで成長しましたし、日本と一緒に仕事をした国々にも経済発展がもたらされました。現在はアメリカや中国に大きな力、勢いがあります。彼らとつき合えば経済的なメリットが期待できます。しかし、ほかの国が一緒にビジネスをしたがっているかといえば、意外とそうでもありません。道徳とはつまりそういうことで、「勤勉」という姿勢を世界・大切にしていたり、世界一の工業製品を作るために真剣にもの作りに励んだりする気概がなければ、「一緒に仕事をしたい」という敬意にはつながらないのです。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことあえて、今だからこそ「ものづくり」と「勤勉」というものを選ぶと長い目では報われるのではないかとそう考える次第です━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月25日

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  維持コストが安く、小さなものを大量に使ってかせがせる

  ＣＤ・ＤＶＤレンタルビジネスは返却遅れに対して、年換算するととんでもない利回りの遅延金をとることで成り立っているビジネスという一面があります起業する時のコツっていくつかあると思うのですが、その中の一つを「パチンコ屋に学ぶ経済学」から紹介紹介したい言葉60頁　扱いやすいかせぎ手を使うかせぎ手の扱いやすさにも特徴があります。オネーチャンがかせぎ手であるキャバクラと比較してみると、機械はオネーチャンのように文句をいうこともなく、問題を起こすこともありません。遅刻もしないし、時給につられてほかの店に移ることもありません。ただひたすらかせいでくれます。福利厚生もいりません。給料を支払う必要もありません。従順で、維持コスト（場所代、固定支出、メンテナンス代、ランニングコストなど）にお金や手間がかからないかせぎ手をどれだけたくさん集められるか。ここに、もうけるためのヒントがあります。維持コストが安く、小さなものを大量に使ってかせがせる」という方法は、携帯電話やビデオレンタル、マンガ喫茶なども同様です。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと起業をするなら、「維持コストが安く、小さなものを大量に使ってかせげる」もので行う━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月22日

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  パチンコ屋に学ぶ経済学

  ほとんどの町で見かけるパチンコ海外では見かけないパチンコパチンコという遊戯は日本特有のものだそうですこのパチンコから経済学を考えるという本が名著「新版 28歳からのリアル」の人生戦略会議から「パチンコ屋に学ぶ経済学」という題で出ていますがなかなか面白かったので取り上げてみますパチンコから考える経済の実態とは！以下紹介です紹介したい言葉26頁　経済学は「選択」に役立つ学問ともいえるでしょう。右か左、あるいはAかB、ハンバーグか海鮮井か、クミちゃんかミカちゃんか、といった選択を迫られたときに、不必要な情報にまどわされることなく、最善の選択をする知恵になるわけです。最善の選択とは、簡単にいえば、自分にとって「価値の大きなものを残して、小さいものを捨てる」ことです。また、選択の良し悪しは、比較しなければ評価できません。なにとなにを比較するのかといえば、「選択したものの価値」と「選択しなかったものの価値」です。■オポチュニティ・コストで考えよう我々の現在は、あらゆる選択の末に存在します。一方で、人間には時間、体、お金といった制限があるので、なんでもかんでも手に入れるというわけにはいきません。「選択をくり返しながら生きてきた」ということは、「選択しなかったものを捨ててきた」ということでもあるのです。ここで重要になるのが、「選択しなかったものの価値」です。選択したものの裏側で捨てられる価値（モノ、お金、時間など）を、経済用語で「機会費用」、もしくは　「オポチュニティ・コスト」と言います。たとえば、いまひとつ客つきのよくないレストランを改装することで、売上げが1000万円上がったとします。「1000万円もうかった」という事実も大切なのですが、レストランを廃業してパチンコ屋にしていれば、結果として売上げが1億円になったかもしれません。この場合のオポチユニティ・コストは、「1億円－1000万円＝9000万円」。つまり、「9000万円もうける機会を逃した」ということです。56頁　「経済学的に考え、疑ってみること」の重要性「健康についての本を読むときは注意したほうがいい。誤植一つで死にかねない」　マーク・トゥエイン抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと「選択するモノの価値」と「選択しない予定のモノの価値」を丁寧に考える今だと、現在の仕事とこれからしたい仕事の価値を考えることだなーちょっと転職考え中です後、健康については本気で生半可な知識は有害だと思います数年前に体に良いといわれてたものが、実は･･･とかありすぎメタボとかも絶対天下りのためだけの言葉だと個人的には思ってます━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月18日

