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カテゴリ:イタリア
もらいもの イタリア シチリア州 IGTテッレ・シチリアーネ カントドーロ2012 Cantodoro フェウド・アランチョ Feudo Arancio ネロダヴォラ80% カベルネソーヴィニヨン20% ステンレスタンク発酵 フレンチバリック樽熟成 ネロダヴォラを8ヶ月熟成しカベルネは12ヶ月熟成。 その後2つをブレンドし、さらに4ヶ月熟成し瓶詰め後に瓶熟8ヶ月。 アルコール分13.5% 輸入:株式会社モトックス 参考価格:1480円前後 色は濃い紫。 香りはブラックベリー、インク、カシス、餡、カカオ、革?プルーン? 味は渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に渋味と苦味。 ん~、チリワインみたい。 品種の特徴は効いていて、味も香りも違和感は無い。イタリアっぽくないだけ。 まず渋味を打ち出し、樽感を伴った苦味とほのかな甘味を余韻まで通す。 適度な濃さと余韻の伸び。 飲み応えが有るが、意外と(?)静かに余韻を収める。 最初は渋味が強めに感じたが、全体ではバランスは悪くない。 チリワインみたいとは言ったが、チリ程重さ や 強さにばかり走った風ではない様だ。 だがイタリアにしては酸の感覚が希薄。 渋味と樽感に覆われてるみたいでやや単調、この辺は熟成不足の側面もありそう。 抜栓40分程で、渋味の出方が緩み、滑らかさが増した感じ。 だが出力自体は落ちてはいないな。 苦味も伸びる様になって、ちょっとコーヒーっぽい印象も。 総合的には、値段なり格なりの普通のワイン。 リリース後5~7年位は寝かせられれば、ナチュラルに飲み易さも出て良い味になると思う。 現状はまだ味の粗さが見られ、これはこれでワインとして飲めるものの、ちょっと濃いめってだけで終わりそうに。 時間経過後は徐々にまとまりと滑らかさで出ており、やはりこれは要熟成か!? せめて抜栓後1時間位は放置するのも良いかもしれない。 料理は肉系が無難。 ワインの渋味に対応出来る程度のアブラと甘味が有れば良い。 レトルトのハンバーグ程度の肉っ気でも充分。複雑な味は要らない。 とりあえず、値段相応。 そこそこのボリュームが有り、経年耐久力も見られ、1500円弱。 まぁ、こんなもんか。 ★楽天検索 カントドーロ★ 楽天扱い約36件 1244円~1949円 平均1480円前後 おおよそ想定内のとこ。 高価くても1500円以上したら買わなくてもいいな。 出来れば1380円以下を狙いたい。 自分なら、作りの安定感を持ちつつ、そこそこのボリュームにある程度の経年耐久力、で1500円前後となると、ギガルのACローヌ選んじゃうな。 オーストラリアのジェフ・メリル・ピンパラロード・シラーズって手も有る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/10/19 03:44:07 AM
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