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カテゴリ:ボルドー:コート・ド・ブール
ボルドー コート・ド・ブール シャトー・ラロッシュ(ラロシュ)・ジュベール2009 Chateau Laroche Joubert ヴィニョーブル・ジョエル・デュピュイ Vignobles Joel Dupuy メルロー70% カベルネソーヴィニョン20% カベルネフラン10% アルコール分14% 輸入:株式会社ファインズ 購入価格:1300円 色は濃い紫。 香りはインク、革、バニラ、プラム、土、クリーム、ブラックベリー、チョコレート? 抜栓20分でインク、土、ブラックベリー、カカオ?カラメル? 味は苦味を伴う渋味と薄い酸味。余韻に苦味と薄い甘味。 まずまずの香りの出方。 いかにも右岸です、ブールです、と言わんばかり。 味も渋味しっかりで、余韻の甘味で着地の好バランス。 渋味基調だが、意外とフルーティーに感じられる部分も有る。 少々苦味がうるさく飲み手の好みを選びそうだが、この位なら味のコクのうちで、料理一つで解決できる。 バニラやクリームの香りが、味の苦味や渋味を和らげるように、それなりにだが働いてくれる。 抜栓20分程で、急に香りが薄く、弱くなってきた。 味も香りに釣られて出力が弱るが、こちらはまだ飲み易さの範囲内に収まる。 ギリギリ味は踏ん張るものの、これは一歩間違えれば "苦い水" 状態。 抜栓30分前後で、香りが少し盛り返す。 味も渋味が弱った分、ほのかな酸味や甘味が感じ取り易くなり、 意外と万人向けの飲み易さが出てきた。 ただ、香りはグラスに注いで数分落ち着かせる必要がある。 コート・ド・ブールのワインとしては正統派で、抜栓直後の味や香りは 厚みも幅も有って悪くない。 時間経過による変化・弱体化が早いのは難だが、価格を考えれば まだ上出来の部類。 3~4人で短時間で飲み切るのなら、結構コスパの良さも無くはない。 時間経過後も、ボルドーファンなら、ちょい苦のガブ飲みワインと捉えられる。 料理は渋味に対抗出来つつ、甘味を補填または強調出来るものに向いてる。 コロッケ や メンチカツにちょっと多めにソースか甘酢醤油をかけたものが良い。 塩胡椒だけのシンプルな味付けの肉料理だと、ワインの苦味に対応しきれないと思う。 値段相応。 まあ1300円ならこんなもんでしょ。 もう2年位までならそこそこ熟成もしそうだし、右岸ボルドー好きのデイリーには なかなか。 ★楽天検索 ラロシュ ラロッシュ★ 楽天扱い約11件 1300円~1974円 平均1580円前後 この価格なら自分はメルシャンのアンサンブル・藍茜を買っちゃうんだろうなぁ。 香りや味の質、品の良さで言えば藍茜の方が明確に上。 ほんとにメルシャンもドえらいワイン作ってくれたわ。 全てのボルドーワインを過去の物にされてしてしまった感じw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/10/17 02:46:58 AM
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