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  シンプルなことを丁寧に積み重ねていくことができるかどうかが、人生の質を大きく変えていく

  成功のコツって世の中にたくさんありますが、自分が思うコツはマリッジ・プレミアム―仕事の成功を約束する結婚生活の送り方から、紹介する以下の部分です「継続は力」と土井英司氏もよくブログなどでおっしゃってますが、ここ最近それを実感していますこの言葉の重みが十代の時に判っていたらと思わずにいられません。紹介したい言葉254頁　多くの人は、シンプルなことを毎日続けることができないため、何かもっと複雑なことが人生の問題を解決してくれる答えになると思っています。しかし、実際は、シンプルなことを丁寧に積み重ねていくことができるかどうかが、人生の質を大きく変えていくのです。なぜなら、日常生活の過ごし方が、自分をつくつているからです。そして、「自分を大切にする」という基本的な行動をきちんと行うことが、夫婦関係にも、良い影響を与えることへとつながります。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことシンプルな自分なりのルールを毎日積み重ねる━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月11日

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  「パートナーに飽きてきた」と感じるときは…

  パートナーとの穏やかな時間がずっと続いて、幸せだと感じつつももっと刺激が欲しいと思ったりすることはありませんか？前回紹介したマリッジ・プレミアム―仕事の成功を約束する結婚生活の送り方から、そういった状況に陥る理由と対処方法が書いてあります。根っこの問題はパートナーではなく、自分自身にあると云う事に気づけたらめっけもんです。ちなみに昨日ブログのコメント欄に著者夫妻からコメントがありびっくりしてしまいましたネット社会はこの辺がすごいですね紹介したい言葉247頁　「戦国夫婦」から「調整夫婦」への7つのアクション・プラン　多くの人は、毎日の生活の中でマンネリに陥りがちです。同じ通勤ルートを通り、同じ人と過ごし、同じ店で食事をし、同じTVを見て、同じ空間で、同じように毎日を過ごす…これでは、人生に退屈してしまいます。実は、「パートナーに飽きてきた」と感じるときは、「自分の人生に退屈し始めている」サインです。本当は、パートナーに飽きたのではなく、自分自身に飽きているのです。いつもの代わり映えしない自分に飽きているので、違う人と出会うことで、新しい自分を発見したいという欲求が生まれているのです。逆を言えば、いつでも自分の好奇心を刺激していれば、パートナーとも飽きずに、楽しく過ごしやすくなるでしょう。初めての体験をするとき、私たちは自分の中に新しい変化を作り出すことができます。そして、新しい体験をしているとき、私たちは生まれつき持っていた好奇心に、刺激を受けます。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことマンネリにならないよう色んな意味で新しい変化を作り出すよう努力する。具体案　頼まれてる仕事を一人ではなく、手伝ってもらう＊ 今週土曜時間が合って、我が家に来れる人、仕事手伝ってくだされ飯くらい奢ります━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月10日

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  仕事の成功を約束する結婚生活の送り方

  自分の世代では、ワークライフバランスが大事だと思っている人が多いのでマリッジ・プレミアム―仕事の成功を約束する結婚生活の送り方から、パートナーにとって、こういう人間になれたら、良いだろうなと思った箇所を紹介です。ちなみに人生で本当に大切なことってなんだろうと今さらながら考えてます、やれやれ気になった言葉202ページ　「幸せな結婚生活」と「仕事の成功」をどちらも得る「共鳴夫婦」とは自分の出世欲を満たすことや、他人の期待に応えること、もしくは自尊心を満たすことに夢中になると、人は、大切なものを見落としがちになります。そんな時、人生で本当に大切なことは何なのかを思いださせてくれるのが、パートナーなのです。その貴重なきっかけを与えてくれるパートナーのことを、心から大切にできるか、あるいは、ないがしろにしてしまうかで、その後の人生は大きく変わってしまいます。パートナーを心から大切にする行動を取ることは、結局、自分自身を心から大切にする行為にほかならないのです。自分自身の人生を心から楽しみ、本当に大切なことを堂々と大切にする。フランクリン・コヴィー社の創業者であるスティーブン・コヴィー博士が言うように、「愛する」ということは、「愛する行動をすること」だということをいつでも実践しているのです。　　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと自分の出世欲を満たすことや、他人の期待に応えること、もしくは自尊心を満たすことに夢中にならないよう気をつける━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月08日

