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カテゴリ:イタリア
イタリア マルケ州 DOPピチェーノ ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ2011 Rosso Piceno Superiore カンティーナ・オッフィーダ Cantina Offida モンテプルチアーノ70% サンジョヴェーゼ30% ステンレスタンク発酵 5000リットルの大樽で熟成18ヶ月 瓶詰め後瓶熟6ヶ月(PDF) アルコール分13.5% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:1598円 色は澄んだ赤紫。 香りはブラックベリー、アンズ、プラム、ビスケット、黒糖?杉? 味は軽い渋味と薄く甘味を伴う苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 思ったより(?)味も香りも大人しい。 ベリー系をメインに、ほんのり甘い雰囲気と木の感じの香り。 味は何やら軽いな。苦味が余韻まで平坦に伸び易いからかな? 軽いなりには飲み易い。バランスは結構良い。 経年(?)でか、全体的に落ち着いてる。これはこれで、こういうもの、と思える味わい。 ガブ飲みは可能だが、じっくり飲むのもまあまあイケる。 抜栓40分経過でも変化は軽微。(室温23℃、湿度43%) イタリアワインにしては酸が頼りないな。(しかもモンテプルチアーノ主体なのに) 香りのベリー感でもう少し果実を感じさせられれば、もっと違った印象を持てたかもしれない。 でも香りも何か弱々しくて、何か違和感が有る。 セパージュとアルコール度、熟成期間から、もう少ししっかりした味のワインかと思ったが、どちらかというと渋味控えめのこなれた雰囲気を楽しむ様なワインだった。 ワインと言うより、甘くないリキュールみたいな。(もちろん熟成ワインらしいリキュール感とはまた別) 多分、これはこのワインの本来の味ではないかもしれない。 でもリリース4年で果実や香りがこうも鎮まってると、始めからこういうワインの様な気もする。 これはこれで悪くなかったし、飲み手の好みに因っては意外と好評価になるかも。 半端に熟成した右岸系安ボルドーから苦味をもう少し控えめ、かつ綺麗にした感じ? 料理は肉系が望ましいが、あまりしっかりした味わいの肉は要らない。 薄切りのローストビーフ(ポーク)に軽くオイルと塩胡椒振ったものがいいかな。 ワインの苦味にチョイチョイ合わせられればそれで良い。 渋味が無いからアブラはあまり要らない。軽いから濃い味でなくていい。 値段相応。 相応だが、同価格の一般ワインより、人を選ぶ部分は結構大きい。 渋味と酸味をしっかり感じ、果実の厚みや 重みを主張する香りを楽しみたいイタリアファンには向かない。 渋味も酸味も控えめで、樽感が無くはないが確かに感じられるワインが好みなら、気に入る。 初心者向けと言えなくもないが、初心者がこれ飲んでどこまで美味いと思うかはちょっと分からない。 ★楽天検索 オッフィーダ ピチェ スペリ★ 楽天扱い2件 わたしワインで1700円 オーソリティースタイルで1944円 1700円ならギリギリ「気が向いたらどうぞ」と言えなくもない。 1944円ならススメないな。もう200円位か足して別のワインを色々選べる。 今回1600円未満で買えたからこそ好意的に見えた部分も有ったのだが、それでも特長がハッキリ見えたわけでもないし、ちょっと面倒だな。 「マルケ州」の「大樽熟成ワイン」に興味が有れば、まあまあアリ・・・か!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/11/25 04:45:54 AM
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