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カテゴリ:ドイツ
もらいもの ドイツ ナーエ地方 ピーロート・ブルー・ブルク・ライヤー・シュロスカペレ・カビネット2016 Pieroth Blue Burg Layer Schlosskapelle Kabinett フェルディナンド・ピーロート Ferdinand Pieroth GmbH ケルナー、シルヴァーナ、ミュラートゥルガウ 割合不明 アルコール分8.5% 輸入:ピーロート・ジャパン株式会社 参考価格:4000円前後 色は薄い金色。 香りはレモン、石灰、シロップ、塩水?クリーム? 味は薄く酸味を伴う薄い甘味と薄い苦味。余韻に酸味と薄い苦味。 ・・・普通。 柑橘感から入って、ミネラルを思わせる様なものがメイン。蜜香は弱い。 とりあえず甘味は前面に出し、程々の酸味を余韻に送る。 甘酸っぱい味。フルーティーなスポーツドリンクの印象。 飲み易さは問題無い。ガブ飲みOKの、やや軽めの味。 ワインにこだわりを持たない女性なら、美味しいとは言うと思う。 90分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温24℃、湿度58%) 冷温キープに越した事はないが、温度が上がってもあまり印象は変わらない。 冷温で味に締まりを持たせた方が良いとは思うが、余韻は浅いし、 コップに氷入れて飲んでもそれなりにイケる。 もうね、悪い意味で普通。 普通なりに万人向け高汎用で、これはこれで商品としてはアリよ。 ガブ飲み向け。水っぽいとまでは言わないが、厚みとか果実の動きとか香りとか色々ショボくて残念。 高級感とか土地の良さとか、そういうのとは無縁。 甘酸っぱい、飲み易い味というのは確かにそう。で、それだけが全てかな。 価格が価格だから、必要以上に評価のハードルが高くなってる点は有ると思うが、それにしたって、(すごく乱暴な言い方だが)「ドイツ感」が無い。 ここでいうドイツ感と言うのは、「こういうワインは、それなりに出来の良いドイツの白でないと飲めないな」って思える個性と美味さを持ってる、と感じられる事。 このワインにはそれが無い。 ドイツの白と言われて納得はするが、ドイツ白が飲みたいと思った時に、選択肢の有る状況下でこのワインは選ばない。 料理は結構何でもいい。気軽に気楽に飲むのがこのワインの楽しみ方。 このスポーツドリンク的な甘酸っぱさを活かすのも良いが、そこにこだわる必要も無い。 ガブ飲みワインらしく、ジャンクフードに合わせるか、酸味を補填するつもりでトマト系の料理 や魚介マリネに合わせるのもいいかな。 完全に値段以下。 この位のワインは1000円台前半でいくらでも有る。(同じドイツはもちろん、ニューワールドにも) 「ナーエ」のショバ代と「カビネット」の等級代入れても、精々1680円がいいとこ。 これで3000円も4000円も取られてはワイン初心者がドイツワインに誤解を持つ。 1000円位なら大して腹も立たんが、2000円以上だと「ナーエの非リースリングが云々」とかの理由が要る。 3000円以上となると、完全に贈答用。自分で買って飲みたいとは思わない。 ★楽天検索 ピーロート ブルー カビネット★ バラプレゼント・アルトミナーレで送料込6980円(バラの花束付) ワイン4000円+バラ2000円+送料1000円ってところか。 バラ代(約10本)2000円はいいとして、このワインで4000円はキツいっす!。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/06/29 11:02:58 AM
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