カテゴリ:音楽
久しぶりにウェザーリポートなんて聴いてみた。
以前、M氏のバンドのデモテープに入っていた ライブ版のジブラルタル(音源は海賊版らしい)を久しぶり聴いたら、なんだか無性にショーター様が聴きたくなり、何年かぶりにBlackMarketを聴く。 (業務連絡。ベースのや●い君、このライブ盤の音源持ってたら、貸してくれ~) いやはや、久しぶりにはまりまくった。 やっぱり、Jacoにショーター様にザビヌルにアースキン、と今じゃ考えられない面子のバンドである。 これを伝説といわずして何といおうか。 他のHeavyWeatherとか、8:30とかもかっこよいのだが、アルバム的にはこのアルバムが一番好きである。70年代中盤の頃のいわゆる「クロスオーバー」という 聴きにくいフュージョン、とでも言おうかこの頃のアナログシンセやローズを多用するサウンドは結構好きで、一度はバンドでやってみたい、と昔から結構思っていたりする。 特に、まあ、月並みといえば月並みだが 「ElegantPeople」 ショーター様、素敵。たまりません。 あのせつない四分音符のテーマの、テナーの音色に久々ちびりそうになった。 色々と調べてみると、この曲の公式のライブ版って、あまり無いらしい。すくなくても、Weather自体、公式のライブ版って、8:30と最近?出た「ライブ&アンリリース」というアルバムしかないようなのである。 っつーことは後は海賊ものか・・・。 最近そういえばCD屋行ってねーしなー。 Weatherの海賊ライブ版、何か情報あったら教えてください。 というわけで、久々JAZZに気持ちが戻ってきたのも、実は、バンド活動の復活が原因なのである。会社の忘年会バンドでご一緒させていただいたエレキウクレレ奏者(ウクレレって、やっぱり「奏者」だよなあ)のS氏と4月からスタジオに入って、色々とリハビリ兼ねてやっているのだ。 腕は練習してないのでムチャクチャ落ちているのだが、やはり、30代も半ばに近づくと、肩の力が少しづつ抜けていくというか昔、甘すぎて聴けなかったものとか、好みを超越して、単純に演奏しているだけで楽しい気持ちになってくるんだよなあ。 音とりとかも、難しいパッセージを一生懸命拾うよりも、出来るだけシンプルなものをコピーして、それを2倍に吹いたり半分のスピードにしたりしている。 さすがにセッションも10年以上やっていると、気持ちの余裕からか、無駄な音は無理に吹かないし、焦らずに吹くことが出来るようになってきた。 そうなってくると、ショーター様ってかっこいいんだよなあ。 この人、なんだか訳わからん人、というより、JAZZ理論的なアプローチでソロ吹いてる人じゃないから音とりすると、結構馬鹿馬鹿しくなってしまうのである。 Maceoは、独特の間合いとリズミカルなアプローチ、特にあの舌技(タンギングのことである)がコピーをしていても「Maceo奏法の習得」的な満足感があるのだが、ショーター様に限っては、まず、曲が存在し、その曲にあわせたアプローチを考えていらっしゃる感じがする。はじめに曲ありきなのだ。 だから、いわゆるショーター様フレーズ、というのは縦横無尽で、時にはひたすらロングトーンだったり、時には超絶コールトレーンだったり、時には、Maceoまっちゃおのコケコッコフレーズ(?)だったり、普通のスタンダードとか演奏する上では、ほぼ間違いなく、あまり使えそうにない。もっとも、自分のように、コード一発物セッションばかりやってる人間には大変重宝なフレーズが多いのだが。 と、いうわけで、じきに、ウェーザーのコピーバンドなんて、やってみたいなあ、とかなりえげつないことを最近考えております。 求む。ジャコ、アースキン、ザビヌル、アイアート。 Weatherの完コピしかやらないバンド、て、誰か興味ある人いません? でも、俺がショーター様というには、あまりにおこがましいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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