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カテゴリ:チリ白
チリ マウレヴァレー レセルヴァ・ピノグリージョ2016 Reserva PinotGrigio シエラ・バトゥコ Sierra Batuco ピノグリージョ100% アルコール分13.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:880円 色はやや薄い金色。 香りはオレンジ、蜂蜜、パイナップル、リンゴ?ローレル? 味は甘味を伴う苦味と薄い酸味。余韻に苦味と酸味。 お、結構香り出るなぁ。 味はシンプルだがちゃんと酸が出てるし、香りに影響されたのか甘味の雰囲気も見える。 余韻も酸味の勢いが生きてる。結構美味いかも。 控えめに言ってガブ飲み向け、だがじっくり飲んでもそこそこ。 香りと味の連携が取れてて、味の流れとバランスが整ってる。 香りに誘導された酸が柱であり命。フルーティーさとボディーがここで決まる。 50分程度の時間経過(温度上昇)でも変化は軽微。(室温25℃、湿度56%) 思ったよりも香りの柑橘の存在感が強いね。 オレンジの風味のするジャスミンティーみたいな感じ。 この酸味と苦味感を同時に楽しまないと、美味さが分かりにくいかも。 香り抜きなら、味自体は大人し目の水っぽいイメージ。 ワインよりもお茶が好きな人が気に入るワインかな。 水っぽさは有るが悪い水っぽさでもなくて、これはこれでお茶の旨味感に近い味わい。 香りに誘導された酸が柱と書いたけど、むしろ酸はメインだが同時にオマケでもある。 白ワインとしての形をつくるための酸味であって、このワインのウリ(主体)としてはあまり必要でもなさそう。 開栓80分程で香り出力減退。 こうなると香りに支えられてた酸味も弱り、お茶っぽさが図らずも(?)メインに。 よりオレンジフレーバーのジャスミンティーに柑橘果汁を少量絞ったものに近い方向に。 こういうもの、と分かってるなら決して悪くない。 やはり酸が無いなら無いで、フルーティーなお茶っぽい雰囲気のまま飲める。 魚より肉かな。 塩の味を何とか足せれば、ワインの甘味を引き出せると思う。 塩焼き鶏、生ハム、チーズ&クラッカー、もちろんオイル系パスタもOK。 むしろ呼び水的に甘味を足してやってもアリだな。 生ハムメロンとか、チーズタルトとか。 これは値段以上。 1000円を狙える。場合によってはそれ以上も。 これがイタリア産で約1000円だったら、1000円相応だが1280円狙える、と書いたかもしれない。 同価格の、柑橘香だけが取り柄の下手(平坦?)なシャルドネよりも明らかに上。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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