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カテゴリ:スペイン
もらいもの スペイン DOイエクラ カスターニョ・モナストレル2016 Castano Monastrell ボデガス・カスターニョ Bodegas Familia Castano モナストレル(ムールヴェドル)100% ステンレスタンクでマロラクティック発酵 アルコール分13% 輸入:アグリ株式会社 参考価格:1000円前後 色はやや濃い紫。 香りはブラックベリー、プルーン、餡、プラム、紅茶の出涸らし、革?アンズ? 味は薄く苦味を伴う渋味と酸味。余韻に苦味と薄く甘味を伴う酸味。 まぁ普通。 渋味と酸味で赤ワインらしさを出し、香りの印象から果実感も出す。 余韻の酸が結構綺麗で、ここで最終的な味バランスが確定してる感じ。 この渋味の出方にしては、なかなか飲み易い方。 やはり酸が効いてるからか、味の厚みとフルーティーな雰囲気の両方を演出 出来てる。 開栓直後はアルゼンチン辺りの安マルベックの香りかと思ったが、飲んでみると、この苦味の感覚はスペインと考えるべきか。 苦味が強く出過ぎる(と言うより酸の出方が弱い?)時が有る。 これは飲み方とタイミングに左右されてるだけで、偶然そうなっただけだろう。 バランスが良いから、逆にどこか一つ欠けると、崩れ方も想定以上に大きくなるのかな。 総合的には、割と普通のスペインワイン。 可も無く不可も無く、およそ万人向け。 ボルドー系のワインが好みの人なら、酸の出方と苦味の絡み方に特徴を感じるだろうが、ほぼ違和感無く飲める。 「フランスのムールヴェドル」と言われるとよく分からんが、 「スペインのモナストレル」と言われると謎の(?)納得感を感じるw。 品種の特徴よりも土地(国)の特徴が出てた気がする。 開栓90分程で香り出力と幅が大きく減退。 ブラックベリーと紅茶の出涸らしにプルーンっぽい香りが支配的に。 意外に味は大きく変わらず、酸味の出方に影響が出てきただけ。 こうなるとよくある安赤。でも90分保ったなら上出来。 料理は肉が無難だが、ワインの酸味に合わせ易く、苦味をいくらかコントロール出来るものが向いてる。 今回鶏の唐揚げに塩レモンで合わせたが、適度なアブラの甘味がワインの酸と苦味を円やかに噛み合った。 中華料理とかには意外と良い相性かも。粘性が有るソースや片栗粉のトロみに上手く合う。 多分、ちょっと辛い料理(大穴で胡桃の蜂蜜漬けとか、甘い物?)にも合わせられると思う。 値段相応。 約1000円のスペイン赤。ほぼ万人向け。 料理との相性も分かり易く、渋味と酸味の両立が有るからこそ、合わせられるものの幅が広い。 ★楽天検索 カスターニョ モナストレル★ 楽天扱い約6件 929円~1269円 約1100円前後 まあまあこんなもん。 気が向いたらどうぞ、のレベル。 送料無料セットの中に入ってる感じのタイプ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/04/23 07:21:05 AM
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