ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・シェヴレ2001 ドメーヌ・ニコラ・ロシニョール
もらいもの ブルゴーニュ ヴォルネイ1級 シェブレ畑 ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・シェヴレ2001 Volnay 1er Cru Chevret ドメーヌ・ニコラ・ロシニョール Domaine Nicolas Rossignol ピノノワール100%(リュット・レゾネ栽培) アルコール分13% 輸入:エノテカ株式会社 参考価格:5000円前後色は濃い赤紫。香りはブラックベリー、カカオ、アンズ、スミレ、カラメル、ライムの皮?土?味は渋味と甘味を伴う酸味。余韻に酸味と苦味を伴う薄い甘味。・・・まあ、こんなもんかな。それなりに美味しくはあるけど、それほど驚く様なものは感じない。とりあえず、まあまあ正統派ピノの流れ。赤果実に土っぽさを伴いつつ、草花の様なやや青臭い香り。味は緩んだ渋味に酸が乗り、そのまま酸の流れに沿って滑らかに、余韻まで薄く甘味が付いてくる。リリース時から真っ当に熟成していったと思われる味の出方。自分の少ない経験から見ても、味は良さ と 香りのヴォルネイらしさは まずまずなのは分かる。だが何処か味と香りのイメージが噛み合ってない様な・・・。ただの好みの問題か!?渋味の張り方と香りの土っぽさに、ボルドーっぽいイメージが有って、ブルピノらしさが伸び悩んでる感じ。産地・品種抜きにして、単なる赤ワインとしてなら綺麗な味だが、12年熟成のヴォルネイ・プルミエ・クリュと言われると何とも拍子抜け。 45分程の経過(室温22℃、湿度60%)で、味に旨味的なものが伸び始めてきたかも。 苦いのに苦くない、他の酸や甘味に厚みを含ませるみたいな味が伴ってきた。 やっぱり “味” は良いんだろうな。総合的には、香りがノリ切れなかったヴォルネイのピノノワール。リリース直後の味を知った上で、数年おきに段階を追って飲む分には面白さがあるのかもしれない。ボルドー好きの自分には、経年で適度に緩んだ渋味と酸の伸びが好感触だった。味に関しては充分納得いったけど、香りはイマイチ合わなかったな。料理は軽くアブラの乗った肉料理がいいだろう。鳥肉料理なら大体何でも合う。渋味の張りに賭けて、チーズ類でも割と上手くハマる。まあ、値段相応か。「ヴォルネイ」の「プルミエ・クリュ」で「2001年ボトル」で5000円ちょい、熟成の耐久性・発展性まで考慮すればアリの価格。しかし、自分のヴォルネイワインに対する理解の浅さを考慮しても、割と普通の枠内で完結してしまった雰囲気も。これはこれで飲み手をあまり選ばない、手堅い出来だったと受け取るべきか。【ニコラ・ロシニョール】ヴォルネイ・1er・シェヴレ[2001](赤)価格:5,124円(税込、送料別)楽天ではシェブレは かわばた酒店のみ?売り切れ中。ニコラ・ロシニョールのワイン自体は結構売ってるみたいだが。ポマール[1996] ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール価格:5,229円(税込、送料別)ゆはら にて4本確認でも自分だったら、ボーヌでほぼ同じ額を出すのなら、プス・ドールのポマールを買う。例えば、96年のプス・ドールのポマールが5000円台なら間違いなくこっち選ぶねw。