096160 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

旅に出よう 思い出は語らず。

旅に出よう 思い出は語らず。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2005.06.19
XML
まだ、前書きのみを、読んだ時点で、おやっと思うことがあった。
デフレが、諸悪の根源というのが、主な論点だが、
さらに、デフレが、その政権の、政策のために起こっているというが、
税収も、雇用も、需要も、減らしたので、
比べてみると、小渕内閣が、株を、上げたのに、
森、小泉内閣は、株を、下げ、
あの日本中から嫌われた、橋本内閣と、同じだという、論点であるが。

デフレって、各国の、GDPや、一人当たりの年間所得ってのが、
かかわってきて、たとえば、中国人の、平均月収が、1万円で、
日本人の平均月収が、20万円だとすると、
船便で、30日で、輸送できると、
おなじ仕事が、中国でも、日本でも、作れる時代に、
いつまでも、かたや1万円のまま。かたや20万円のままってわけには、
いかなくて、いずれは、1万円の、中国が、3万円、5万円と、上がっていって、
20万円の、日本が、どんどん、20万円、18万円、15万円、10万円と、下がっていくのが、普通じゃないかな。

物の値段で言うと、以前15万円のエアコンが、
5万円でできたり、日本の棒ネギが、300円で、
飛行機を、使っても、中国産が、120円だったり、
それって、作っている人の人件費が背景にあったり、

たとえば、NSK日本精工のさいたま工場で、
職工の工賃が、8時間当たり、派遣の、日系ブラジル人を使っても、
1万円ちょっと、それが、タイのチョンブリの海外工場なら、
同じ、8時間当たり、300バーツ(900円くらいじゃないかな)
会場輸送費を、考えても、日本で作るより、
中国や、タイで、作ろうってことになって、
デフレって、ソウ簡単に、克服できる問題では、無いんじゃないかな。
だから、どんどん、日本人の正社員の首切りが始まっていて。
予算を、増やそうが、どうしようが、海外に行ってしまった、仕事って、
戻ってこないよね。
それを、無理やりに、国内需要を、起こし、
赤字国債を、垂れ流せば、
長屋の花見では、ないが、
外から見れば、100円の、沢庵を、1000円の、蒲鉾といって、
お互いに、かさ上げしても、
醒めて見れば、箪笥にたまったものは、狸の、贋物のお札、(実は、葉っぱ)
ということになる。

この辺は、援助と称して、
日本から毛布を、もって行くことが、如何にばかばかしい
国内対策かということで、
昨今は、援助する地域の、近くで、
調達するようになったのは、
なんだ、今頃といいながら、
やっと、1000万円の、援助が、1000万円に近い、自質的な、
値打ちのものになったということで、
国際的、物価や、人件費を、考慮に入れなければ、
その値打ちが、生かせない。

長くなったが、この東大での、卓郎チャンは、
その辺を、書き落としている。

たとえば、養老院を、日本で、50人介護ケアするホームを、
作るのと、タイか、フィリピンで、作るかして
10分の1で、できるならば、そのほうが、いいし、
なんだかんだと、既得権益を、手ばさない、
同じ東大出に、代表されるお役人が、
いちいち、上前を、はねるのが、悪いので、
国の予算が、実際に役に立たない、
企業の、談合で、かさ上げた裏金を、談合の企業のトップと、役人と、議員へのキックバックが、行われているということも、書き落としている。

まあ、本文を、読み出したら、また、話を、進めようと思う。
とまれ、この、 「年収300万円時代を生き抜く経済学」は、
2003年のベストセラーになったくらいだから、注目するところも多いが、
前書きの論点が、ユニークで、そういうわけで、KEN3も、注目したんだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.06.19 12:12:48
コメント(2) | コメントを書く
[古本を読み倒すの巻」立ち読み歓迎] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X