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カテゴリ:イタリア
イタリア プーリア州 IGTプーリア グリフォーネ・プリミティーヴォ2016 Grifone Primitivo ロカドーロ(ロッカドーロ) Roccadoro プリミティーヴォ(ジンファンデル)100% アルコール分13% 輸入:日本酒類株式会社 購入価格:861円 色は濃い赤紫。 香りはアンズ、革、ラムネ、クローブ、レーズン、白胡椒?餡? 味は薄い渋味と甘味を伴う酸味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。 まあまあ・・かな。 甘酸っぱい雰囲気の中にスパイス要素が混じる香り。 渋味は有るが、メインは果実感で、アルコール感の勢いも見られる。 渋味は前面に出つつも軽めで、果実味をアルコール感(?)で押し出し、厚みを演出する。 飲み易い味わいだが、悪く言えばジュースっぽい。 でもこれは好みの問題が大きいかな。 余韻の苦味が結構残り易い。 アルコール感で勢いを出す構成のワインにはよくある傾向。(これ本当に度数13%か?) 最初のジュースっぽい味を考えると、余韻がちょっと汚く感じる。 抜栓20分程(温度上昇)で、全体的に苦味が増してきた感じ。 相対的に(?)果実味が弱体化してきたかも。 炭酸の抜けた生温いグレープ酎ハイみたいな味に。 総合的には、結構普通のイタリア赤。 品種の特徴か、ややフルーティーな香りと控えめな渋味で、それなりに万人向け。 ただ、しっかりした渋味に厚めの酸味の流れが載る味の赤ワインが好みの人にはイマイチ向かないと思う。 料理は煮込み系がいいかな。 意外とパスタ類が合いそうで合わない。ただしチーズとは問題無し。 肉類は大体大丈夫。 値段相応。 相応だが、時間経過前なら980円位と言われても納得。 「1000円以下」で「プリミティーヴォワイン」が飲みたいなら割とオススメ。 400ml弱で次の日。(抜栓20時間程度経過) 香りはカカオ、革、檜、白胡椒、黒糖?杉? フルーティーさは後退、スパイス香が強まってる? 味は渋味と苦味。余韻に苦味と薄い甘味。 ガラス栓をして、常温(と言っても気温10℃程度の冷暗所)で縦置きだったが、酸味の感覚が大分弱い。 初日と比べて温度が低めだからか、渋味と甘味の出方がややシャープに出てるだけと思うが。 温度上昇で徐々に渋味が緩み、初日のフルーティーな雰囲気が戻っていく。 だが香りの果実感は戻らず、スパイシーな感覚のまま。 檜の様な(ラムネから甘い雰囲気を取った様な)香りが出てて、少し不思議な感覚。 スペインワインに近い。(多分、苦味の出方でスペインっぽく感じてるんだと思う) 2日目はそんなに万人向けって感じでもない。 でもワイン慣れしてる人なら2日目の方が美味いと思うかも。 変に甘味の感覚が伸びたり、余韻の引き摺りが無いから。 2日目も値段相応。 品種云々は関係無く、値段なりの赤ワインとしては2日目の方が美味いかも。 好みの問題は出易い。トスカーナ州のタイプが好きな人には合わない!? フルーティーな傾向の赤ワインが好きな人は初日が、渋味と比べて甘味や酸味の主張をあまり好まない人は2日目の方が気に入ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/13 01:43:08 PM
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