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カテゴリ:イタリア:ピエモンテ州
イタリア ピエモンテ州 DOCGバルベーラ・ダスティ フランチェスコ・カペッタ・バルベーラ・ダスティ2013 Francesco Capetta Barbera d'Asti カペッタ社 Capetta バルベーラ100% アルコール分13% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1814円 色は薄い紫。 香りはカシス、ブラックベリー、キャンディー、土、アンズ、アセロラ、生肉、スミレ?胡椒? 味は薄く酸味を伴う薄い渋味と薄い甘味。余韻に酸味を伴う薄い苦味。 色からして随分と軽薄な味。 香りはラングドックの安ワイン(ガメイ?)みたいな、どこか統一感の無い内容。 薄い割にはしつこい印象も有る味わい。 軽いから、多少しつこさを感じても勢いで流せる。 ガブ飲みワインとしては、それなりに飲み易い。 余韻も単純で、口当たりからのしつこさが口内に残らない。 バルベーラワインってほとんど飲んだ事無いからよく分からんが、なんかつまらないな。 ガメイみたいな雰囲気なんだが、ガメイよりももう少し香りがややこしい感じ。 で、それで何かワインに良い働きが有るの?と言うと特に無さそう。 これ本当にただのガブ飲み系安ワインの佇まい。 フルーティーな感覚は認めるが、それだけならこのワインである必要は無いだろう。 サンジョヴェーゼ程の酸も、モンテプルチアーノ程の勢いも、ネッビオーロ程の深みも無い、長所が見えない。 逆に言えば、そういう果実や樽感と渋味のコンビの味が苦手・飽きた人には丁度良い位の味構成と出力なのかもしれない。 この辺は好みと経験の話か・・。(自分の様な半端な中級者には物足りなさが強い) 自分がボルドー好きなので、ピエモンテよりトスカーナのワインの方が好みというのも有ると思う。 塩と油の味と相性良し。 トマトが多く来ると酸味と旨味でワインの側が邪魔されるかも。 アンチョビーのブルスケッタみたいな手軽なツマミが、ワインの軽い味と上手く噛み合うと思う。 値段以下。 これは1800円台の格ではない。 まだ、高価くても1500円前後のボジョレーやラングドックの軽めのワインの方が、もっと良い仕事してくれると思う。 高級なバルベーラワインはもっと香りがハッキリしてて、果実味の存在感が鮮烈らしいので、価格の壁が過度に出た恐れも有る。 今回飲んだボトルは、自分の感覚では1280円前後クラスの味わい。 「渋味が強い赤ワインが苦手だけど、果実感が過度に重かったりうるさいのもイヤ。 まあまあの香りで多少取っ付き易いのが望ましいが、実際そこはあまり重要ではない。 飲み易いに越した事はないけど、ある程度の飲み応えや勢いは有っても良い。 その上で、あんまり安っぽ過ぎても困るが、かといって特別高級な雰囲気を求めてるワケではなくて・・・ 出来ればイタリア産のワインだといいな。」 そんな面倒なワインを求めてる面倒な人wなら、こいつが上手くハマるのかな!? フランスならボジョレーかロワールのちょっと冷涼な気候の土地の1000円位の赤で代替可能な感じ。 流石に1800円は掴まされたw気分だわ。バルベーラワイン、自分には要注意品種。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/05/12 03:45:15 AM
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