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  ニート・フリーターで得るもの・失うもの

  ニート・フリーター革命 30歳へのスピード戦略から時間的損失についての文章を紹介しますありきたりな話ですが、若い時ほど可能性があり年を取るほど可能性が減るのは事実そして、時間はあっという間に過ぎ去ります時間を大事にするという視点をもっと持つ必要があると思う三十路前でした（笑）気になった言葉●時間的な損失ニート・フリーターとして過ごす時間が、次の一歩のための助走期間であればそれは決して損失ではありません。たとえ方向が間違っているにせよ、間違っていることを確認するためのムダであれば、必要なムダだとも言えます。それでも、助走期間や必要なムダは、少なければ少ないほどいいということを忘れてはいけません。　体力は10代後半をピークに衰える方向に向かいます。知力は、ピークはもう少しあとですが、いずれ衰えることは間違いありません。それより何より、ニート・フリーターが「本当の自分」を見つけるための期間だとすると、その期間が長引けば長引くほど、「本当の自分」として過ごす時間は短くなります。OLから30歳で転向したプロゴルファーよりも、19歳でプロデビューした宮里藍のほうが、選手として体力が充実して活躍できる期間は長いのです。残念なことですが、年齢が上がるごとにさまざまな「可能性」は消滅していきます。国立大学の医学部を受験した55歳の主婦が、年齢を理由に不合格とされたことがありました。卒業して医師免許を手にするのは60過ぎ。一人前の医師として活躍するころには70歳近いわけです。そのような人に対して多額の税金を使って教育するのはいかがなものか、というのが不合格の理由だったようです。　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと時間効率を高める施策を行う　⇒　とりあえず勝間和代氏の著書を借りたＡＴＯＫをＰＣにいまさらインストール━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月07日

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  高学歴ノーリターン

  今日は 高学歴ノーリターンを紹介します。勝ち組、負け組という言葉を聞かない日々がない昨今ですが、実際には勝っていないという事実を曝け出します現状分析は秀逸ですが、将来予想は大いに疑問のある結論で惜しいのですが…気になった言葉ホワイトカラー上級層（専門職と管理職のサラリーマン）が同階層内で再生産される傾向がある要は、学歴エリートは「勝ち組」なのかもしれないが、それは誰と比較したうえでの「勝ち組」か、ということだ。彼らはニートやフリーターに比べて「勝ち組」だと言われているにすぎないのだ。例えば、前述の『希望格差社会』の中で、高学歴者のカップルは‘強者連合”と書かれているが、「共働きホワイトカラー」の話を実際に聞くと、彼らの生活がそれほど楽だとは思えないのだ。確かに、共働き夫婦は所得が2倍になるというメリットはある。しかし、仕事と家庭の両立でストレスは相当なものだし、ベビーシッターを頼んだりで、支出も2倍近くになっている。プロフェッショナルを‘殺す’日本特有の問題問題は、過剰とも言える政府の知的情報提供サービスだ。日本政府は、プロフェッショナルが金をもらって提供するような知的情報の多くを、無料で国民に提供している。このような政府の活動がある限り、プロフェッショナルが金を儲けることができる市場はでき上がらない。「後で責任問題が発生するかもしれない仕事」が発生するたびに、決裁文書を作る。抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと比較対象を間違えないそんなに質が高いなら政府の無料情報をしっかり活用する責任問題が発生するかもしれない仕事は、決裁文書を作る。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年07月06日

