|
カテゴリ:ラングドック:コルビエール
ラングドック AOCコルビエール シャトー・ド・オーシエール(ドーシエール)2013 Chateau d'Aussieres ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット) Domaine Baron de Rothschild(Lafite) シラー60% グルナッシュ25% ムールヴェードル15% オーク樽熟成12~16ヶ月(新樽率40%) アルコール分14% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:2479円 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、杉、鉛筆、プルーンジャム?胡椒? 味は渋味と苦味を伴う薄い酸味。余韻に苦味と甘味を伴う渋味。 南フランスの雰囲気がしないね。メドックみたいな香り。 渋味しっかりで酸は有りそうでそんなに無い。 味よりも余韻の方がメインに感じる。 シラーの雰囲気が弱い。カベルネソーヴィニヨンっぽい。 まだ樽のノリが馴染みきってないのか、苦味の出方に変な癖が有るが、こういうもの と思える範囲内。 90分以上の時間経過でも変化無し。 アルコール度14%の割には意外と厚みは無い。 口当たりはやや軽め。でも飲み易い味でもないんだよなぁ。 でも余韻の存在感は有って、このおかげで全体のボリュームは保ってる。 南フランスのワインにボルドー(メドック)の雰囲気を纏わせた赤。 南フランス(ラングドック)のワインとしては下手に甘味が絡まず、香りもありふれたものでもなく、一応個性は有る。 が、現状・・パッとしないな。 もう5年位の熟成によってコーヒーっぽい雰囲気になる気がする。 その状態で、こなれた雰囲気の赤として楽しむためのはずのワイン。 ここまで自分が書いてきた↑の文章を読んで、間違ってるとは思わないが、数か月後とかに読んで、どんな味のワインだったか自分で記憶を思い出せるか自信が無い。 どういうワインなのか、よく分からん。不味くは無いけど、特別美味くもない。 多分、自分がボルドー好きじゃなかったら、それこそ見所が何も見えてないと思う。 手軽な肉料理に甘目のソースが適任。 ローストポーク、蜂蜜がけチーズピザ、中華料理の酢豚等。 渋味と苦味に軽く対応出来れば大体OK。 値段以下。 2500円弱と言われると、いかがなものか。10年程度経過したバックヴィンテージなら分かる。 リリース直後だと「ロートシルト」のブランド代込みでも、せめて2000円。 1680円位で売ってた時代(10年位前?)を知ってると、現在の価格は結構な過大評価。 1000円台中盤だったら、まぁこれはこれで、って思えるかも。 個人的には、今のこのワインに2500円弱出すなら、オーメドックのシャトー・ペイル・ルバードを選ぶ。 どちらも7年~10年は熟成が必要になるワインだが、ペイル・ルバードの方が直球のメドックらしさが有るから。 500ml残しで次の日。(抜栓後約20時間経過) 香りは杉、インク、甘草、シナモン?黒砂糖? 味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い渋味。 渋味が大分ソフトになり、ボデイの滑らかさが向上。 苦味基調でほんのり酸味の、やはりコーヒーっぽい雰囲気になってるな。 このワインは熟成させて渋味を落とし切り、杉とスパイスの香りを楽しみながら、 スルっと飲むのが正解か。 リリース直後(少なくとも5年以内)に飲んでも、イマイチ本領を発揮する気がしない。 飲むのなら、多少香りの幅や出力を犠牲にしてでも、前日抜栓とかの手間が要る。 良くも悪くも、南フランス(コルビエール)でつくった「ボルドーワイン」。 ボルドータイプの赤の亜種と思えば、理解し易い。 言い換えれば、ボルドータイプの赤に心得が無ければ、何が良いのか分かりにくいワインだと思う。 2日目も値段以下。 10年程度のバックヴィンテージなら2500円もワンチャン有り。 そうでなければ「ロートシルト」の名前代込み。興味無い人には困惑要素。 ★楽天検索 シャトー オーシエール★ 楽天扱い約10件 2340円~3337円 平均2700円前後 この価格で買う意味と理由がどこまで有るか全く不明。 「あのシャトー・ラフィットで有名なロートシルト家が南フランスで作る赤」という一文に興味が無ければ割とどうでもいい。 せめて1800円台以下辺りならもう少しススメる気にもなったが、2500円以上は流石に行き過ぎ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/02/16 08:22:32 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ラングドック:コルビエール] カテゴリの最新記事
|