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カテゴリ:スペイン
スペイン DOカタルーニャ FCバルセロナ・クリアンサ・テンプラニーリョ・ガルナッチャ2009 FC Barcelona Crianza Tempranillo-Garnacha ヴィニョス・パドロ Vinos Padro S.L テンプラニーリョ85% ガルナッチャ15% 24か月以上の熟成の内、6か月以上の樽熟 アルコール分13% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:880円(1280円→980円→880円) 色は濃い紫。 香りは革、インク、ブラックベリー、カラメル、カカオ、セロリの葉?ピーマン? 味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い渋味とやや苦味を伴う甘味。 果実系は控えめだが、なかなか甘い香りが。 味の方は酸と甘味が後からググっと伸びてきて、余韻にはチョコレートやキャラメルの様な雰囲気も出てくる。 渋味も大分丸くなってるし、とても飲み易い。 しっかりとした樽香に甘苦い雰囲気の香りが伴い、味もそれに合わせて渋味と甘味の流れをつくる。 落ち着いた味になってて、じっくり飲める感じ。 力強いワインが上手く熟成して、重さを残しつつ飲み易くほどけた飲み口に。 抜栓15分弱で、野菜系の青臭い感じの香りが強まってきた。 この青臭さが苦味の印象を強めて、甘味の勢いを邪魔する様に。 苦味の絡み方自体はスペインの標準的な出方で、気にする程でもないけど。 チリのカルメネールか、カリフォルニアのメルローが数年(5~6年)程度熟成したらこんな感じになるのかもしれない。 日差しの強い地域特有の渋味と甘味の出方で、少々拡がりと膨らみには欠けるものの、滑らかな口通りと果実感。 香りの青臭さが気にならなければ、充分な品質の赤。 料理は煮込みハンバーグやビーフシチューみたいな、適度に重めのものが向いてる。 ワインに甘味が有るので、多少はアブラの甘味とも共通点が取れる。 バラ肉のグリルや、チーズ系とも相性は合う。 今となっては食中酒として、結構イイ感じの赤ワインになってると思う。 880円なら値段以上。 1280円って言われてもそれで納得したと思える位、バランスが良く、万人向けの味わい。 ある程度熟成が進んでスムーズな口通りになってるが、重さも残してて飲み応えも有る。 これで1000円以下なら十分なクオリティ。 ノンヴィンテージの品かと思ったら裏ラベルにヴィンテージが小さく表示されてた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/12/12 02:54:14 AM
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