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  会社をつぶす最大の理由

  人を信頼できるかどうかという事について、自分は数年単位で人を見るのがよいのではないかと思ってます。理由は言行一致か、言行不一致か、言行以上かがだいたいわかるから。そう考えるようになった理由の一つが、数年前に読んだ「起業バカ 2　やってみたら地獄だった! 」からの「会社をつぶす最大の理由」の下りです。以下著書より川又は「会社をつぶす最大の理由、何だと思います？」と私に聞いてきた。　私は「それがこの本のテーマの1つですが、自己過信、倣慢、カン違い、甘い見通しとかいろいろでしょうね」と即答した。ところが川又は意外なことを言った。「そういうことじゃなくて、要するに社長になっちゃいけないヤツが、なっちゃった（笑）。それが9割ですって」私はなるほどと思い、次の言葉を待った。「これから事業をする人たちに、これはもう絶対に言いたいんだけど、『早まるな』と（笑）。最初に必要なのは、自分が本当に社長としてやっていける性格の人間なのかどうかの見極めですよ。やっていけない人は、要はすぐあきらめちゃう人。なんかあったら、すぐやめちゃうヤツは絶対に社長になんかなるべきじゃないんですよ。始めた以上はやめないこと。はたからどう思われようが言われようが、自分の信じた道を続けるっていうことじゃないですか。」　抜粋了３．本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと社長に向いている人間がいるというのは厳然たる事実だと思う。おそらく自分は起業向きではなく補佐的だと思う、今後の展開として補佐したいと思う人間を探しておく事だと改めて思った。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月22日

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  社長の最大の役割

  社会起業だとか、ロハスやらエコやら、耳に聞こえのいい台詞が流行っている昨今ですが、個人的には疑問を感じています。純粋な気持ちで訴えている人もいるのでしょうが、実際の仕掛け人は、環境や社会ではなく、金銭的な話に持っていっている気がしてならんのです。その上っ面を糊塗するのに使われてんじゃねーのと思ってます。さて、そういうスイーツ（笑）社会起業家に喝を入れるべく紹介したい内容が「起業バカ 2 やってみたら地獄だった! 」から「社長の最大の役割」以下著書より社長の最大の役割は、社員に給料払うことですよ。少なくとも社員の給与を払える以上の収益を上げなきゃ、それはもう社長でもなんでもないですよ。つまり、一番大事なのは、どう収入を得るかっていうこと。　相談に来るような連中のなかで、一番多い質問って『どういう補助金をもらえるか』とか『どうしたらお金借りられるか』とかなんですよ。そしたら、全員失格。　もう最初から人のカネをあてにするわけじゃないですか。そういう気持ちのあるヤツは、絶対社長に向かないんですよ。やっぱり、社長として成功するヤツっていうのは、それこそ土方やるとか、アルバイトしてお金貯めるとか。皆それ、やってますよ。　あとは社会貢献だとかなんとかね、いいこと皆言うじゃない？そんなもの、全然関係ないですね。まずは、お金儲け。会社が赤字でどうしようもないのに、『社会貢献でございます』『世のため人のため』と言うたって、それはもうナンセンスじゃないですか」とはいえ、ある程度会社が大きくなって、食うに困らない状態まできたら、本当の意味での社会貢献の部分がないと、会社は長続きしないという。世の中に困ってる人がいて、それを解決してあげて、結果としてお金が儲かっていくっていうのが、僕は事業だと思ってるんですよ。ところが、お金を掴んでる人のほとんど、特に今のアメリカ型の資本主義経済でやっている人たちって、お金儲けが目的になっちゃってる。世のため、人のため、そんなこと一切関係ない。要するに、会社を安く買って、売れるとこだけ分割して売っちゃって、カネを儲けりやそれでいいっていう。そういうのは嫌いなんです。　抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと結局はバランス、社会的視点と企業の利益両方を目指すべきであり何事も一方に偏ったものは歪なのだろう中庸とはかくも難しいものですねバランスの取れた人財になるべく、今日も切磋琢磨！━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月21日

