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カテゴリ:ブルゴーニュ:ボジョレー
現在はレザン・ゴーロワという名前で売られているワイン。 2009年10月に飲んで2本目。 ブルゴーニュ ボジョレー地区 ヴァン・ド・ペイ・デ・ゴール VdP des Gaules ヴァン・ド・ペイ・デ・ゴール2008《2本目》 Vin De Pays des Gaules マルセル・ラピエール Marcel Lapierre ガメイ100%(?) アルコール度12.5% 輸入:野村ユニソン株式会社 購入価格:1584円 色は透き通った朱色。 香りはアンズ、ラムネ、グレープフルーツ、インク、クコの実?青パパイヤ? 開栓15分でグレープフルーツの皮、インク、土、脱脂綿、クコの実、黒糖? 味は薄い酸味と薄い苦味。余韻に薄い苦味。 開栓した直後はかなり強い香りを感じたが、これは2~3分でしぼみ、標準的な香りに落ち着く。 味は3年前とそれほど大きくは変わらず、酸味の出方が穏やかになった程度。 元々軽めで薄味傾向のワインだったから、酸が落ち着いた事でより綺麗さが増した感じ。 味の酸味が落ちた事で余韻の苦味が目立ち易くなってるが、これ位なら強調要因の範囲。 酸と苦味の間を取った、澄んだ味わいが通り抜ける。 ぬ・・・・、開栓15分程度で香りが急に荒れてきた。 フルーティーな香りが落ち込み、少々埃っぽい、古臭い香りに変化。 元より強いワインではなかったし、 流石にこれは経年に因るボトルのスタミナ切れか!? 苦味も徐々に強まってきて、薄味の中でバランスを取るのが難しくなってくる。 それなりにフルーティーな雰囲気は生き残ってたし、香りは安定しなかったが、格と経年数を思えばおよそ想定内。 時間経過での変化と落ち込みは残念だったが、まあそこは仕方ない。格相応。 このワインのフルーティーさを十二分に楽しむには、色々と崩れ始めてるかも。 それでも、気軽に飲む分にはそれなりに綺麗なボジョレーのガメイ。 料理はオイル系パスタや緑黄色野菜のグリルといったシンプルなものが良い。 ワインの味自体が軽薄なので、あまり味の強いものにいこうとするとワインが潰される。 カルパッチョ位なら問題無いだろうけど。 値段相応。 故マルセル・ラピエール氏の最安レンジのワインという事で、自然派ボジョレーの片鱗は楽しめたのかもしれない。 ただ、やはりこのワインはリリース後1~2年以内に消費すべきワインだろうな。 もう数百円も出せばシャトー・カンボン買えたし、マルセル・ラピエールのファン向けアイテムの域を出にくい。 300ml弱残しで次の日(開栓約21時間経過) 香りはアーモンド、カカオ、リンゴ、カラメル、インスタントコーヒー? 果実的な香りが大幅に削られてきた。 果実感よりも、土っぽさや埃っぽさを伴う様なものに甘苦い雰囲気がノッた感じ。 味は前日の時間経過後と大差無し。 酸が少々盛り返した感じだが、同じ分だけ苦味も強まったみたいで、開栓直後の綺麗さは無い。 2日目だとイマイチだな。 やはり前日の開栓15分弱の時点で限界だったかも。 ボトルの最後の方は細かい澱が出ててワインも濁った位なので、やはり元々の出来は悪いものではなかった。 ★楽天検索 マルセル ラピエール ゴー★ 楽天扱い約8件 1522~1837円 現在全店売り切れ。 自然派ボジョレーのファンなら、一度は飲んでみてもいいかもしれない。 そうじゃなければ、気が向いたらどうぞのレベル。 ロゼワインに近い雰囲気。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/05 06:36:41 AM
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