【ラブシャッフル】第8話
みんなで楽しく、24時間見守ろう!海里の誕生日まで、ついに後24時間。薬を多めに処方しようと言う菊田に、旺次郎はそういうのは止めて、時間が過ぎるのを自覚させよう、と言う。もうバラバラ状態になっているシャッフルの中で、真面目にデートを続ける諭吉と芽衣。あの例の気になる人と言う問題は・・・解決しました。最初から、そんな人は居なかったんです。・・・おかしいな・・・ショックを受ける諭吉。胸が痛い。心の中はモヤモヤ。保健所の捨て犬収容所で犬を見る、旺次郎と海里。死のうと言う意志が持てる人間っやつは贅沢だ。この犬は次は鳥になって、空を飛ぶ。こっちの子は、深海魚になってのんびりするし。もう人間には見つからない。人間は嫌い。誰かを傷つけずにはいられない。それが嫌いな人は、自分を殺す。相変わらず、タナトスから離れない海里。菊田に招集をかけられた男性陣が家に行くと玲子が私、妊娠してる。ウソだと言ってよ、ジョー・・・!動揺する男性陣の前で、玲子は平然として微笑む。この子は、私と主人の子供として大切に育てるつもりだから。そう。最初から。玲子の家は政治家の家系。父親は有名な代議士だった。玲子には跡継ぎを作る必要があった。しかし、夫には・・・タネがない。誰でも良いワケではなかった。と玲子は言う。私の夢は、最も綺麗な政治家を作ることなの。有権者の半分は女性よ。花のある政治家を私が作るの。ありがとう。ラブシャッフル。さよなら私の恋人達。と、玲子は上機嫌で帰って行った。複雑な表情の男たち・・・啓は玲子を追う。何かあったら連絡して下さい。えっ。例えば輸血とか・・・すぐ駆けつけますから。微笑む玲子。あの時、プールバーで言ってくれたね。出会った日にホイホイ抱けるような安い女じゃないって。これからは、そういう女として生きるわ。マンションの廊下ロビーでは、4人で海里の誕生会。もうすぐ、海里は20歳になる。ホッとする愛瑠と啓だったが、旺次郎は海里は必ず死ぬ。と言う。お前は自殺する。ただし、オレが死んでからだ。オレの後を追うように自殺しろ。聞いてるか、タナトス!海里がくたばるのは、オレのずっとずっと後の話だ。プロポーズ。海里は、それを受け・・・自殺は思いとどまったに見えた。しかし、タナトスは微笑みながら海里に忍び寄る。まさか・・・今さら生きるとは言わないだろうね。その夜、海里は姿を消した。なんでだよ・・・部屋に入り、絶望する旺次郎とドアを見つめ、ひとり微笑む菊田。諭吉は芽衣に引き込まれていった。気になる人、実は居たの。過去形だけどね。啓の時とは違う、文字通り、何か気になる人がいたの。同時に2人の人が心に存在するなんて。それで気になる人が残らないように心から追い出したんですね。うん。だから、過去形。別れ際、諭吉は芽衣を呼び止めた。オレは、貴女の心から出ていかない。 旺次郎の部屋では、旺次郎に、やっと手に入れた亡き人の面影を求める菊田が啓と愛瑠はお互いの強い想いに気付いてそして、芽衣から引く事はもはや出来ない諭吉は芽衣を抱きしめる。空は半月。そして、それぞれがそれぞれの想い人の唇にキスをする。すごい。。。シャッフルされた恋人達が、それぞれに想い人を見つけて、ピッタリと合った瞬間。ゾクゾクした。でも、旺次郎は、菊りんの陰謀で、無理矢理に海里と引き離された状態。これは。。。やっちゃダメだよね。。。病んでいたのは菊りんだった。犠牲になった海里は何処へ行っちゃったんだろ。でも、きっと死なない。旺次郎への想いの方がタナトスに勝つ。と、私は信じているんだけど。諭吉の思いが切なくて泣けた。ウェディングドレスの芽衣を前に涙を流す諭吉。確かに。。。かわいい。。。本当に芽衣はダメだわ~。たぶん、最後まで好きになれないキャラだ。こういう、無意識に人を傷つける女が一番始末に負えないんだよでも。。。啓の心は愛瑠に添っている。ここは、芽衣と啓がお互いに気持ちを認識すればキレイにシャッフルするわけだから。。。問題は菊りんだな。。。菊りんが居なければ、旺次郎と海里の間に邪魔はいない。玲子は自分の道を行く人。そう考えると、この企画を考え、支配してきた、このタナトスの孤独が見えてくる。この人を救うのは。。。このメンバーの愛の力なんだよ。パンダキャスト宇佐見啓 ・・・玉木宏(IT企業課長)逢沢愛瑠 ・・・香里奈(通訳)世良旺次郎 ・・・松田翔太(カメラマン)大石諭吉 ・・・DAIGO(株トレーダー)早川海里 ・・・吉高由里子(美大生)上条玲子 ・・・小島聖(人妻)香川芽衣 ・・・貫地谷しほり(家事手伝い)菊田正人 ・・・谷原章介(心療内科医) ●アース・ウインド&ファイアー(Earth.Wind & Fire)“ベスト・オブ EW&F Vol.1”CD(2004/2...ただいま試験的にトラバを即時反映させています。いずれ承認制に戻すかもです。ご了承下さい