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カテゴリ:ラングドック:コルビエール
ラングドック AOPコルビエール シャトー・サン・ジュリアン・ド・セプティム2015 Chateau Saint Julien de Septime メディテラネ生産者組合(?) Les Vignerons de la Mediterranee シラー、グルナッシュ、カリニャン (割合不明) アルコール分13.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1026円 色は濃い赤紫。 香りはブラックベリー、カシス、インク、アンズ、革、カカオ、アーモンド?胡椒酢? 味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に苦味と薄い酸味。 思ったよりも渋味が軽いな。 ベリー香メインで後からカカオや革の様な、やや香ばしい雰囲気のもの。意外とスパイス香は無い。 味はまあまあ正統派。余韻も酸が伸びてそこそこ綺麗。 いくらか味のしっかりしたガブ飲みワインって感じ。 とりあえず渋味は前面に出してるが、南フランスの赤にしては厚みや重さが決定的に無い。 一応苦味感が各所を補強する様に動くが、それらは大して強いものではない。 この味出力で無理に補強しても特に変化は無いと思うので、割とどうでもいいな。 90分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温21℃、湿度43%) 裏のラベルに『飲み頃温度14℃前後』と書かれてたので、元々は軽やかな傾向のワインなんだろう。 少し強めに冷やして渋味や苦味のトーンをシャープにしないと、飲み応えに欠けるかも。 まぁでも、これはこれで飲み易いし、ちょっぴり味に複雑さを持たせた1000円ボルドーと思えば上出来。 軽い飲み口だけど、その軽さが弱点にはなっていない。 渋味や苦味が突出ってこともないし、基本的に万人向けの飲み易さ。 コルビエールのワインだが、コスティエール・ド・ニームのワイン、または酸味を抑えたイタリア(主にヴァルポリチェッラ)ワインに近い。 渋味軽めで酸味も控えめだから、アブラはあまり必要無く、塩味重視の流れが望ましい。 薄焼きのピッツァ、トマト系スパゲッティー、生ハムのオリーブオイルがけ、ローストポーク等が適任。 ワイン自体がしつこい味ではないので、ワインの苦味にさえ対応出来れば、口直し程度で十分。 値段相応。 約1000円のラングドックワイン、一切嘘は無し。 軽めの赤ワインが好きな人向け。酸味がメインにならないので飲み手の好みは広く取られてる。 イタリアのヴァルポリチェッラワインが好きな人なら大体気に入ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/04/17 06:26:59 AM
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