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  “維持”と“改革”の2つの宿命

  関東は、梅雨に入った途端にあまり雨が降りませんね。もっとも週末は雨のようですが、やれやれですさて、「経営者として一番重要なこと」を「起業バカ 2 やってみたら地獄だった! 」から紹介します今回の言葉は、ビジョナリーカンパニーにもある二者択一を拒否して、「ANDの才能」を大切にする両方を同時に追求できるとする考え方です。以下著書より彼（テンポバスターズ社長）に経営者として一番重要なことは何かと聞いた。「まず1つは、維持していくということだよね。会社を維持していくためには、管理の部分も生産性の部分も効率よくする必要がある。それからもう1つが、将来を読んで変化に対応していくこと。経営者っていうのは“維持”と“改革”の2つの宿命を背負ってるなかで、どうやって人を使うかが重要なんですよ」抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと維持と改革のバランスを公私共に考える　⇒　逆張り運用だけでなく、順張りでも運用できるようになる！　⇒　親指シフトをはじめる次回は、「社長の最大の役割」は何なのかについて紹介します━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月18日

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  起業に必要な10要素

  前回の続きで起業に必要な10要素を「起業バカ 2 やってみたら地獄だった！ 」から紹介します起業した会社の９割が１０年残っていないと聞きますが、その理由がよくわかります。起業に至るまでに下記の10要素をどこまで積み上げることができるかが大事なのだと思います以下著書より　失敗学を提唱している畑村洋太郎東大名誉教授は、何か新しいことをやろうとする前には、「千三つの法則」が立ちはだかっている、と警告する。起業でも商品開発でも、成功の確率はズバリ言って0.3％、残りの99.7％は失敗するというのだ。《新規事業には少なくとも10個ぐらいの要素が必要です。　・ 企画　・ 内容　・ 技術　・ 事業を興す本人の資質　・ 資金　・ 設備場所　・ 人材　・ 流行　・ 社会の経済状況　・ 人脈といったものです。これらがすべてうまくいって初めて、事業が成功するのではないでしょうか。しかし、ゼロからのスタートなので、これら10個の要素がそれぞれうまくいくか否かは、始まってみないとわかりません。吉と出るか凶と出るかの確率は2分の1です。成功率2分の1の要素が10個必要だとすると、その成功率は2の10乗分の1、つまり、1024分の1になるのです。とれは千三つよりもさらに低い確率です》（『決定版 失敗学の法則』を要約）現実には起業の10要素がすべて揃うなど不可能だ。特に脱サラ起業家など、ほとんど見切り発車でスター卜しており、キケン度はもっと高い。畑村理論を採用すると「100％地獄行き」が待っていると考えた方が正しいだろう。抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと成功している知人の社長は、起業するに当たり準備に一年かけたという話を思い出した。見切り発車ではなく、しっかりと腰を据えた行動が何事にも必要しっかし、自分10要素全然ないな～（爆）誰かの右腕になるのが一番性に合ってる気がする昨今です次回は経営者の宿命について紹介します━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月17日

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  生まれたなら一国一条の主に

  「どうせ生まれたなら一国一条の主に」そういって起業する人たちがいる良いか悪いかは置いとくとして、3年間個人事業主をやってみた自分の結論から先に言ってしまうと、起業は正直しんどいその辺の心のうちを分りやすく語ってくれた本があったので紹介します。「起業バカ 2 やってみたら地獄だった! 」ちなみに2を紹介してますが、2を先に読んで全然問題なし。著書の中での人が人を騙す様子はとてもリアリティがあり一読の価値ありです。もし起業を考えていたら、ぜひ読んでほしい一冊です。これを読んでも、起業したいという強い意志をぜひもってください以下著書より起業（事業）に勝敗はないこれが起業家たちの事業と生きざまを長年取材してきた私の、1つの結論である。いったんコトを起こすと、それこそ、社長は死ぬまで永久運動を続けなければならない。まるで時計の振り子のような宿命を背負っている。営業と資金のやり繰りの両方をチクタクチクタク永久に繰り返さなければならない。それがイヤになって動きを止めたら、丸裸になってあっけなくゴミ捨て場に放り出されることになる。そして成功と失敗は紙一重。ビジネス戦争は、一瞬たりとも、またエンドレスで猶予はないのだ。とにかくいつまでも｢飲まず｣｢食わず｣｢眠らず｣という「3ず主義」を覚悟しなければならない。抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと個人で起業するとやることは本当にたくさんある資金繰りについては継続的なキャッシュフローを作れるかだが、それが一番難しい。最近は、驕らず勉強を継続していかなくてはいかんなと、ただいま証券アナリスト勉強中次回は著書より「起業に必要な10の要素」です━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月16日

