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カテゴリ:オーストラリア
オーストラリア 西オーストラリア州 グレートサザーン地区 マウントバーカー オムラ・ピノノワール2007 Omrah PinotNoir プランタジェネット Plantagenet ピノノワール100% フレンチオーク樽熟成(新樽20%) アルコール度14% 輸入:ファームストン株式会社 購入価格:1764円 色は透き通った濃い赤紫。 香りはカシス、ブルーベリー、バニラ、イチゴ、プラム? 抜栓45分でブラックベリー、石灰、シナモン、オレンジの皮? 味は甘味を伴う酸味と渋味。余韻に渋味と苦味。 フルーティーな香りと味。 新鮮さを感じる味わいで、果実の酸味と甘味が前面に出てくる。 口当たりは軽く、飲み易い。 綺麗な味の出方で喉越しも滑らか。 でも余韻の苦味がちょっとしつこいかな!? 酸味中心の果実感が強すぎて、渋味や余韻とのバランスが少し乱れ気味に。 長所に感じた強い果実感で逆に余韻の苦味も強調的に感じるわけだから、この辺は人によって評価が動く部分。 個性の範囲内の苦味ではあるが、こういう所で時おり過度に若さが出るのは気になる。 軽いけど薄くはない。 渋味のコクは控えめで深みはさほどでもないが、味自体はやや強めで飲み応えはある。 どうも半端な立ち位置で、個人の好み次第で評価は大きくブレそう。 とりあえず、経年熟成でいくらか化けるのを期待する事は可能。 良くも悪くも今はまだ果実感がヤンチャに出るので、もう数年待ってある程度落ち着きが出てくればまとまったバランスになるはず。 だが低い温度で素早く飲めば結構スッキリしてて、今のこの果実味押しの味もこれはこれで悪くはない。 値段相応。 スクリューキャップで開閉し易いし、味も渋味控えめで葡萄の感じが強く比較的万人向け。 1000円台後半のオーストラリアの若いピノとしては標準的なところか・・。 400cc残しで次の日(約21時間後) 香りはカシス、バニラ、イチゴ、オレンジ、インク? 味は塩気を伴う酸味と渋味。余韻に薄い酸味と軽い苦味。 初日の強い果実感はなりを潜め、ミネラル(?)っぽい塩味が出てきた(梅干しに近い)。 “深み”とまではいかないが、前日の軽さが多少なりとも落ち着き、味に重みが伴ってくる。 この影響からか、余韻の苦味も大人しくなり総合バランス感は向上。 前日に感じた欠点(強調される苦味・飲み口の軽さ)がほぼクリアーされてて、2000円位の味にランクアップ。 2日目に随分化けたねぇ。 初日よりも2日目の味の方が好きな人が多そう。 ★楽天検索 オムラ ピノ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/04/08 04:13:44 AM
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