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カテゴリ:想うこと
3年前、同僚の先生をがんで亡くした
同じ教科担当だったのでたくさんのことを教えていただき、 その教育観に学ぶところがたくさんあって 尊敬していた いつもできるところをほめてくださるのが上手で 一緒にいるとなんだか安心できた 私が、長女の産休に入る前に 『なんだか、胃の調子が悪いのよね』とおっしゃっていて 『見てもらったほうがいいんじゃないですか?』なんて 話していたのだが、 『もうすぐ職員検診だからそのときに医者に聞いてみる』 なんて言っていたのが、 私が産休に入ってまもなく胃がんが判明して わかったときには全身転移が広がっていたようで 私の育児休暇中に亡くなってしまわれた だから、私はその先生の元気な姿しか知らない がんがわかってからなくなるまでの約半年で 食べられなくなり、うんとお痩せになったらしい それでも亡くなる半月前まで教壇に立ち、 一週間前まで麻薬を使いながらも 試験の採点などをされていたと言う 別の同僚から、『亡くなった』の一報を受けても なんだか信じられなかった だけれども、お葬式で先生のやせ細ったお姿を拝見して 初めて現実と認識した 下のお子さんはまだ中学生だった 私の体にもその時既にがんはあったのだろう そのときはまったく気づいていなかったが。。。 それから1年して私にもがんが見つかった 既にリンパ転移していた 幸いにして、今治療しながら生き続けている 先生のことを思い出すと 残された生を大事に生きなくてはと思う 心を揺らす出来事も時々あるけれど 先生の分もがんばらなくっちゃと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2009 06:40:31 PM
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