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カテゴリ:スペイン
スペイン DOマドリード DO Vinos de Madrid テホネラス・アルタ・セレクシオン2009 Tejoneras alta Seleccion ボデガス・ヌエヴァ・ヴァルヴェルデ(ヌエバ・バルベルデ) Bodegas Nueva Valverde メルロー38% カベルネソーヴィニヨン28% シラー24% ガルナッチャ10% フレンチオーク樽とアメリカンオーク樽で熟成12ヶ月 アルコール分15% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:2030円 色は濃い紫。 香りはブラックベリー、アンズ、インク、枯れ木、ビスケット、たばこ?古い油? 抜栓50分弱でブラックベリー、カカオ、カラメル、ビスケット、インク、湿った土? 味は酸味と渋味。余韻に苦味と薄い酸味。 抜栓40分強で苦味と甘味を伴う渋味。余韻に苦味と薄い甘味。 思ったよりも大分フルーティー。 ベリー香とほんのり香ばしい感じの火の感覚に、特徴的な土や木の粉の様な香り。 渋味よりも酸味が前に立ち、余韻の苦味で起伏をつくる。 結構飲み易い。アルコール感で余韻のボリュームを出し、飲み応えを演出。 それなりに経年熟成したのか、渋味は意外と大人しい。 一応樽の感覚はそれなりで、苦味の底上げと高アルコール感で特徴を見せる。 香りはパッとしないね。 熟成の谷間なのかもしれないが、かなり中途半端。 味もガブ飲みする程の軽さではなく、じっくり飲める程の深みも無い。 抜栓40分程で、酸味が大幅に後退。香り出力も減退。(室温20℃、湿度38%) 苦味の感覚がもう少し円やかになり、コーヒーっぽい感覚が出てきた。 余韻の勢いはそのままで、いかにもスペインワイン独特の味わいに。 抜栓50分程で香りがやや向上。 コーヒーっぽい味わいに合わせて変化したみたいで、悪くない。 カカオやカラメルの香りが甘味を強調させ、ここに来て全体のバランスが安定する。 総合的にはそこそこ骨太のスペイン赤。だが、やや大味。 時間経過での変化は悪くなかったので、抜栓して50分以上は待っててもよかったのかな。 多分熟成が足りてない。リリース9年弱ではまだ不足。15年~20年は寝かせてよかった。 最後まで注いでも澱の発生は無し。 本来はすぐ飲むべきで、そもそも寝かせる前提のつくりでもなかったのかも。 それならフルーティーさ重視、渋味軽め傾向で納得。 料理は肉で。でも香りはあまり気にしなくていい。 ワインに渋味が目立たないので、意外と肉にアブラは必要無い。 抜栓直後の酸味に合わせて、柑橘の味や香りにも対応させるのもアリ。 時間経過後なら苦味を緩和させるのに、鶏唐揚げ位のアブラ感は有ってもいいね。 肉料理に合わせるのなら、このワインで必要十分な能力が有る。 値段相応。 一応、約2000円の格は持ってる。経年熟成の潜在能力も有る。 リリース後3年以内に飲むか、15~20年経過してから飲むかの両極端。 間のタイミングで飲むと、イマイチ美味さを楽しみ切れない気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/04/12 07:48:16 AM
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