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カテゴリ:ドイツ
ドイツ フランケン カールシュタッター・ロシュタール・ミュラートゥルガウ・ハルプトロッケン2013 Karlstadter Rosstal Muller-Thurgau HalbTrocken フランケン生産者共同組合 GWF (Winzergemeinschaft Franken eG) ミュラートゥルガウ100% アルコール分11.5% 輸入:JSRトレーディング株式会社 購入価格:1365円 色はやや黄色がかった金色。 香りはリンゴ、蜂蜜、石灰、ライム、小麦粉、未熟な桃?チャービル? 開栓10分強でリンゴ、シンナー、粉砂糖、柚子、塩水、灰、レタス、カカオ? 味は薄い苦味と薄い甘味。余韻に薄い酸味と苦味。 なかなか綺麗なバランス。 苦味と甘味がおよそ均等な出力で、余韻の酸味でほんのりアクセント。 足りない部分は香りでちょいちょい補強。 全体的に、良い意味で控えめ。 苦味の張りが酸や甘味の突出や間延びを上手に抑えて制御してる。 ハルプトロッケン(半辛口)の表記通り、甘口まではいかないが、辛口と言う程ドライでもない。 薄いなりにミネラル感(?)は仕事してて、甘味の有る安シャブリって感じ!? 飲み易いのは良いが、良くも悪くも伸びや厚み、起伏に単調なものは感じる。 バランスの良さ故に、多少飽き易い流れになってしまうのは仕方ない。 食中酒に1杯とかなら何でもないが、1人で1本となると途中で飽き始めると思う。 だが、いくらか味の濃い料理が有れば、そこは勢いでクリアー出来そうではある。 10分程の時間経過で、香りがいかにもドイツっぽい石油香?が出てきた。 ただ、元々の香り出力がそんなに強いものではなかったし、 それ程気になる変化でもない。むしろ飽き易い流れに変化が生まれた様で 特に悪い気はしない。柑橘香が弱って、酸味の感覚に少し影響が出ただけかな。 万人向けの飲み易さで、じっくり飲んでもそこそこで、ガブ飲みもOK。 変にクセの有る辛口白ワインに不慣れな人や、甘味にしか特徴の無かったりシンナー香のうるさいドイツワインが苦手な人に向いてる。 時間経過(温度上昇?)にも強さを見せ、安定感は強い。 魚介系のマリネ料理とかその辺は問題一切無し。鶏肉・豚肉料理も問題無し。 やはり塩味が決め手。ドイツらしくソーセージにキャベツとかでもOK。 意外と、ナッツとドライフルーツとかにも合いそう。 要は塩味の他に、油分とか甘味の補填。(ワインを引き立てるためには)それが重要。 値段相応。 ワインだけなら1180円クラスの格かもしれないが、 「フランケン(ドイツ)」+「ミュラートゥルガウ」 もしくは 「(いかにも女性が好みそうな)半辛口」+「およそワインに不慣れな人でも飲み易い白」 を求める人には、1300円台は十二分に納得の価格と思う。 ★楽天検索 カール ロシュタ ミュラー★楽天扱い約2件 ドラジェ と ミュズレで1609円 約1600円・・・ちょっぴり高価い気もするが、こんなもんかと言えばこんなもん。 「フランケンのワイン」にこだわりが有るのならこれでよし。 「ミュラートゥルガウのワイン」にこだわりが有るのなら、やはりゲオルグ・アルブレヒト・シュナイダーのニアシュタイナー・パターベルクが高い完成度。オススメ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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