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カテゴリ:ドイツ
ドイツ ラインヘッセン オッペンハイマー・クレーテンブルンネン・アウスレーゼ2015 Oppenheimer Krotenbrunnen Auslese ウェーバー醸造所 Weingut Weber フィントリンク(ミュラートゥルガウの突然変異種)主体 アルコール分10% 輸入:株式会社 八田 購入価格:1944円 色はやや黄色がかった金色。 香りはシンナー、ライムの皮、薄い蜂蜜、石灰、塩水、新品ビニールシート? 味は苦味を伴う甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 まあまあ。いかにもドイツっぽい雰囲気。 シンナー香に柑橘と蜜感、正統派の香り。 アウスレーゼとは言うものの、そんなに甘味に走ったバランスでもない。 ミュラートゥルガウの変異種という事で、リースリングみたいな圧(?)を出さずに済んでるのかな? 一般的なリースリングのカビネット格とほぼ同等の甘味出力。 苦味も程々で、この苦味がちょっと弱い酸味を上手く底上げ。 悪く言えば、わざわざこの葡萄でワインをつくる意味が有るのか?とも思う。 リースリング程派手ではなく、ミュラートゥルガウ程大人しくもない、ちょっと半端。 味と香りの連携が弱いのか? これはこれでワインとしては何も不味くないけどね。 このワイン一本飲んだだけでフィントリンク云々は語れないけど、フィントリンクの個性とか良さみたいなのは分からない。 とりあえず、アウスレーゼ云々は置いといて「ドイツ」の「甘口白ワイン感」は問題無い。 オッペンハイマー・クレーテンブルンネンと言えば、リープフラウミルヒに次ぐ安いドイツ白の産地というイメージだったが、それだけ安定した品質と生産量を確保出来るんだろう。 アウスレーゼ格を名乗れる糖度まで持ってきた事で(?)、それなりにしっかりしたコクとボディを感じられるレベルに達した。 塩の味と相性良し。 ボイルソーセージはもちろん、カルパッチョやチーズ系の薄焼きピッツァとか良い感じ。 やはりザワークラウト&ソーセージ&ポテトのいかにもなドイツっぽい料理にピッタリ。 正直、値段以下。 味だけで言うなら、1580円位のところ。 「アウスレーゼ」の格代と「フィントリンク」という葡萄の珍しさ代で+500円弱。 「ドイツの甘口白」としての手堅さは確か。その辺の気軽さを考慮すれば、見所も有るのかな・・。
「フィントリンク」という葡萄に何らかの興味を持ったのでなければ、買う事はないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/07/02 07:42:53 AM
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