|
カテゴリ:スペイン
コンビニのワゴンセール拾い品 スペインワインだけどつくってるのはフランス人のはず スペイン レイナ・カルロータ・ヴェルデホNV Reina Carlota Verdejo ポール・サパン(?) Paul Sapin ヴェルデホ(ベルデホ)100% アルコール分11.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:368円(500ml)(735円の処分特価) 色は綺麗な金色。 香りはレモンの皮、金柑、シンナー、ミント、石灰、サラダ油?氷砂糖? 味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と苦味を伴う薄い甘味。 NVだからいつのワインか分からないが、ちょい熟成しはじめ? このシンナーっぽい香りがリースリングやミュラートゥルガウっぽい。 今迄ヴェルデホはソーヴィニヨンブランに近い雰囲気と思ってたが、熟成するとリースリングやミュラートゥルガウに近い雰囲気を出す!? 味も変に酸に走る事が無く、落ち着いた出力。 酸味控えめ、苦味も控えめで、これはこれで飲み易さは上々。 ややオイリーな印象が有るが、これはそのままワインの美味さに繋がってる。 酸や苦味が変な方向に拡がらず、真っ直ぐ口内を通り抜けていく。 味だけなら、起伏の無い、それでいて細くも伸びを持つ変な白ワインに感じるかも。 でもこれは熟成に因る変化だと思う。多分リリース直後ならこうではなかったはず。 ガブ飲み可能だが、じっくり飲むのを推奨。 白ワインとしては酸や甘味に頼りない部分は有ると思う。 だが、それだけなら出方や好みの問題と片付ける事は出来る。 これはこれで万人向けの流れの内ではあるのだが、熟成でドイツっぽい雰囲気も見えつつ、基本はスペインの流れを踏襲してて、でもフランスの様な手堅い雰囲気も持ってて、おまけにスクリューキャップで保存性も高い。 これはコンビニで買えるNV品にしては意外な程レベル高いな。 野菜に塩とオイル(極端にシンプルなドレッシング)をかけたものが適任。 料理側に酸味や甘味はあまり要らない。 油の甘味や塩味なら有ってもいいが、食材に甘味や旨味が強いとワインが崩れるかも。 野菜系は問題無いとして、魚介系の場合、ホタテやイカといった旨味の強いものは向かないと思う。 赤身魚のカルパッチョにオリーブオイルと粉チーズと粗挽き塩胡椒がけ辺りがイイトコか。 無難にトマトとチーズや生ハムにオイルやハーブの組み合わせが何だかんだ言って手堅い。 500mlで368円なら値段以上。(通常735円として750ml換算で1065円) 約1000円のスペイン白ワインとしては上出来。 処分品だから仕入時期や保管環境は謎なので再現性は期待出来ないが、可能性を秘めた存在として、スペインのヴェルデホワインに要チェックの期待感。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/12/18 03:56:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[スペイン] カテゴリの最新記事
|