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カテゴリ:スペイン
ここのワインは「インテンシティ(凝縮感)」という言葉で1から10までの数字で 濃さや重さを明示している(数字が大きくなるほど重い味わいになる)が、このワインは「4」。 スペイン DOコステルス・デル・セグレ DO Costers del Segre クラモール・ティント2015 Clamor Tinto ライマット・ファミリー・ヴィンヤーズ Raimat Family Vineyards カベルネソーヴィニヨン、テンプラニーリョ、メルロー、シラー (割合不明) アルコール分13.5% 輸入:国分グループ株式会社 購入価格:944円 色は澄んだ紫。 香りはカシス、ブラックベリー、黒糖、革、フルーツトマト、カカオ?カラメル? 味は薄い甘味と薄い渋味。余韻に苦味と甘味を伴う薄い渋味。 やや軽めの味わい。ほぼインテンシティの数字通り。 香りはおよそ標準的な1000円の赤。 香りに引っ張られるのか、甘味が見え易い。 飲み易さは上々。 渋味は有るが、出力が余韻まで一定で、香りと合わせての甘味で起伏を作ってる感じ。 余韻の伸びも軽く、あっさり傾向。ガブ飲みワインの部類。 この味わいだと、むしろ渋味や苦味が余計な気もする。 まぁそこは甘味の流れで受け切る部分だが、ちょっとした変化で味構成に揺らぎが出る。 安ワイン慣れしてる人ならこの程度は個性の内かな!? 総合的には、まあまあ良い出来のガブ飲み系スペイン赤。 渋味の勢いだけに注力した様な同価格帯のアメリカや南フランスの赤よりも、軽さを活かした流れが見える分、取っつき易い。 イタリア(北部~中部)ワインから酸味を引いて、渋味もチョット引いて、甘味をちょっと足したもの と思えば丁度良いかも。 ワインが軽めなので、料理はシンプルなものが望ましい。 トマト系は問題無く、ちょっと辛い料理でも問題無い。 トマトソースのピザ全般、鶏や豚のソテーに塩振って胡椒たっぷり、とかに向いてる。 牛肉を使った煮込み料理に対応出来る程の厚みは無い。 値段相応。 約1000円。正直な出来。(ついでにインテンシティなる数字もそれなりに信用出来るものだった) 渋味は有るけどちょっと軽い、余韻も程々大人しい、価格も控えめ選び易い、 赤ワイン初心者向けから半歩前へ(!?)。
1500円超か・・。 軽い飲み口といい、先日のクネ・リオハ・クリアンサと似た感じの印象は有ったが、楽天での売値もほぼ一緒か。 この価格だと特に魅かれない。オススメしない。 約1000円ならもっと前向きに推せるんだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/02 09:29:38 AM
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