|
カテゴリ:ブルゴーニュ赤
ドン・キホーテで安かったので気まぐれ購入。 保管状態は棚の下段に置きっぱなし。あまり動かした形跡は無し。 ハズレたらハズレたで、まぁその時だ。この価格で文句言う気も無い。 ブルゴーニュ AOPコトー・ブルギニヨン コトー・ブルギニヨン(ブルギニョン)・ヴィエイユ・ヴィーニュ2011 Coteaux Bourguignons Vieilles Vignes ジャン・クーズロン Jean Couzelon ガメイ、ピノノワール 割合不明 アルコール分12.5% 輸入:株式会社ドン・キホーテ 購入価格:645円(1382円?→1058円→645円) 色は朱色がかったやや薄い赤紫。 香りはアンズ、チェリー、黒糖、紅茶(セイロン?)、カシス、オレンジ?バニラ? 抜栓15分程でブラックベリー、チェリー、インク、餡、セージ、ローズマリー? 味は薄い渋味と酸味を伴う薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 ・・・・ほう、意外と(?)美味いかも。 香り出力は、注いだ直後は一瞬強く出るが、すぐに萎んで低め安定。 味は経年で順調に落ち着いていったのか、穏やかな酸と香りに引き出された余韻の甘味が綺麗なバランス。 まだギリギリ渋味は生き残ってて、いくらかの飲み応えを送り出す。 黒糖やバニラっぽい香りが余韻の甘味を支え、綺麗なフィニッシュをキメる。 多分、ピノノワールの比率が多い(むしろガメイ使ってないかも!?)と思う。 ガブ飲み可能だが、じっくり飲んでみたくなる。 抜栓15分位で抜栓直後の甘い香りが徐々に後退。青臭い感じが目立ってくる。 香りに釣られて味も甘味や酸味が弱り、相対的に渋味と苦味が強まってきた。 こうなると、やっぱりガメイも使ってるかも、と感じられるw。 抜栓30分経過で、青臭い感じもまた弱ってきて、甘い香りが盛り返すw。 苦味がしつこく残る感じだが、甘い香りが復活した事で、バランスは取られる。 オーストラリアのピノノワールみたいな感じ。 総合的には、割と出来の良いブルゴーニュワイン(?)なのかもしれない。 抜栓直後なら、例えばこれが1280円位のブルピノだと言われたら、素直に納得。 時間経過後は流石にスタミナ切れか経年変化か、安っぽさが隠し切れなくなるが。 とはいえ、こういうものと思えば、それなりにアリと思える程度には美味さを持ってる。 薄さや弱さを持ちながらも、それらが欠点になってない、なってもどこか納得の範囲内。 クラッカーに柔らかいチーズでも塗って齧る位のツマミが適任。 薄い食パンを軽く炙ってオリーブオイルと塩胡椒でも良し。 肉や野菜の料理に合わせられる様なしっかりした味ではない。 ワインの穏やかな勢いを遮らない、あっさりしたものがいい。 645円なら完全に値段以上。 抜栓直後なら、まだ1382円で通用する。(ただし15分で終了w) 2011年でコトー・ブルギニヨン初リリースのヴィンテージだし、多少は気合を入れてつくったからとは考えられる。 グラン・オルディネールに代わる名前のワインとしては良く出来てると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/01/26 08:38:38 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ブルゴーニュ赤] カテゴリの最新記事
|