|
カテゴリ:スペイン
スペイン ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ アルトザーノ・ヴェルデホ・ソーヴィニヨンブラン2011 Altozano Verdejo SauvignonBlanc フィンカ・コンスタンチア ゴンザレス・ビアス社 Finca Constancia Gonzalez Byass ヴェルデホ70% ソーヴィニヨンブラン30% アルコール分13% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:718円 色は薄く黄緑がかった黄色。 香りはシトラス、リンゴ、桃、シロップ、キンモクセイ、メロンの皮、青草、ピーマン?カリン? 味は苦味と酸味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。 あれ、結構美味いぞ。 澄んだ味で、苦味も酸味も突出せずにバランスを取る。 余韻の薄い甘味が、時に硬質的に感じさせる味わいを ソフトに着地。 香りの果実感とハーブ感が、品種の特徴を存分に出し、澄んだ味にアクセントを。 苦味が軸に通るミネラリーな味の中で、余韻の甘味が桃やシロップの香りと合わさり、不思議なふくらみの印象を感じさせる。 フランスほど複雑でもなく、でもイタリアほど軽薄でもなく、ドイツほどユニークにも流れない、シンプルな飲み易さの中にも 厚み や 重み を伴う感じ。 この苦味が良い方向にも悪い方向にも働きそうで、酸や甘味を引き出せればOK。 逆に、苦味が余韻を潰すような動きを見せると、口内にヌベっとまとわりつき、安っぽさが出る。 苦味の出方次第で、上出来ワイン か 安ワインかの評価が揺らぐ部分が有る。 20分程度の時間経過(温度上昇)で苦味感のまとまりを維持しにくくなってくる。 冷温キープを強く推奨。 ガッチリ冷やして飲むことで、このスッキリ感と厚みを楽しめる。 ヴェルデホという品種には馴染みが無かったが、ソーヴィニヨンブランが好きな人なら かなり取っ付き易い葡萄か? 正直、味自体は安白ワインかもしれないが、きちんと冷やして飲めれば各種味要素をクリアーにまとめてストレートに押し出せる。 香りの甘やかな要素がそれらを補強し、味も含めて個性と魅力を成立させている。 料理は塩系の味が相性良さそう。 生ハムやアンチョビ、粉チーズを惜しみなく振った半熟オムレツなど。 トマト絡みの料理だと、食材の酸味がワインの味バランスを崩しちゃうかも。 700円台なら値段以上。 880円以上狙える。 モノによっては、1000円前後のロワール白 や ボルドー白と余裕で闘える。 ★楽天検索 アルトザーノ ブラン★ 楽天扱い4件 880円~1103円 平均950円前後 この価格なら大体普通だな。 900円前後位が およそ妥当なライン。 今回の700円台は立派な方。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/03/30 02:50:08 AM
コメント(0) | コメントを書く
[スペイン] カテゴリの最新記事
|