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  唐突な死に対抗するために

  唐突に自分の人生が終わるその可能性について、真剣に考えたことがある人はどのくらいいるのでしょう？昨今の様々なテロや殺傷事件に自分が巻込まれないとどうしていえるのでしょう？そういった死への畏れの向き合い方として、自分が辿り着いた答えが「本多静六　人生計画の立て方」にありました。若い人にはぜひ読んでほしい文章です以下著書より私は私の読者に、改めて一言を贈りたい。私はまだ生きるつもりにしているが、人生必ずしも意のごとく運ぶものとは限らない。そこで、運んでもよし、運ばないでもよしで、人は常に最善の用意をしておかなければならぬ。これが人生即努力のゆえんである。私は百二十まで生きるつもり、また生きてもよいつもりで、私の人生計画を樹てた。そしてそのように、努力をつづけてきた。いまここで再び起たぬことになったとしても、これは決して無意義に終わったものとは考えない。百二十を目標とした八十五年（満）の充実は、本多静六にとって、満足この上もない一生だ。努力即幸福に対する感謝の念は一杯である。　どうか読者諸君も誤解のないように願いたい。百二十を目標に樹てた人生計画は、百二十まで生きなければ未完成というものではない。八十でも九十でも、いや六十、七十までしか生きないのでも、立派にこれを生かし、遺憾なく充実を期することができる。いつどこで打ち切りになっても悔いるものがない。人生即努力、努力即幸福、これは人寿の長短にかかわりなく絶対だ。私はこの際、とくにこのことに念を押しておきたいと思う　抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと　全ての行動をいつ打ち切りになっても悔いのない人生のために行う　罪悪感を持ってしまうような行動をしない　一生涯かけても終わらない目標を持つむぅ、今日は文章が硬くていやだなぁ…もっとライトに書けるようにしなきゃだ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月14日

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  人生のパートナーの選択基準

  ６月といえばジューンブライド日本のジューンブライドは雨が多い６月にも、式をあげるよう、結婚式業界が広めたという陰謀説もあります（笑）が、今月は知人友人の結婚式に参加される方も多いことでしょう＊本来の由来はローマ神話の神ユノ（ジュノー）が結婚生活の守護神であることからさて、本日はその結婚最大の難関「パートナー選び」について本多静六　人生計画の立て方から、一風変わった考え方を紹介してみたいと思います男性の上げがちな「性格の良いこと」「顔が好み」とか女性の上げがちな「性格の良いこと」「高収入」「高学歴」とかが二の次になっています。人によっては、不快になる内容ですが、ひとつの考え方として新しい視点を与えてくれるのでないでしょうか？以下著書より配偶者選択の標準　元来、配偶者の選定には、しっかりした理智によるものよりも、「好くか、好かぬか」といった感情による因子がすこぶる多大である。ことに愛は盲目なりとまでいわれて、恋愛から入る結婚にはこの例がほとんどすべてである。「どうしても好きだ」とか、「なんとなく好きだ」とか、その程度に多少の差はあっても、主智をはなれた主情の選択であることは一緒である。これはわれわれ老人からみてはなはだ危険に思える。一時的には大きな喜びとなるかも知れぬが、永久的には大きな悲しみとなる場合がはなはだ多い。そこで、私は私として、これならと考えた配偶者選定の標準に、　一　血統が純潔であること。　ニ　身体が強健であること。　三　頭脳が明晰であること。　まず、この三要件を挙げたい。　世間には、この三条件についで、　四　性質順良穏和であること。　五　必ず高等教育を受けたものであること。　六　容貌の美しいものであること。　七　財産のあること私はどこまでもまず三要件を絶対条件とみた上で始めて後者の考慮に入りたいと思う。抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきことパートナーを選ぶ視点のパラダイムシフト↑まぁ偉そうな書き方してますが、要は顔だけで人を選ばない！という至極当たり前の事を再認識しただけです（最低）━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月14日

