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テーマ:■南の島の過ごし方■(815)
カテゴリ:フィリピンけん玉活動
NGO団体よりパヤタス地区へけん玉講師としてお招きいただきました。
フィリピンではゴミを拾って生活している人の事をスカベンジャーと呼びます。 スカベンジャーが特に多い地域がパヤタス地区です。 そこの子供達にけん玉を教えてきました。(彼等は普段学校へ通っていません) そしてフィリピン産けん玉を10本寄贈してきました。 事前に主催者やスタッフの方に強くお願いしたのは、 私をけん玉名人と呼ばないでくださいという事でした。 「じゃあ何て呼べばイイデスカ?」 「ケンダマンでお願いします!」 ショーを始める前にけん玉とは何かの説明の時間を設けました。 あらかじめ用意していた台本(英語)を、司会者の方にタガログ語で説明してもらいました。 まず自分がステージに立ち、ひと通りの基本技を披露します。 けん玉ショーと呼べるレベルの事は何もやっておりませんが 彼等にとって大皿以外の技を見るのは初めてのようでそれなりに盛り上がりました。 LEVEL1 LARGE CUP ! とか言いながら大皿から順に披露していき、飛行機で一回失敗してしまいましたが それ以外は全てノーミスで順調に進みました。 そして最大の難関「灯台」の番がやってきました。 練習でも15回に一回程の成功率ですが一発目で決まった時は最高にハイってやつでした。 子供の数は約100~120人。スタッフも含め大人は約20人。 病的な程の恥ずかし我リヤの自分にとってまさに修羅場ですが、 この日は「子供達の前でカッコつけたい」という思いがプレッシャーを上回り、 緊張感を支配する事が出来ました。 その後はけん玉を練習してもらい、大皿チャレンジ大会を行いました。 時間内に何回大皿を成功させられるかを競います。 2人、抜群にけん玉センスの優れている子供がいました。 他の子供達は腕だけで(前振りのように)けん玉を引き上げてしまうのですが その2人は膝を使いまっすぐに引き上げ、しかも上死点に近いところでキャッチしていました。 ゴミを拾って生活している彼等ですが当日は誰一人、そういった生活を感じさせるカッコをしておらず本気モードの勝負服のようでした。(特に女の子はドレスとか着ていた子が多かった) これらの事から、毎週日曜日にやってくるこのNGO団体を皆が楽しみにしている事が伺えました。 けん玉でまた何かお役に立てる事がありましたら御一報頂きたくお願い申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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