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カテゴリ:イタリア
イタリア フリウリ=べネツィア・ジュリア州 DOCコッリ・オリエンタリ・デル・フリウリ DOC Colli Orientali Del Friuli ピノグリージョ2007 PinotGrigio ロッカ・ベルナルダ Rocca Bernarda ピノグリージョ(ピノグリ100%) 澱と共にオーク樽熟成6ヶ月(新樽率不明) 瓶詰め後瓶熟成1ヶ月 アルコール分12.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:2210円 色はやや黄色がかった金色。 香りは土付きサツマイモ、灰、回路基板、グレープフルーツの皮、山椒、未熟なイチゴ、烏龍茶? 味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と苦味を伴う酸味。 ん?このワインは甘味があまり無いな。 何やら味も やたらとシンプル。 香りもなにやら果実感が乏しく、少々特殊。 やっぱりフランスのピノグリと比べると、イタリアの方が酸味がノり易いのかな? 苦味の上にレモンっぽい酸味が転がるイメージで、あまり甘味の感覚が無い。 でも、これはこれで苦味基調の "こういうワイン" と思えば不味くはない。 一番目立つのが、何か香りがどうも汚く感じる点。 味はミネラリーな味という事で納得出来るが、灰や山椒の香りが生臭いグレープフルーツの皮的な香りと合わさって、葡萄っぽさが無い。 白ワインでは初めてかもしれないが、これは軽いブショネかも。 こういう味の白ワインは割りとよく有る類。味自体は決して悪くない。 今回は(?)香りが思った様な綺麗な出方でなかったのが残念。 やはりブショネだったのかな!? しかし、初めからこういうものと思ってれば、それなりに飲めた雰囲気だったので結構微妙なライン。 おう?・・・抜栓30~40分程で味にほんのり甘味が出てきた。 香りも少しだが、気になった生臭さが静まった気がする。 時間経過で化けるタイプなのか? まぁでも、多分状態異常だろう。 ブショネにしろ、そうでなかったにしろ、値段以下。 1880円ならそれなりに見所を見出せたが、2000円を超えてくると何とも言えない感じ。 ほぼ同価格なら、100円高いだけのルネ・ミューレのピノグリの方が万人受けする雰囲気が有る分 上に思える。 機会が有れば別ボトルを買い直して、また飲んでみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/31 09:58:29 PM
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