|
カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ WOウェスタンケープ KWV・クラシック・コレクション・ピノタージュ2015 KWV Classic Colection Pinotage KWV社 KWV ピノタージュ100% オーク樽熟成8~10ケ月 アルコール分14% 輸入:国分グループ本社株式会社 購入価格:948円 色は濃い紫。 香りはブラックベリー、カシス、粘土、セロリ?白胡椒? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い酸味。 これはラングドックのごちゃ混ぜ安赤、そう言われたら信じる。 しつこさと苦味を思わせる出方のベリー香と渋味の出方。 ベリー香に土っぽさを想起させる雰囲気の香り要素が、決して強くはない渋味を補強。 余韻は浅めだが、味のメリハリは意外と(?)効いてると思う。 やはり苦味が全体の流れを構成するために重要な部分を担ってる。 飲み易さは無くはないが、悪く言えば安っぽい味。 実際、高価なワインというわけではないし、安っぽくて何も悪くないんだが、味全体に奥行きが無い。 そこをサポートするための やや高めのアルコール度かもしれないが、上手くいってない。 果実感が弱いからね。やや高めのアルコール感で厚み演出するにはシンプルさが強過ぎる。 総合的には、ホントに「ピノタージュのワイン」というトコしか特徴が無いね。 その「ピノタージュ」の部分でさえ、飲み手をしっかり楽しませられると思える程ではない。 赤ワインとしては起伏に頼りない部分が多く、香りもイマイチ普通の部類。 苦味がもう少し穏やかであれば、塩味強めの茹でパスタやチーズ類等の料理で適当にカバー出来たはず。 多少苦味が有っても、焼いた白身肉に塩が有れば大体十分。 渋味は弱いからアブラは要らない、旨味や塩味を上手に補強出来れば安いなりの良さを活かせると思う。 値段相応。 品種や産地を考えないならば、1000円弱の赤ワインとしてはそれなりに。 ただ、結局それだけしか長所を見取れない。 南アフリカのピノタージュワインが飲みたいのだとして、このワインはふさわしいのだろうか・・? 300ml強残しで次の日(開栓22時間程度経過)。 香りはブラックベリー、カシス、粘土、カラメル、巨峰の皮?スミレ? 味は薄い渋味と苦味を伴う薄い酸味。余韻は苦味と薄い酸味。 飲み易さという点を思うと、初日より向上したかも。 香りがもう少し落ち着いて、甘い雰囲気が出易くなった。 苦味で弱目の渋味が強調される構成は初日と同じ。 香りの分だけ美味くなった気はするが、ラングドックの安赤感は変わらず。 大きな違いこそ無いが、初日と比べて2日目の方が安っぽさに嫌味を感じないな。 初日の雰囲気に経験と慣れができたからかもしれないが、1日の経過で全体がこなれた感じになって、しつこさが無くなったからかも。 滑らかな飲み口になって、飲み易さは上。 2日目も値段相応。 約1000円の赤ワイン。 だが、2日目の方がもう少し美味くなった気がする。 「ピノタージュ」の特徴云々はよく分からないが、これは自分のピノタージュワインの経験不足故の部分も大きい。 ★楽天検索 kwv ピノタージュ クラシック★ 楽天扱い約5件 995円~1280円 平均1180円前後 まぁまぁこんなもん。 「南アフリカ」の「ピノタージュ」の「約1000円のワイン」の勉強として、とりあえずの指標。 一応、南アフリカ最大手のメジャーワイン企業らしいので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/25 04:36:21 AM
コメント(0) | コメントを書く
[南アフリカ] カテゴリの最新記事
|