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カテゴリ:ブルゴーニュ赤:ACブル
ブルゴーニュ キュヴェ・バーバラ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2005 Cuvee Barbara Vieilles Vignes ドメーヌ・パトリック・ミオレーヌ(と娘のバーバラ) Domaine Patrick Miolane ピノノワール100% 樽熟成(新樽20%) アルコール度12.5% 輸入:株式会社 オーレ ジャパン 購入価格:2499円 色は透き通った赤紫。 香りはアンズ、プラム、オレンジ、イチゴ、キャンディー、砂糖? 味は酸味と苦味。余韻に軽い渋味と苦味を伴う酸味。 う~ん・・・普通。不味くはないよ。 渋味よりも酸味と苦味が際立ち、余韻の伸びはほどほど。 香りもスタンダードで悪い印象は無い。 2時間以上の時間経過でも大きな変化は見られず、質は安定傾向。 でも、いかんなぁ・・本当に特徴がよく分からん。 分からんって事はないが、せいぜいルイ・ジャドのクーヴァン・デ・ジャコヴァンよりも味が酸味寄りで、香りにちょっと幅(フルーティな感覚)がある位の違いしかない。 苦味感(ミネラル感?)が所々顔を覗かせる部分はあるが、それが美味さと結びついてるとも思えない。 標準的なブルゴーニュのピノノワール。 酸味基調の味でパトリック・ミオレーヌの感じは分からなくはないが、特別にこのワインを選びたいという魅力は無い。 これなら親父さんのバックヴィンテージのACブルを飲んだ方が有り難味と満足感があるんじゃなかろうか? まぁ比較抜きで、ボルドーやブルグイユでの武者修行から戻って初めて作ったワインと考えれば上出来な方か・・。 この目立つ酸味を大人しくさせられれば香りの印象で上手くリード出来そうな風には感じたので、 経年変化次第ではもうちょい万人向けに飲み易さを高める方向性に持っていけそうな気配はあった。 この辺(経年による期待感という意味で)は親父さんのワインに近いものを感じられる。 掟破りのデキャンティング(計量カップで150cc量ってグラスに15cmの高さから注ぐ)で 香りはプラム、砂糖水、青葉?アッサムティー? 味は苦味としつこい酸味。余韻に薄い酸味と甘味。 注いで2分程待ってから飲むと、いくらか余計な味要素が削れてやはり飲み易さが増す。 ただでさえ香りと味の特徴が弱いのがさらに薄れるわけだが、 ミネラル感(?)をメインとしたかの様な味は適度に透明感が有って悪くない。 楽しみ方は色々ありそうだが・・・やっぱりそんなに大したワインでもないな。 ヒドいwオチだがそれが現実。結局は普通のブルゴーニュのピノだね。 経年の期待は有るには有るが、このワインを10年待ってみようという気にさせるにはインパクトに欠ける。 値段以下。 2000円から~取って2200円位でもいいんじゃないかな!? 「修行して成長した娘さんが初めて手がけたワイン」という事で、300~500円は御祝儀代込みのつもりで。 ★楽天検索 パトリック ミオレーヌ バーバラ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/15 10:48:04 PM
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