|
カテゴリ:ブルゴーニュ赤
もらいもの ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サントネイ村 サントネイ・プルミエ・クリュ2012 Santenay Premier Cru ラウル・クラージェ(クレルジェ、クレルジュ、クラージュ) Raoul Clerget ピノノワール100% アルコール分13% 輸入:株式会社センチュリートレーディングカンパニー 参考価格:5000円前後(?) 色は澄んだ紫。 香りはアンズ、カシス、ブラックベリー、カカオ、カラメル、バニラ、腐葉土?サルビア? 味は薄い渋味と薄い甘味。余韻に渋味と薄い甘味。 ベリー系果実にカラメルと土っぽい流れの香り。 味出力は控えめで、余韻の渋味の方が口内に残って強く感じる位。 まあまあ飲んでて綺麗、というか整った味わいには思える。 良くも悪くも普通かな。 渋味も酸味も弱めで、飲み易さは有った。 バランスはまずまずで、過度に突出する様な部分は無く、万人向けの雰囲気。 薄味系に行こうとしたら、思った以上に余韻の渋味が主張を強く出し、薄くなり切れない。 それはそれで飲み応えが出るとこなんだけど、変な話 渋味がワインに余計な要素になってる。 熟成で渋味が上手い事落ち着いてくれれば、ボーヌ的な土の印象がワインに厚みと深みを生み出してくれそうだが、これはまだ粗いのか、整った風に思えつつも、それ以上の伸びが見えない。 思い付きと何となく、で渋味を削る目的でグラス1杯分デキャンティング。 狙い通り渋味は取れたが、苦味と薄い酸味が混じった様な、 半端に年を経た安ボルドーみたいな感じに。 ちなみに香りは内容は変わらなかったが、全体的に弱体化。 抜栓40分程で多少渋味は落ちたが、それだけ。 余韻のしつこさは無くなったが、ブルピノの高級感は皆無。 ラングドックのピノノワールの香りをちょっとマシにした感じ。 総合的には、やっぱり普通の美味さ。 ボーヌ系の、よくあるACブル~村名格の間のレベル。 一級の何たら、みたいな有り難味は特に感じなかった。 時間経過や熟成で向上する雰囲気は、非常に薄い! それなりに渋味感が有って、香りも特に感心する程じゃないから、肉料理なら大体何でも大丈夫。 アブラやや控えめで、あっさりした料理に最適。 ローストビーフや鶏ハムにレーズンバター等、ワインに甘味と酸味の補填が出来れば最高。 クリームチーズやナッツ類には、結構相性の良さを見せた。 約5000円だったら、値段以下。 村名ブルゴーニュとしては実力的には3000円以下程度、プルミエ・クリュ補正掛けても精々3600円前後。 これは "違う" な。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/04/16 04:06:05 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ブルゴーニュ赤] カテゴリの最新記事
|