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カテゴリ:イタリア
イタリア プーリア州 IGTサレント Salento テヌータ(テヌーテ)・サン・マルコ・マルヴァジア・ビアンカ2013 Tenute San Marco Marvasia Bianca カンティーネ・デュ(ドゥエ)・パルメ Cantine Due Palme マルヴァジア100% アルコール分12% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:806円 色は黄色がかった金色。 香りはオレンジ、カリン、ミント、塩水、石灰、梨?アンズ? 抜栓20分でオレンジ、バニラ、石灰、シナモン、チョコレート?蜂蜜? 味は酸味と甘味を伴う苦味。余韻に薄い酸味と薄い苦味。 柑橘系の香りからミネラル的な雰囲気の流れの香りに。 香りの流れに倣うかの様に、味も酸味から苦味に移る方向へ。 余韻も基本は味の流れの踏襲で全体ではシンプル。 一瞬酸味が強めに感じそうになるが、後からの苦味が結構伸び易く、どこか平坦な印象も受ける。 だが香りの柑橘感のおかげで、酸味の勢いと伸びが後押しされ、飲んでて それ程平坦でもドライな感じでもない。 トレビアーノの様にも感じたが、同価格のトレビアーノにしては酸と余韻が強めに出てる気がする。 だが、これは言われないと分からないな。800円台のトレビアーノと言われたらそれで納得。 抜栓20分弱(温度上昇)で、酸味と苦味に厚みが出始める。(室温26℃、湿度65%) 香りは大差無し。でも微妙に蜂蜜っぽい甘い雰囲気の要素も見られる様になった。 こうなるとトレビアーノとは違った特徴が出てきた。 冷え過ぎてるとダメなのかな? 13℃以上位の少し高めの温度の方が良いかも。 総合的には、フルーティーさ と ドライな雰囲気を両立した面白いワイン。 マルヴァジアのワインって初めて飲んだけど、何か不思議な味。 冷えてるとガブ飲み系ワインに、温度が上がってくると果実感が主張しつつもあっさりしたワインに。 冷たい状態では割とよくある類の安イタリアだが、温度チョイ高めで個性が出てくる。 香りの出方で印象が大分変わってくる感じ。多分グラスの形と大きさで大きく印象が変わるはず。 料理は、温度変化の特徴を見ると、良く言えば幅が広い、悪く言うと好みがうるさい。 冷えてる時はカルパッチョみたいな冷たい魚料理に。 温度が上がってきたら、鶏肉のソテーとか適度にアブラの香りと味を楽しめるものを。 温かくても冷めてても、それなりに美味しく食べられるものが理想。 値段相応。 相応だが、これは充分1000円クラスとも闘える。 800円強の価格は上々の出来の白。 温度変化と香りの出方で印象が変わり易そうな点が有ったので、そういう意味では意外と中級者向け!? その辺の変化を楽しめる経験と度量が必要とされるかもしれない。 そこそこの性能の(形だけでも本格的な)ワイングラスは必要になりそう。
赤の方はもう数店舗扱ってるとこも有る様だが、まぁ白はこんなもんか・・。 良いワインだけど、ちょっとマニアックに方向に傾きがちかな~!?。 でも約1000円弱なら十分アリだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/10/08 06:13:57 AM
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