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カテゴリ:ボルドー:左岸メドック系
もらいもの ボルドー メドック シャトー・グリヴィエールのセカンド? シャトー・マレール2006 Chateau Malaire CGR社 Domaines C.G.R カベルネソーヴィニヨン50% メルロー50% オーク樽熟成12ヶ月(新樽率50% 1年使用樽50%) アルコール分13% 輸入:株式会社モトックス 参考価格:1700円前後 色はやや濃い赤紫。 香りはアンズ、カシス、カカオ、バニラ、灰、黒糖? 抜栓45分程度でカカオ、インク、炭、オレンジの皮、グラニュー糖? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 程々の渋味に、ほんのり苦味と酸味。 7年強経過でも熟成感と言う感じは無く、経年相応に落ち着いただけって感じ。 渋味自体は特に厚くも薄くもなく。 口当たりはまあまあ軽めで、余韻までの動きのトータルで 存在感を演出。 シンプルな味で、渋味を軸に酸を追わせる分かり易いボルドーのつくり。 苦味の出方がやや特殊で、酸の突出を防ぎつつ 支えてもいるんだが、同時に果実の伸びを抑えつけてもいる。 これのせいで、1000円ボルドーの延長線上の様な、やや水っぽい安い雰囲気が出てる。 熟成に新樽50%というには樽感も弱く、どこかに違和感を感じてるだけなんだろうか!? 輸入元資料だとステンレスタンク熟成12ヶ月となってるが、ステンレスタンク熟成と言われた方が納得いく。 40分弱の時間経過(温度上昇?)で、いくらか苦味が収まった気もするが、 当初の感想を動かす程ではない。香りもベリー要素が後退。 これはこれで、安定は してるんだろう。 総合的には、割と普通の左岸系ボルドー。 普通なりに手堅い香りと飲み易い味で 悪い印象は皆無だが、特に良い部分も見当たらない。 じっくり飲む事も出来るが、およそガブ飲み向け寄りの範疇。 料理はシンプルな味付けと調理の肉料理が望ましい。 豚肉や鶏肉の塩胡椒ソテー や 赤ワインで煮たロールキャベツがいいトコか。 甘味を補填する目的で、肉じゃがとかの煮込み系和食に合わせるのもいいかも。 とりあえず、値段相応。 相応だが、味だけなら1400円未満のACボルドーでも大きな違いは無いかな。 「経年耐久力」と「時間経過の安定感」も込みでの相応評価。 ★楽天検索 シャトー マレール★ 楽天扱い約16件 1365円~2205円 平均1700円前後 2007年ヴィンテージのボトルはダブついてるのか、1500円未満でも購入可。 しかし2007年のボルドー赤は信用してないので、自分が買う事はないだろう。 普通。気が向いたらどうぞ、のレベル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/03/17 03:59:42 AM
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