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カテゴリ:チリ白
チリ カサブランカヴァレー カサス・デル・ボスケ・シャルドネ・レセルヴ2005 Casas Del Bosque Chardonnay Reserve ヴィニャ・カサス・デル・ボスケ Vina Casas Del Bosque シャルドネ100% フレンチオーク樽熟成9か月 アルコール分13.5% 輸入:三井食品株式会社 購入価格:298円 色はやや濃い金色。 香りはオレンジ、蜂蜜、ミント、イースト、粉砂糖、ビニール?ライムの皮? 味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と酸味を伴う薄い甘味。 色の濃さは想定内だったが、香りはギリギリでヒネてない。当たりボトルだ! 果実感は大分後退してるが、薄ら苦い動きの中に甘味が追いかける大人しい味わい。 余韻に付随する酸が香りの柑橘感と合わさり、弱り切った酸をサポート。 香りの蜂蜜と酵母的感覚が合わさるとバターの様なふくよかな香りにも感じられ、より深みが増す。 出方次第とも言えるが、香りによって味も底上げされてるみたいで、意外と今のこの大人しい味の方が、独特のバランス感が有る。 苦味と甘味のコンビが香りで膨らみ、炭酸の抜けたシャンパーニュみたいな雰囲気に。 まあ、熟成はここで行き止まり。 あと数ヶ月もしない内にべっこう飴やお香、沢庵的な香りが出始めてきて、一線を越えるはず。 元々酸やミネラルの強いワインではなさそうなので、味も特に変わらず、鈍い味の出方の水状態になるだろう。 でも60分以上の時間経過(温度上昇)でも変化は無し。 まだもう少し寿命に余裕は有りそう。(でも2013年内がイイトコ) とはいえ、8年(南半球だから正確には7年半)経ってこのギリギリ感だから、 およそ順当な品質と経年耐久力か。 ヒネ香に近い雰囲気も無くはないんだが、柑橘感と蜜感でカバーされ、気になるレベルにまでいかない。 もう少しミネラルの張りや、香りにナッツ感があれば、かなりの高級感を感じたが、とりあえずは健闘した方。 本来の寿命は長くて5~6年ってところか。 料理は発酵系や、保存食みたいな感じのが向いてる。 アンチョビーをそのままや、ブルーチーズとクラッカーとかでもOK。 意外と和食とも合いそう。塩の味と相性が良い感じ。 これなら値段以上。 通常なら最低でも1480円以上の格が有ったと思われる。 298円は処分特価だろうけど、現状でも900円前後レベルの美味さを感じられた。
新しいヴィンテージのは飲んだ事ないから分からないけど、結構するんだね。 もし1600円~1800円を超えるなら、モンテス・アルファ・シャルドネを買っちゃうんだろうなぁ。 1400円前後なら、オーストラリアやニュージーランドに目を向けちゃいそうだし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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