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カテゴリ:ブルゴーニュ:ボジョレー
ブルゴーニュ ボジョレー地区 サンタムール村 サンタムール2011 Saint-Amour プーレ・ペール・エ・フィス Poulet Pere & Fils ガメイ100% アルコール分12.5% 輸入:株式会社オーバーシーズ 参考価格:不明 色は透き通った鮮やかな紫。 香りは、カシス、キャンディー、インク、バニラ、ダージリンの茶葉、プルーン? 味は酸味と薄く渋味を伴う薄い甘味。余韻に苦味と薄い酸味。 まあまあ綺麗な口当たり。 甘いフルーツ的な香りに苦味や渋味を思わせる香り要素が絡むのは、先日のアントナン・ロデのサンタムールとも共通。 綺麗な酸を軸に 薄く甘味を伸ばしていく、バランスの良い味わい。 酸や渋味・苦味の突出は一切無く、果実感が瑞々しく感じる。 余韻も穏やかで、半端な安ピノよりもクリアーな味構成。 ただ、香りはそんなに個性的でもなく、味も綺麗だが普通の枠内。 普通なりに 飲んでて何も悪い気はしないけど、どうも印象に残り辛いかも。 お!?、抜栓70分程で、ちょっと香りの出力が増した気がする。 この澄んだ味が、キャンディーやバニラの香りと上手く結びつき、 味わいに ふくらみを思わせる様に。 クリアーな味が存在感を持ち始め、明確な特長が生まれてくる。 総合的には、可も無く不可も無くのボジョレーワイン。 ちょっと出来の良いボジョレー・ヴィラージュとほぼ同格。 時間経過後の香りと味のコンビネーションには結構見所が有ったが、あと一歩 マニア向けとしても万人向けとしても、これは!?というパンチが弱い。 料理はワインの穏やかな味に合わせて、テリーヌとか野菜のムースなんか良いかも。 肉系だと、アブラがワインの味の邪魔をするかもしれない。 白身魚のポワレ位が、このワインの出力に上手く合致するところかな。 予想価格、1800円前後辺りかなぁ~? クリュ・ボジョレー補正かけても、いいとこ2100円前後。 2300円以上したら、あえてこれを選ぼうという気にならない。何か誰かのモルゴンかムーラン・ナヴァンを選ぶ。 やはりクリュ・ボジョレーの世界において、モルゴンとムーラン・ナヴァンは別格か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/11 02:44:31 AM
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