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カテゴリ:ボルドー:左岸メドック系
ボルドー オー・メドック・クリュ・ブルジョワ シャトー・メール(メイル)2005 Chateau Meyre シャトー・メール Chateau Meyre エリック・ボワスノ(醸造) Eric Boissenot カベルネソーヴィニヨン40% メルロ35% カベルネフラン15% プティヴェルド10% ステンレスヴァット醸造 オーク樽熟成12~18ヶ月(新樽率30~60%) アルコール分13% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1368円 色はやや濃い紫。 香りはアンズ、カシス、ブラックベリー、革、プラム、カラメル? 味は薄い渋味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。 香りは意外と(?)出ないな。 味も穏やかだが、決して薄いわけではなく、奥行きが有る。 まだ熟成感というよりも、元々大人しい傾向のワインが、経年相応の落ち着きと雰囲気を身に着けた段階って感じ。 内容的にはコッテコテの正統派左岸ボルドーブレンドの味。 樽感は程々なものの、果実の地力の強さと厚みで隠れただけかもしれない。 落ち着いた味わいだが、渋味や酸の流れは まだまだしっかりしており、じっくり飲める。 香りがイマイチ伸びないね。 抜栓直後はアンズや革の香りがフワっと膨らんだかと思ったら すぐに萎み、割と標準的なメドックワイン香に。 抜栓20分経過(温度上昇?)で、香りは粗方抜け切ったかな? なんか全体的に香りが薄れてきてる。 でも、逆に酸味は主張を増し、穏やかな味わいの中で厚みを出す。 抜栓90分程で、香りは低い所で閉じた様に。 味は酸も渋味も平坦に、薄い感じに。 余韻の甘味のおかげで、薄いなりに綺麗で、飲み易さはやや向上。 総合では、経年相応のオーメドックワイン。 2005年ヴィンテージの実力か、8年以上の経過でも美味さを維持出来ており、さらに2~3年は今の味を保つと思える。 リリース3~4年はもう少し濃く、5年目から徐々に落ち着き、12年位を超えてようやくタンニンと果実感が一体化するタイプか!? 飲んでて以前飲んだシャトー・アンドロン2008を連想した。 最初は元が大人しい味だったのかと思ったけど、若い頃はもっとブ厚い濃い味だったのかも。 料理は肉が望ましいが、ワインがあまり強い味でもないので、あっさりした味の肉料理が望ましい。 サッと出汁汁にくぐらせた豚ロースに甘酢醤油とか。 他に照り焼きチキンとか、あっさりした食材に甘辛い味付けをしたものに向いてる。 値段以上。 2005年ヴィンージらしい味の底力で、1600円前後も狙える。 香りが抜け易いのは惜しいが、味はまだ生き残り続けてる。 ★楽天検索 シャトー・メール★ 楽天扱い約3件 1924円~2940円 現在全店全年売り切れ 15年位経過した良年ボトルなら、2000円位なら出しても良い気がするが、人にオススメする程でもないかも。 1400円前後でこそ高評価出来るが、2000円超えると他に埋もれるのを避けられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/03/15 03:41:40 AM
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