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  計画実現に望ましい生活態度

  昨日の続きで本多静六　人生計画の立て方から実際の計画実現に望ましい生活態度について紹介します当たり前の事が書いてあるようですが、実際に以下の九つの生活態度を一貫して行うのは至難の業です。まずは紹介から以下著書より計画実現に望ましい生活態度処世九則第一　常に心を快活に持すること第二　専心その業に励むこと第三　功は人に譲り、責は自ら負うこと　第四　善を称し悪を問わないこと第五　本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと第六　常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を貯えること第七　人から受けた恩は必ず返すこと第八　人事を尽くして時節を待つこと第九　原則として個人間に金銭貸借を行わぬこと抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと特に意識した方がよいと思う処世訓第二　専心その業に励むこと　⇒　色々な事に山っ気を出さない、今の仕事に一意専心第四　善を称し悪を問わないこと　⇒　「言葉の送り出し方一つで、口は凶器ともなれば利器ともなる。われわれはつとめて常に人の長所美点を称揚するようにすれば、いたずらに災禍を招くことがないばかりか、人を正し、人を教え、しかも自らの品格をたかめて、他からの信望をも厚くするゆえんともなる」＊上記は著者の言葉から第七　人から受けた恩は必ず返すこと　　⇒　いまだ返せてない人、返すどころか仇で返した人が頭に浮かびます　　もう返せない人もいますが、出来うる限り返していくよう努力していく次回は、本多静六の「配偶者選択の標準」を紹介しますやはり傑物、「惚れた、はれた」とは全く違う視点は斬新です、ご期待ください！━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月13日

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  人生計画の立て方

  今日は株式市場が土砂降り、自分の運用成績も土砂降りでした･･･まあ、こういう日もありんす。さて、今日は本多静六 人生計画の立て方を紹介しますこの本は、本田静六シリーズ最終章であり、臨終の間際に弟子に渡したという原稿から作られる遺稿です。著書の今までの人生を振り返り、120年生きるつもりで人生計画を考え、中途で死ぬをよしとする考え方には古今の哲学書に通じるものがあります。若干現在の風潮を合わない部分もありますが良書には代わりはありません。本日は著者の人生計画の骨子を抜粋してみました以下著書より（前略）計画生活は人間の本性であり、しかもそれが正しいかどうかによって、その人間の価値が決定されるほど、重大な意義を持っているのであるから、われわれは周囲の事情と自己の実力とをよく考え、それぞれ立派な計画を立て、わが生涯を最も意義あらしめねばならぬ。　私が平凡愚劣の生まれつきをもって、しかも、なおかつ割合に幸福感謝の長い人生を享楽し得たのも、ひとえにこれ、早くから自らの「人生計画」をたてて実行に努力してきたおかげである。その計画要綱を御披露に及ぶと、だいたい次の通りである。（満二十五歳を基本とする）第一　満四十歳までの十五年間は、馬鹿と笑われようが、ケチと罵られようが、一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、もつて一身一家の独立安定の基礎を築くこと。第二　満四十歳より満六十歳までの二十年間は、専門（大学教授）の職務を通じてもっぱら学問のため、国家社会のために働き抜くこと。第三　満六十歳以上の十年間は、国恩、世恩に報いるため、一切の名利を超越し、勤行布施のお礼奉公につとめること。第四　幸い七十歳以上に生き延びることができたら、居を山紫水明の温泉郷に卜し、晴耕雨読の晩年を楽しむこと。第五　広く万巻の書を読み、遠く万里の道を往くこと。　　　抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと　満40歳までの一途になれるキャリアプランとその後の人生計画を考える　⇒　30代で引退は撤回、40歳過ぎてまで働ける熱意とスキルを得たい仕事は何か？　　　やるべきこと　⇒　誰かコーチングかカウンセリングしてください（笑）次回は、計画実現に望ましい生活態度について紹介します━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、　・本を読んで得たヒント　・展開的アイデア　・やるべきことを徒然に書す備忘録的ブログです訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2008年06月12日

