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カテゴリ:南アフリカ
南アフリカ WOウェスタンケープ ヴァンジール・コーヒー・ピノタージュ2013 Vanzijl Coffee Pinotage インブコ(イムブコ)・ワインズ Imbuko Wines ピノタージュ100% 樽発酵 樽熟成(半分をアメリカンオーク樽とフレンチオーク樽で熟成) アルコール分14.5% 輸入:JSRトレーディング株式会社 購入価格:1192円 色はやや澄んだどどめ色。 香りはカシス、バニラ、枯草、粗製糖、カカオ、中南米系コーヒー? 味は酸味と薄く甘味を伴う薄い渋味。余韻に薄い苦味と渋味を伴う酸味。 たしかに不思議な香り。 果実の雰囲気は有るが、香ばしい要素が拡がる。 味は結構シンプルで浅め。結構飲み易い雰囲気。 苦味と酸味の出方がコーヒーっぽい。名前負けwはしてない。 アルコール感の余韻が強そうで、意外と強くない。 高アルコール度が、酸味より苦味を強調する要因になってる感じ。 香りがやや特徴的なのは分かったが、それは味に寄与する程のものではないね。 肝心の味だが、厚みや奥行に欠け、飲み応えが乏しい。 そこをカバーする高アルコール度かもしれないが、上手く機能してない。 酸が弱い状態でアルコール度を高めると、どんなワインも大体同じ様な味と構成になるよな。 香りは悪くない。ワインの魅力を損なうことなく個性を出せてる。 で味は?と言うと、酸の出方が頼りなく、渋味や甘味の伸びも浅く、ボディもサラっとした傾向で、どうしてもスケールが小さく感じる。 不味くはないけど、飲んでて面白くない。 料理は肉が無難だが、苦味に対応しつつ、甘味と酸味を補填出来れば理想。 ちょっと強めの火加減で焼いた、ちょい焦げハンバーグに甘酸っぱい トマト系のソースがかかれば丁度良いかも。 これはこれで、値段相応。 最初は香りの珍しさと口当たりの勢いで、1400円イケるか!?と思ったが、飲んでみたら約1200円順当。 コーヒーっぽさをかんじさせる香ばしい香りが付加価値で、味に関しては値段なり。 何か・・・美味い不味いじゃなくて、飲んでて「面白くない」。 グラス1~2杯ならそれなりに楽しく飲めると思うが、1人で1本飲もうとすると早い段階で飽きる。 香りには良い個性は感じるんだが、その個性を味の美味さに活かし切れてない。 400ml程残しで次の日(開栓20時間程度経過)。 香りはカシス、カカオ、黒糖、インク、カラメル、プルーン? 味は薄い苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 コーヒー感は無いけれど、ワインとしてはそれ程悪くない。 フルーティーな香りが増してて、取っ付き易い。 味も渋味が抜けて滑らかな飲み口になってる。 アルコール感が有りそうで無いね。 香りで誘導されるのか、2日目ボルドーっぽい味わい。 安いローヌかボルドーの2日目みたいな雰囲気。 ボルドーとローヌを足したイメージ。 ピノタージュにも色々有るってのが分かってきた気がする。 樽を効かせたものならボルドーっぽいのも有るし、サンソーの雰囲気が強いラングドックぽいのも有るし、多分ピノノワールっぽいのも有るんだろう。 で、このコーヒー・ピンタージュは南フランスとボルドーを足した雰囲気。 繊細さも濃厚さも無いけれど、1日経過による こなれた味わいで飲み易さは有る。 2日目の味、悪くない。ボルドー系好きならそれなりに気に入るんじゃないかな。 値段相応。 約1200円前後。納得。 同価格の平凡な赤ワインよりも良いモノ持ってる気がする。 初日だけだったらこうは思わなかったと思う。 ★楽天検索 ヴァンジール コーヒー ピノタージュ★ 楽天扱い約4件 1382円~1944円 平均1500円前後 1ケース(12本)箱買いで16330円(送料込) 1400円弱から、はちょっと厳しいな。出来れば1200円前後以下が望ましい。1500円は上限。 「南アフリカ」の「ピノタージュ」が飲みたいのでなければ、とりたててオススメはしない。 コーヒー要素はおまけ。 飲んでて上手いとは思うが、値段なりの赤ワインを求める人には少々コスパに欠ける点もある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/09/27 06:12:49 AM
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