2962502 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

バックナンバー

2024/11
2024/10
2024/09
2024/08
2024/07

コメント新着

ken2137@ >>Goodwinさん 「こういうクッソ面倒な奴いるから、初夏…
Goodwin@ Re:【返品手続き】ゲアハルト伝説 最終章【事の顛末】(08/17) 貴方はゲアハルトにとって三千円弱単価で…
ken2137@ >>テ ン カ ワ さん 結構普通の味でした。 値段なりには悪くも…
2018/04/22
XML

ソーヴィニヨンブランではなく、カベルネソーヴィニヨンの白という珍しさに衝動買い。
ボルドー産だが、法的にはヴァン・ド・フランスの扱い。

 ボルドー ヴァン・ド・フランス(ブライ・コート・ド・ボルドー)
 クラレット・ド・カンティノ2013 Clarete de Cantinot
 シャトー・カンテイノ Chateau Cantinot ニコラ・ブースカッセ Nicolas Bouscasse
 ブライ産(?)カベルネソーヴィニヨン100%(リュット・レゾネ栽培)
 ステンレスタンク発酵
 アルコール分13%
 輸入:株式会社コートーコーポレーション 購入価格:2138円


色はやや黄色がかった金色。
香りはグレープフルーツの皮、インク、生姜、古いレモン、白胡椒、塩水、チャービル?
味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。


・・・・あんまり美味しく・・・ない!?
苦味基調で果実感が弱いのはまだいいとして、香りも何か振るわないな。
青草香が無いのは確かにソーヴィニョンブランではない証明でもあると思う。


スッキリ辛口の味で、柑橘の香りで薄めの酸味と苦味感をサポート。
ボルドーと言うより、ロワールの安シャルドネのイメージ。
香り控えめはいいとして、酸味も控えめでは特徴が見えない。
余計な味や香りを出してない、と言う意味では一応万人向け。


2013年でイマイチ味のノリが良くないのは仕方ない。(2013はボルドーで天候不順の年)
その上で香りがこうも のっぺりした印象になると、つまらないワインにしかならない。
こういうのは樽熟成で香りをマスクしてしてしまえば、どうにかなるものだが、このワインは樽熟じゃないし、葡萄の質(特徴?)がそのままワインに出てしまったかの様。
辛口白ワインで酸が出ないって、相当難しいワインづくりを強いられたのかな!?って思えるw。


総合的には、よく分からない白ワイン。
実験作で試しにつくったんじゃないか、と思える程に美味さが見えない。
ボルドーのブレサックロワールのソヴァージュでもまだ特徴と長所が見えたが、このワインは味も香りも、悪い意味で期待を大いにハズしてくる。


料理を美味く、って発想が起きない。
いかにワインのこの無駄な苦味の流れをコントロールするかを要求される。
野菜系の苦味に合わせて軟着陸させる方向は思い浮かぶけど、甘味が全然活かせない。
かと言って甘味を料理や調味で補填しようにもそこにワイン側が合わせてくれそうにない。
食材側が協力しようにも、ワイン側が潰しにかかる。

値段以下。
これは2000円の格に達してない、と言わざるを得ない。
「(一応)ボルドー」で「カベルネソーヴィニヨンの白ワイン」という点が最大のウリ。
そのウリを考慮に入れれば1300円位は珍しさで出せるかな。

単なる白ワインとしては、出して1000円。
「2013年」の「ボルドー」で「カベルネソーヴィニヨンの白」の3要素が最重要。
ただし、「カベルネソーヴィニヨンの白」という点に興味が無いのなら、そこで おしまいw。
ソーブラではない「カベルネの白」と言う部分にどこまで喰い付くかの勝負。


300ml強残しで冷蔵庫保管し次の日。(抜栓18時間程度経過)
香りは初日と大差無し。温度上昇(?)で杏露酒っぽい雰囲気の香りも。
味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄い甘味。

初日と比べると、酸味が出易くなった感じ。
香りに引っ張られたか、余韻に甘味の流れも見えてくる。
下手すりゃ苦い水になりそうだった初日よりは、もう少し膨らみが出てきた。


初日は温度が低すぎた!?(低過ぎと言っても10℃未満程度)
冷温でスッキリ感が必要以上に出たせいで、起伏が潰れてた可能性が出てきた。
だが、初日も1時間位かけてゆっくり飲んでたつもりだったが、その時間でも特に変化は無かったと思う。(たしか室温は21℃位だったはず)
温度よりも時間経過で空気に触れての変化の方が大きいのかな?
白ワインだが、デキャンティングするってのも手段の一つだったか。


総合的には、やっぱりよく分からん白ワイン。
苦味の張りがしっかりしてて独特の厚みを感じる時も有り、実力はそれなりに持ってたんだと思う。
だがワインの辛口さの方向がイマイチ上手く進路を取れず、酸味も甘味も香りもあらぬ方へと散ってしまう。
自分の好みに合わなかった点も有ろうけど、味の決め手が最後まで見つからなかった。


ワイン単体だと大分アレだったが、2日目の味は料理に合わせる気になるものだった。
と言っても、魚介マリネで酸味の補填とか、鶏や豚の肉の甘味で苦味を牽制とか、セオリー通りの料理向け。
ボルドーの白としては何も間違ってないw。ある意味手堅いポジション。
それならばなおの事、このワインである理由って何だろ?

2日目も値段以下。
持ち直した部分は有ったが、1300円位と思ったのが、何とか1580円位になった程度。
2000円以上出してまた買って飲もうという気にはならない。


★楽天検索 クラレット カンティノ★
楽天扱い約4件 2322円~3218円 平均2700円前後

ソムリエの勉強用か、ワイン会での一発ネタ用。
「カベルネソーヴィニヨンの白」という一点のみがウリ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018/04/23 08:13:43 AM
コメント(0) | コメントを書く
[フランス:ヴァン・ド・ターブル] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X