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カテゴリ:スペイン
ラベルに「CVNE」という会社名を印刷したら、印刷ミスで「CUNE(クネ)」と印刷してしまった! その結果、そのミスした名前で呼ばれ続け「せっかくだから、そのままブランド名に」というオチ。 せっかくだから、俺はこの赤のワインを選ぶぜ! スペイン DOリオハ クネ・リオハ・クリアンサ2014 Cune Rioja Crianza クネ社 C.V.N.E.(Compania Vinicola del Norte de Espana) テンプラニーリョ85% ガルナッチャマスエロ15%(PDF) ステンレスタンク発酵 アメリカンオークのバリック樽で熟成12ヶ月 アルコール分13.5% 輸入:三国ワイン株式会社 購入価格:998円 色はやや濃い赤紫。 香りは革、ブラックベリー、カシス、ビスケット、カカオ?インク? 味は薄い渋味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に苦味と甘味。 やや軽めの味。 クリアンサ格だし、樽感と果実が上手く噛み合いつつ、焼いた粉の様な香ばしい香りが流れる。 渋味は前面に出るものの、苦味の絡む甘味が素直に通る。 スペインらしい、樽感を利かせた1000円ボルドーって感じ。(いかにもなリオハスタイル) ガブ飲み向けワインにも通じる軽快な味わい。 常に苦味が絡む味構成に、苦手なモノを感じる人はいそう。 それがスペイン赤だと言えばそうなんだけど、この辺は慣れと経験に左右される話。 これがボルドーならもう少し渋味の厚みや勢いで押し切るところだが、このワインの場合は甘味の流れも有るし、これはこれでバランスは取れているんだろう。 まぁほぼ好みの問題だな。 ワインにもっとしっかりした果実味を求める人には、ちょっと物足りないかも。 総合的には割とよくある1000円スペイン。(1000円ボルドーのスペイン版) シンプルながらも綺麗な飲み口で、渋味は控えめ、万人向けの飲み易さ。 欲を言えば、もっと酸味の感覚が有れば複雑さと高級感も見えたと思うが、流石に価格の壁かw。 この飲み易さを考えると、酸味の出方によっては余計な要素になったかもしれないし、あえて出さないという判断も理解出来る。 料理は肉が無難だが、ワインが軽いので肉入り野菜炒め位のものが適任。 豚玉お好み焼きなんか、良いかも。先日のお好み焼きワインよりもお好み焼きに向いてるかもね。 食中酒と言わず、クラッカーにクリームチーズ&粗挽き胡椒、ナッツ類、生ハムオリーブオイルがけ、適当なおつまみにもOK。(むしろそっちに合わせる方がガブ飲みワインとしての本領!?) 値段相応。 約1000円・・・・良くも悪くも、可も無く不可も無く。 「赤ワインの渋味が少し苦手だが全く無いのも物足りない、で甘味は特に求めてないが有るとうれしい」 こういう人には良い意味で、可も無く不可も無く。 それなりに美味しく飲める。安ワイン慣れしてる人程、逆に好意的に受け取れると思う。 凡百の1000円ボルドーよりも、もう少し取っ付き易い味わい。 「渋味を軸に甘味を絡める、そこを樽感の苦味で補強し、香りで底上げ、そんなスペインワインが好き」 こういう人には悪い意味で可も無く不可も無く。そんなしっかりした味構成じゃないからw。 条件だけは満たしてると思うけど、明らかにコレジャナイ感を受ける。 こういう紹介を受けて飲んだとしたら、例え1000円と分かってたとしても、騙されたと感じると思うw。 ディエゴ・デ・アルマグロ・クリアンサの方が確実に高コスパだろう。 ★楽天検索 クネ リオハ クリアンサ★ 楽天扱い約20件 1117円~2667円 平均1350円前後 ま、出しても1280円までだな。 1500円以上は設定がよく分からん。 1000円以下ならそれなりに高評価、1300円で大分ギリギリ。1500円以上は過大評価に過ぎる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/01 08:34:29 AM
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