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  ネットとテレビがもたらした情報の違い

  こんばんは、今日も昨日に続き、情報の文明学 (中公文庫)から紹介です今回紹介するのは、今までとは逆に著者の予想と違った方向に進んだものを紹介したいと思いますネット情報の質とその伝達方法の洗練化は、テレビの普及によって起こった欲望の更なる開発を行わず、むしろ体験した気分だけで満足を得てしまう気風を醸成したのではないかと感じます若者の海外旅行離れといった風潮もそういったもの関係があるのでないでしょうか？以下著書より　テレビは、おびただしい情報をもたらした。どんな山村僻地にあっても、テレビは、都市とおなじ情報を供給した。村びとたちは、村にいて、都市生活を経験することができるようになったのである。ところが、テレビのもたらす体験は、じつは、すべて擬似体験であった。人びとは、テレビを通じて擬似体験をえるとともに、逆に、真正の体験をしたいという欲望をもちはじめたのである。テレビが欲望の開発をおこなったのである。　情報手段が発達し、情報ネットワークが完成にちかづくと、全国の情報的都市化は完成し、地方は安定するというのが、一般に期待されているところである。しかし現実には、かならずしもそうではない。情報が欲望を開発してしまうのである。情報がもたらされればもたらされるだけ、あたらしい欲望が人びとの心のなかにでてきて、人びとはおちつきをうしなう。手をのばせばとどく距離にあるようにみえながら、現実ははるかにとおいのである。そのもどかしさは、どうにもいやしがたい。　抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと　　ネットや本を読んでわかったつもりにならず、何事も本物の体験をするよう努力する　　　⇒とりあえず蛍を実際に見たことがないので今月見に行ってみようかと思います☆訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように

  2008年06月11日

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  コンニャク情報

  こんばんは、今日は昨日に続き、情報の文明学 (中公文庫)からコンニャク情報についての文章を今の社会に流れている情報の殆どは今回紹介するコンニャク情報なのだと、言っていいと思います。普段得ている情報が「ノイズによって感覚器官、脳神経系を興奮がしている」だけなのか、それとも価値のあるものなのか、Yahooニュースをなんとはなしにクリックしてしまう自分には考えさせられる文章でした。以下著書よりコンニャク情報論　コンニャクという食品がある。サトイモ科の植物で、地下におおきな球茎を生じて、それから食用のコンニャクをつくる。その主成分はマンナンとよばれる物質で、これはたべてもほとんど消化されない。つまり、栄養物としては価値のない食品である。いくらたべても、消化管のなかを素どおりするだけである。栄養的に価値がないにもかかわらず、われわれはこれを食品として常用し、そのために大規模なコンニャク栽培もおこなわれている。これはいったいどういうことであろうか。　栄養価がないからといって、食品として無価値であるとはいえない。それは、歯ざわりその他で味覚に満足をあたえ、消化管のなかにはいることによって、満腹感をあたえる。コンニャクに栄養価がないことは、むかしからしられていて、腹のなかの砂をとるもの、などといわれていた。いわば一種の煙突そうじのようなものである。しかし、これの通過によって消化器官系はおおいに興奮し、活動する。情報というものには、かなりの程度にこのコンニャクに似た点がある。情報をえたからといって、ほとんどなんの得もない。それは感覚器官でうけとめられ、脳内を通過するだけである。しかし、これによって感覚器官および脳神経系はおおいに緊張し活動する。それはそれで、生物学的には意味があったのである。　このようなアナロジーのもとに、わたしたちはコンニャク情報というものの存在をかんがえることができる。つまり、ただ感覚器官、脳神経系を通過するだけで、とくに行動上のメリットをともなわない情報のことである。このような情報の存在をかんがえることによって、情報の概念は大はばに拡張されるであろう。情報には、なんの利益ももたらさないし、プラグマティックな意味ももたないものもたくさん存在するのである。　コンニャクもまた食品の一種であったように、コンニャク情報もまた情報の一種である（情報理論では、有意味情報以外のものをノイズとして排除するが、コンニャク情報論の立場にたてば、ノイズも情報の一種であり、排除するわけにはゆかない。ノイズさえも感覚器官、脳神経系を興奮させるのである。　　抜粋終了・本を読んで得たヒント、展開的アイデア、やるべきこと　コンニャク情報と思われる情報、例えばテレビや漫画を減らすよう努力する　もちろん、ネットサーフィンもほどほどにする訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように

  2008年06月10日

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