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カテゴリ:ドイツ
畜生ッ!痛恨のズタボロコルク・・・・・。コルクの下半分がボトルにガッチリ張り付いてた。 ドイツ モーゼル・ザール・ルヴァー ヴェーレン村 ゾンネンウーア畑 ヴェーレナー・ゾンネンウーア(ゾンネンウアー)・リースリング・シュペートレーゼ1997 Wehlener Sonnenuhr Riesling Spatlese ドクター・ローゼン Weingut Dr.Loosen リースリング100% アルコール度8.5% 輸入:有限会社 土浦鈴木屋 購入価格:3990円 色は微妙にくすんだ(いぶした)金色。 香りは灯油、桃、蜂蜜、リンゴ、百合、金柑の甘露煮、土? 味は甘味を伴う酸味と甘味。余韻に甘味と薄い苦味。 まぁモーゼルらしい灯油香から果実と蜜と花の香り。 土や木っぽい香りは崩れたコルクが混ざったせいか。 とりあえず味はまずまず、落ち着いた果実味と、丁寧でなだらかな余韻。 仕方ないので2杯目からは茶漉し付きで注ぐハメに。 味は流石に名の通った作り手だけあって綺麗な感じ。 茶漉しを通した事で多少味が変化したとしても、この位なら許容範囲。 甘いだけじゃなくて、ちゃんと酸が生き残ってるのもポイント高い。 余韻の苦味がもう少し明確なら味にも締まりが生まれたと思うが、そういう細かい部分が上手くハマらないのが惜しい。 香りの内容は悪くないが、出力は今ひとつ。 以前飲んだツィリケンのシュペートレーゼ1997も香りがパッとしなかったし、どうも香りが上手く出てくれないのが残念。 あちらと違って味はそこそこイケるが、この香り傾向はヴィンテージの特徴なんだろうか?(眠ってるとか、そういうの?) どうも1997年ヴィンテージのドイツとは相性が悪い。 抜栓60分程度(多分温度上昇)で、余韻の苦味が強まる。 だがこの苦味がジワ~っと出る様な鈍い出方で、味を締めるのではなく、 甘味の感覚を乱す感じに。冷温キープ推奨。 モーゼルのシュペートレーゼワインとしては一定水準を越えてると思う。 でも1997年の有り難味は特に感じない。 2005年のケルペンのシュペートレーゼの方がまだ美味さが明快で飲み易かった。 コスパを考えるとリピートはないな。1回飲んだらそれで満足。 食事向けではないね。 軽く炙った黒パンをツマミにかじりながら、静かに飲んでいくのに向いてる。 値段相応・・・・かな~!? 「ドクターローゼン」の名前代と「シュペートレーゼ」の格代と「1997年」のヴィンテージ代が諸々ノッての4000円前後と思えばまあ。 抜栓ミスで精神的ダメージを負っていたwのを考慮しても、3480円位ならまだ素直に納得した。 ★楽天検索 ローゼン シュペ★ 楽天扱い2件 Donguriano Wineで5210円 葡萄畑ココスで5670円 双方2005年ヴィンテージ。 おお、2005年ヴィンテージで5000円台だから、1997年ヴィンテージで4000円前後というのはむしろ安い方だったのか? 15年も経つとピークを越えると言う事か。 今回のボトルはリリース10年位で飲むのが理想だったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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