オーストラリア レッドラベル・シャルドネ2012 ウルフ・ブラス社
先日のイーグルホークに続いて、ワンランク上のレッドラベルに行ってみた。まあヴィンテージは2012だが。 オーストラリア サウス・イースタン地区 レッドラベル・シャルドネ2012 RedLabel Chardonnay ウルフ・ブラス社 Wolf Blass シャルドネ100% 一部をフレンチオーク樽熟成 アルコール分13% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:977円色は薄い黄色。香りはレモン、カスタードクリーム、ピーナッツ、ミント、ホットミルク、梅干し?味は薄い苦味と薄い甘味。余韻に苦味を伴う薄い酸味と薄い甘味。香りはまずまず。柑橘にクリーム、ナッツ、ハーブ、と一通り揃ってる。味は全体的に大人しく、余韻の酸味で膨らみを出す感じ。何か、飲んでて味が頼りないかも。一部とはいえ素直に樽熟成させたからか、以前飲んだ下位ランクのイーグルホーク・シャルドネよりも香りがクリアーで自然な感じ。味は突出要素は無く、苦味を纏わせつつ、余韻で果実感を後押し。まあまあ万人向けで、飲み易い。90分以上の時間経過でも変化は無し。ただ、味も香りも細いな。香りはともかく、味本体の酸や甘味が乏しくて、余韻のサポートにも限界が有る。味だけなら下位のイーグルホークとも大差は無いかもしれない。端的に言えば、イーグルホークよりも香り+0.6と味+0.4の、合わせてワンランク上。個々の要素(特に味)は本当に微々たる差。香りのナチュラル感以外に、あまり上位ランクらしい雰囲気は感じられない。料理は割と何でもいい。魚介でもスナック菓子でもピザでも、ワインの味の希薄さが、逆に相性の幅を拡げてる。変に凝った料理じゃなければ、汎用性は高い。まあギリギリで、あえて値段相応(値段以上でもないか)。香りの点を考慮して、1300円前後と言われても結構納得したとは思うが、必要な所に必要な要素が行き渡ってない様にも思える。ワインの味の、質感・量感・立体感の (立体感はともかく) 量感がどうしても乏しい。半端。イーグルホークの香りの、良い意味での "わざとらしさ" が、逆に好ましく思えてきた。イーグルホークからは安いなりの知恵と工夫が見えたが、このレッドラベルは悪い意味で愚直、随分と小さくまとまっちゃったみたい。今回は何かしら瓶差も大きく出たのかも。ウルフブラス レッドラベル シャルドネ 750ml/ウルフブラス/オーストラリア(ワイン)/税込価格:1,841円(税込、送料別)楽天ではケンコーコムのみ正直、何とも言えないなぁ。1500円以上も出して これ買うのなら、1000円以下のイーグルホークで十分だと思うし、もう+数百円で このさらに上のイエローラベルにも手が届くだろうし。やっぱり半端だわ。