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カテゴリ:古本を読み倒すの巻」立ち読み歓迎
まだ、前書きのみを、読んだ時点で、おやっと思うことがあった。
デフレが、諸悪の根源というのが、主な論点だが、 さらに、デフレが、その政権の、政策のために起こっているというが、 税収も、雇用も、需要も、減らしたので、 比べてみると、小渕内閣が、株を、上げたのに、 森、小泉内閣は、株を、下げ、 あの日本中から嫌われた、橋本内閣と、同じだという、論点であるが。 デフレって、各国の、GDPや、一人当たりの年間所得ってのが、 かかわってきて、たとえば、中国人の、平均月収が、1万円で、 日本人の平均月収が、20万円だとすると、 船便で、30日で、輸送できると、 おなじ仕事が、中国でも、日本でも、作れる時代に、 いつまでも、かたや1万円のまま。かたや20万円のままってわけには、 いかなくて、いずれは、1万円の、中国が、3万円、5万円と、上がっていって、 20万円の、日本が、どんどん、20万円、18万円、15万円、10万円と、下がっていくのが、普通じゃないかな。 物の値段で言うと、以前15万円のエアコンが、 5万円でできたり、日本の棒ネギが、300円で、 飛行機を、使っても、中国産が、120円だったり、 それって、作っている人の人件費が背景にあったり、 たとえば、NSK日本精工のさいたま工場で、 職工の工賃が、8時間当たり、派遣の、日系ブラジル人を使っても、 1万円ちょっと、それが、タイのチョンブリの海外工場なら、 同じ、8時間当たり、300バーツ(900円くらいじゃないかな) 会場輸送費を、考えても、日本で作るより、 中国や、タイで、作ろうってことになって、 デフレって、ソウ簡単に、克服できる問題では、無いんじゃないかな。 だから、どんどん、日本人の正社員の首切りが始まっていて。 予算を、増やそうが、どうしようが、海外に行ってしまった、仕事って、 戻ってこないよね。 それを、無理やりに、国内需要を、起こし、 赤字国債を、垂れ流せば、 長屋の花見では、ないが、 外から見れば、100円の、沢庵を、1000円の、蒲鉾といって、 お互いに、かさ上げしても、 醒めて見れば、箪笥にたまったものは、狸の、贋物のお札、(実は、葉っぱ) ということになる。 この辺は、援助と称して、 日本から毛布を、もって行くことが、如何にばかばかしい 国内対策かということで、 昨今は、援助する地域の、近くで、 調達するようになったのは、 なんだ、今頃といいながら、 やっと、1000万円の、援助が、1000万円に近い、自質的な、 値打ちのものになったということで、 国際的、物価や、人件費を、考慮に入れなければ、 その値打ちが、生かせない。 長くなったが、この東大での、卓郎チャンは、 その辺を、書き落としている。 たとえば、養老院を、日本で、50人介護ケアするホームを、 作るのと、タイか、フィリピンで、作るかして 10分の1で、できるならば、そのほうが、いいし、 なんだかんだと、既得権益を、手ばさない、 同じ東大出に、代表されるお役人が、 いちいち、上前を、はねるのが、悪いので、 国の予算が、実際に役に立たない、 企業の、談合で、かさ上げた裏金を、談合の企業のトップと、役人と、議員へのキックバックが、行われているということも、書き落としている。 まあ、本文を、読み出したら、また、話を、進めようと思う。 とまれ、この、 「年収300万円時代を生き抜く経済学」は、 2003年のベストセラーになったくらいだから、注目するところも多いが、 前書きの論点が、ユニークで、そういうわけで、KEN3も、注目したんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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